「3Dプリントとフィニッシャーズでシートを武装」

1/24 HASEGAWA FAIRLADYZ 432R

1/24 HASEGAWA NISSAN FAIRLADYZ 432R part2

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

Part1からの続きで、今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください

ボディ塗装

まずはボディ塗装から行ってまいります

FAIRLADYZ 432Rに当時用意されていたカラーは日産グランプリオレンジの一色のみ

生産台数はわずか50台とも言われ、現存台数は世界で10台とも言われている幻の個体

今回は幻のZに恥じぬよう、グランプリオレンジをボディに、そしてボンネットにはつや消しブラックを塗装をしていきます

最初は各メーカーから販売されている「オレンジ」をと思っていましたが、色味が全く違うので調色してみることに

調色したカラーですが、タミヤのイエローが5割、ブライトレッドが4割、クレオスのココアブラウンが1割といったところ

こちらの調色したものにガイアノーツの薄め液(T-01)で1:1.5に薄めエアブラシで吹き付けを行いました

ボディ塗装の工程としては3工程で、

1工程目は各ラインや角を中心に

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分

3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます

塗分け(エアブラシ)

次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます

塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
そして次にシルバー等のメタリック系
続いてその他のカラーとなります

またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、ミッションケースや、マフラー触媒部分にはフラットアルミを吹き付け
更にマフラーエキゾーストパイプ部にはクレオスのスーパーチタンを塗装しその上から「焼け」の表現としてエキゾーストの曲がっている部分にクリアオレンジを塗装していきました

またインテリアですが、エヴォブラックで統一し、シートの皮部分はブラックを塗装しツヤを出してあります

最後にクリアレンズ類ですが、クリアオレンジ→クリアレッドの順でマスキングをしつつ塗装を行なっていきました

塗分け(筆)

続いて筆を使用した塗分けです

こちらはセオリー通り薄い色からということで、シルバー系から塗装を重ねていきます

基本的には説明書指定通りに塗装しましたが、内張のパーツの中で、くるくるハンドルのふちや、ドアレバーをエナメルシルバーで、別パーツとなっているダッシュボードパネルの縁と内張のメッキモールを、4アーティストマーカーのシルバーで塗装をしていきます

センターコンソール上にあるキーシリンダパーツはオレンジを塗装

自作したシートベルトの金具は下地にブラック、上から4アーティストマーカーのシルバーを重ねてあります

シフトノブとハンドルの木目は下地にエナメルシルバーで塗装し、その上にタミヤのマホガニーをドライブラシ気味でかすれさせるように塗装、最後にクリアオレンジを重ねて木目塗装を表現してみました

デカールの貼付

次にデカールの貼付けです

まずは車名プレートから貼り付け、ボディにはサイドにトレードマークとも言えるストライプデカールを貼り付けていきます

水分と空気を筆でやさしく抜きつつ作業を行なっていきました

次にインテリアはダッシュボード内のメーター部分のデカールですが、非常に小さなデカールなので全集中で貼り付けを
デカール外側の透明フィルム部分をカットし、しっかりメーター内に収まるように調整しながら貼り付けていきます

シフトパターンデカールは、球体パーツなのでそのまま貼ると浮いてしまい、不恰好になってしまうので、セメダインハイグレード模型用接着剤でパーツに馴染ませるように張り込んでいきました

最後にレジン液とブラックライトでメーターケースの表現とデカールを保護し完了です

下回の組立

続いて下回りの組立です

塗装を終えたパーツ達をガンガン組み立てていきます

ハセガワのキットということもあり、シャシーのモールドや、各パーツの合いはいうまでもなく素晴らしいもの

カチッとスムーズに組み上げることができるかと思います

説明書通りミッションケースや100L大容量タンクから接着していき、フロント、リアと組み上げ、マフラーにラジエーター、そしてオイルクーラーを接着

接着は全てセメダインハイグレード模型用接着剤をしています

車高に関しては、今回ホイールとタイヤを3Dプリンターで出力したものを使うのですが、ホイールのインチアップをしているため車高を調整する必要はなく、このまま組み上げていきます

軽く組んでみたところバランスもちょうど良く、スポーティな432Rに仕上がっていく算段

完成がとても待ち遠しいです

インテリアの組立

最後にインテリアの組立です

まずはハンドルパーツを接着し、ハンドルとセンターパネルをダッシュボードに組み付け完了

続いてシートですが、こちらは3Dプリンターで出力したバックルと金具にフィニッシャーズから発売されている、シートベルトセットより、ベルト部分のシールを、金具に通せるほどの幅にカットし、組み付け

シートに貼り付けたベルトシールの上にバックルを接着し完成です

ベルトはレーシーなレッドをチョイスしてみました

このシートベルトセットはメーカーデカールや金具も付属しており、レーシーな雰囲気を出したい時にはおすすめのツール

プラモの時間では重宝しているツールです

次にフロアの床材ですが、こちらはダイソーのフェルト生地よりブラックをカットしたものを貼り付けていきました

本当はシールになっている生地を使いたいのですが、大量にストックしているのでこちらを使用

その後センターコンソール部分、シートに内張を組み付け、最後にダッシュボードを接着しインテリアの完成です

余計なものが一切ついていない硬派でレーシーなインテリア

幻のZを回想しつつ今回はここまで

次回は完成までをお届けする予定です。

ご覧頂きありがとうございました。

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。 

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