「アオシマのヤンチャキット旧四車會!しめ飾りの作り方」

1/24 AOSHIMA TOYOTA CORONA RT141

1/24 AOSHIMA TOYOTA CORONA RT141 part3

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回の動画はアオシマ旧四車會コロナの完成までをお届け致します

クリア塗装

まずはクリア塗装から

クリア塗装の工程は全部で3回

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ

2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき

2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えてます

3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けています

万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としてやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアー 3

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研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます

クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています

このおうとつを消していく工程です

徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています

研ぎ出し工程としては3回の工程

1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます

艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ

2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い

それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます

鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます

2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です

鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です

鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります

シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周

表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます

1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周

3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます

万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ

バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます

マスキングと塗装

次にマスキングと塗装です

ボディにぐるりと一周あるモールとリアのパネルなどを塗装していきます

まずは一番手がかかるところから

リアパネルですが、マステを細かくカットしつつ貼り付けていきます

リアとフロントのモールは上部がRのついた形状になっているので、曲面追従タイプのマステを使いマスキングです

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デカールがある部分はマステの下にティッシュを一枚はさみデカールを保護しつつマスキング

サイドのモールは一直線の形状なので幅広タイプのマステでマスク処理です

最後にビニール袋とマステを合体させた大型のマスクシートでボディ全体をマスクしエヴォブラックを塗装

塗装が終わったら各部にすみ入れを

すみ入れ塗料を流し込みはみ出た部分はエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取ります

フロントのダクトもエナメルブラックで塗装しておきました

ウインドウモールの塗装

続いてウインドウモールなどのメッキモール部分に対し塗装を行なっていきます

塗料は4アーティストマーカーのシルバーを使用

塗装の手順としては

まずモール外周にしっかり筋を入れておくことが大前提で、筋彫りの段階でこの作業を行なっておきます

その筋を入れた箇所にスミ入れ塗料ブラックを流し込んでいきます

流し込んだらエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で、はみ出た部分を拭き取ります

次はメッキの表現として4アーティストマーカーのシルバーを使用しメッキ部分を塗装

最後にモール内側には4アーティストマーカーのブラックを使用し、マーカーの腹部分で塗装し完了です

この年代の車の特徴でもあるメッキモールは、このように再現しています

ボーンアルムでメッキ塗装

続いてボーンアルムを使ったメッキ調塗装です

塗装を行なったパーツはフェンダーミラーとなります

キラッキラなメッキ調にするには下地をいかに滑らかにしておくかが大事なこと

ボーンペイントではボーンアルムの下地専用の塗料があり、アンダーブラックという塗料なのですが、この塗料が本当に素晴らしい

滑らかで超光沢なブラックになり最高の下地ができあがります

塗装手順としては下地を2000番のペーパーヤスリで滑らかにしておき、そこからアンダーブラック、ボーンアルム、フィニッシュクリアの順番

ボーンアルムは低圧で遠目から何度かに分けて吹き付けを行います

フィニッシュクリアは低侵食なのでメッキも曇らずトップコートが可能

旧車を作るにはもってこいのボーンアルム

簡単にメッキ調の仕上がりが手に入ります

ヘッドライト加工からシャシーとボディの合体まで

次にフロント周りやヘッドライトの加工からシャシーとボディの合体まで

まずはウインドウをボディに接着

接着剤はセメダインハイグレード模型用接着剤を使用です

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ウインドウパーツはかなり傷やうねりが多かったのでペーパーやすりの2000番から仕上げめのコンパウンドまで、ボディの鏡面仕上げの要領で磨き上げてあります

内張を取り付けたら、プラ素材と自作デカールで作ったヤンチャパーツをインテリアに取り付けていきます

ヘッドライトは麦球の穴が開いているのでプラ板で塞ぎ、レジンを流し込みブラックライトを照射

リフレクターの深さを浅めに調整したら、ハセガワのミラーフィニッシュをカットしたものを貼り付けていきます

フォグ一体となっているヘッドライトですが、キットのままですとフォグ部分の壁がないのでプラ板で壁を設置

グリルは4アーティストマーカーでメッキ調に仕上げ、ライトレンズはサイドマーカー部分との分割線を超硬ブレードで掘り直し、そこにスミ入れ塗料ブラックを流し込んであります

細かいパーツが揃ったのでボディとシャシーを合体

仕上げに備えます

しめ飾りの作り方

次にしめ飾りの作り方です

準備するものはダイソーの麻紐に刺繍糸(白&赤)金色の折紙にドライフラワーミニブーケ、そして適当な白い紙にセメダインハイグレード模型用接着剤です

まず麻紐を適当な長さにカットし円を作るように形を整え、接合部を接着し洗濯バサミで固定

左右に伸びた紐は末広がりにしておきます

金色の折り紙はカットし1mm間隔に折ったら、したを指でつまみ上を左右に広げ扇状に形を整え、麻紐の円の部分に接着

白と赤の刺繍糸を適当に麻紐に絡ませていきます

白い紙を菱形が連なるようにカットしたら、末広がり部分に接着

ドライフラワーの花部分は扇の根元に接着、葉っぱ部分はカットし末広がり部分に接着し完成です

仕上げ

最後に仕上げです

マフラーはエンドパイプのみ3Dで出力したものを使用

タイコに穴をあけ取り付けました

ボンネットエンブレムはあらかじめシルバーを入れておき、その上からクリアレッドを重ねてあります

フォグはクリアイエローを入れ少しやんちゃに

ドアノブとホイールのセンターキャップはエナメルブラックで塗装です

フロントにはヘッドライトレンズにウインカーを取り付け

リアはテールに車名プレート、マフラーを取り付け

サイドにはキーシリンダーをハイキューパーツのマイナスモールドに換装

最後にフェンダーミラーとしめ飾りを取り付け、軽く磨き上げ完成です

アオシマが幅広く展開しているヤンチャな改造車シリーズ

現在ですと「グラチャン」や「ワークスの鷹」「ハイソカー」シリーズなどがあり、今回制作したのは少し前のシリーズで「旧四車會」というシリーズからコロナを作って見ました

このシリーズの特徴でもある鬼キャンパーツを使い仕上げる

という構想の元に制作開始しましたが、ノーマルパーツも付属しているので、完成後にノーマルフォルムにし遊んでみました

設定ではお父さんの車を無断で改造し初日の出を見に行く免許取り立てたかし先輩という設定

かなりイケイケなやんちゃ仕様となるのはわかっていたので、インテリアには当時もののパーツを散りばめてあります

水中花シフトノブに、チューリップ灰皿と釣り手、ダッシュボードにはチャンプロードの雑誌にタバコとナンバープレート

初日の出ドライブは成功に終わりましたが帰宅後お父さんにこっぴどく怒られ泣きながらノーマルに戻したそうです

こんな遊び方ができるのはアオシマのキットならでは

来年のお正月もこんな遊びの利いたキットを制作してみようと思います

今回はここまで

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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