1/24 AOSHIMA Lamborghini Huracan part1
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はアオシマアンバサダーとして最後のご紹介
アオシマよりご提供いただいたキットよりプリペイントモデルのウラカンを制作です
すでに塗装がされており組み立てるだけのキットですので、素組みでのレポートをパート1-2でご紹介
パート3ではできそうな改造やディティールアップをご紹介していきます
まずはウラカンがどんな車なのか調べていきましょう
ウラカンとは?
ランボルギーニで製造されているV10エンジンのスポーツカーでガヤルドの後継車種として2014年にデビューしたのがウラカンです
アウディの2代目R8とはエンジン、ドライブトレーン、シャシーが共通の兄弟車になります
デザイナーは、アヴェンタドールと同じフィリッポ・ペリーニで見た目はアヴェンタドールに若干似ていますが、アヴェンタドールと比べウラカンは小さめのボディサイズとなっています
特徴的なルーフのラインは、日本の折り紙から着想を受けたもので、エンジンはV10 NAエンジン、駆動方式は4WDとガヤルドより踏襲しています
LP610-4をベースに、オープンモデルであるスパイダー、2WDのLP580-2
航空機から着想を得たという仕様がアヴィオ
軽量化を測りパフォーマンスを上げたペルフォルマンテ
空力性能が高められた大幅改良モデルであるEVO
“レーシングカー”の公道仕様であるSTO
EVOとSTOの良さを併せ持ちつつ改良したモデルであるテクニカ
オフロード仕様のモデルのステラート
他にも特別仕様車など、カテゴリーやグレードがいくつも存在し
現在も進化を続けているイタリアのスーパーカーです
キットのご紹介
パーツ構成はこんな感じ
エンジンもしっかり再現
外装パーツなどは組み立てやすさを重視し可能な限り細分化されていると感じました
まずはペイントが施されたボディですが、実車さながらに忠実に再現されており、ボリューム感たっぷりの曲面流線形や折り紙から着想を受けたフォルムもバッチリ再現
剥き出し感満載のリアエンジンフード部分は、早く組み立てたい欲をバッチバチに駆り立ててくれます
ペイント済みということもあり、とても光沢がありツルツルしているボディという印象でした
メッキパーツは主にライトのリフレクターなど
当然テールなどのクリアパーツもしっかりプリペイント済みです
ウインドウなどのクリアパーツランナーは一部が切り離され、ペイント済みとして同梱
手のかかるウインドウ内側の黒セラミック部分も塗装しなくてOKです
細分化され組み立てやすさを重視して設計したであろう外装パーツは説明書通りじっくり組めばサクサクと進行できそうです
シャシー裏面も実車さながらのディティール
ボルト類などを追加で塗装できればもっと精密になると思いました
足回りのパーツやエンジンはシルバーとブラックで塗り分け済み
エンジン部分は追加で汚し塗装などをしても面白いかと思います
インテリアパーツはただのブラック一色ではなく、グレー系がベースのパーツ構成
塗り分け部分もフラットブラックとツヤありブラック、シルバーとガンメタのように幾つものカラーで塗り分けられていて、本当に塗装しなくていいんだ!と思わされます
ホイールは2種類付属
デカール内容はメーターが3種類収録されていて、自分好みにカスタムできそうです
1〜4 足回りの組み立て
早速組み立てていきます
まずは説明書の1~4番まで主に下回りから足回りまでを組み立てていきます
パーツをそれぞれ切り出し、ゲート処理をし組み立て準備完了
下回りにシャフトカバーを取り付けるところからスタートです
こちらのシャフトカバーは、ボルトで台座と固定できるディスプレイ専用パーツに付け替えることも可能で選択式となっています
これは地味に嬉しいパーツ構成ではないでしょうか
次に足回りですが、ハブ側からピンを出し、ポリキャップをはめ込んだホイールを取り付ける方式
シャフト類やアーム類もしっかり再現され塗装もバッチリです
最新のキットらしくどのパーツ同士も合いは抜群、そしてスナップキットの流れかは分かりませんが、なんとなく接着剤なしでも組み立てられそうなくらい絶妙なフィット感があります
それでも接着は必須かと思いますので、接着剤はタミヤの速乾タイプの流し込み接着剤に通常の白蓋の接着剤を併用しました
5〜7エンジンの組み立て
次にエンジンの組み立てです
エンジンパーツはそれぞれ基本的に2分割のパーツ構成となっていて、それらを合わせ組み立てていく形です
パーツ構成は大きく分けて3つの構成
エンジンブロックとエキマニとミッションケースをそれぞれ合わせ組み立てたら、それぞれを合体
エンジンブロックにはエキマニを取り付けていきます
そのあと先に組み立てておいたリアの足回りと共にシャシーに組み込み、カバー類を取り付けていきます
F1のレギュレーションによりV10エンジンは開発されましたが、かつてはBMWのM5やポルシェのカレラGT、近年ではV10エンジンそのものが絶滅危惧種として扱われており、国産ですとレクサスLFA、海外ですとこのウラカンと兄弟者であるアウディR8くらいしかありません
そのV型10気筒エンジンをプラモデルで組み立てられる喜びは希少な存在といっても過言ではありません
そんな喜びを噛み締めつつ組み立てていきます
デカールの貼り付け①
お次はこちら
デカールの貼り付けを行います
デカールはホイールキャップが個数分として8個が収録
メーターは各シチュエーションパターンとして3種類が収録
ナンバープレートは車名含め3種類が収録
いずれも自分好みでチョイスしながら組み立てることができます
ここではデカールの貼り付け①として組み立てたエンジンパーツや足回り、これから組み立てていくインテリアパーツにまとめて貼り付けを行います
エンジンのカバーやブレーキキャリパーにはランボルギーニのエンブレムを
インテリアではメーターやハンドルセンターのバッジ、その他細かい各ボタン類のデカールを貼り付けです
各ボタン類など細かい部分は塗装ではなくデカールで再現されていますので、しっかり貼り付けていきます
8〜14インテリアの組み立て
デカールを貼り付けたらインテリアを組み立てていきます
シートは前後で分割されたパーツを組み合わせ接着
センターコンソールとペダルを取り付けたらシートを取り付けます
そのあとダッシュボードを取り付け
エンジンルームとの境目パーツにはクリアパーツを取り付けます
このクリアパーツまでもがしっかり黒セラミック部分が塗装されており抜け目は何一つ感じられません
完璧なパーツ構成と言えるでしょう
内張もしっかり塗装され、台座パーツへの組み付けもジャストフィット
簡単にサクサクと組み立てることができました
そのあとフロントのスプリングを取り付けて、インテリアのバスタブをシャシーへ接着
ホイールとタイヤを組んだらシャシー側へ取り付けていきます
全てのパーツがストレスなく組むことが出来、塗装もしてあるのでめちゃくちゃクオリティ高く組み上げることが出来ます
プリペイントモデルは今までの苦労を吹き飛ばしてくれる革命的な新しいプラモデルの形ではないでしょうか
別角度ではアオシマが展開するスナップキットのステップアップにもぴったりだと思います
今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました