1/24 AOSHIMA TOYOTA COROLLA 1600GT TE71 part2
みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。
いつもご覧頂きありがとうございます。
ボディ塗装
今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください
まずはボディ塗装から行ってまいります
キットのモデルである70系カローラに当時用意されていたボディカラーは全8色で、ホワイトやレッド等のベーシックなカラーから、サンレモベージやパミールカッパーメタリックにアイルランドグリーン等、現代からするとレトロなカラーが盛りだくさん
この中から今回は街でよくみかけたストリート仕様を目指すべく「ポートランドシルバーメタリック」をチョイスし制作していきたいと思います
調色方法はタミヤのマイカシルバー(LP72)をベースに、同じくタミヤのピュアブルーを2滴程混ぜ調色したものを、クレオスの薄め液(T-01)で、今回はシルバーなので1:2と薄めに希釈
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます
インテリアパーツの加工
続いてインテリアの加工です
加工をしたパーツはダッシュボードとフロントシートで、まずはダッシュボードから
ダッシュボード内メーターパネルには、メーターがモールドされていますが、このメーター部分を自作デカールに置き換えるので、メーター部分を削り取っていきます
1ミリのピンバイスから始め3ミリまで拡張し穴をあけ、ヤスリで面を均しました
フロントシートに関しては、後ろ面ががら空きでしたので、タミヤ製のプラ角棒3ミリをカットしたものをざざっと接着し、ブラックライトで固まるシーフォース製のUVパテを盛り、ブラックライト照射後、ペーパーヤスリで均していきました
これで加工完了です
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行います
塗装工程の順番としては、下回りパーツやメタリックパーツの下地としてブラック系
次にシルバー等のメタリック系
最後にそれ以外のカラーとなります
またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、マスキングテープやマスキングコート剤でマスクをしたあと、ミッションケースや、マフラー触媒部分にはフラットアルミを吹き付け
インテリアパーツに関しては、パーツ自体が黒なので一旦グレーサフェーサーを吹き付け、そこからベースカラーとしてクレオスサンディブラウンはシート類に、ウッドブラウンはダッシュボード回りへ塗装
最後にレンズ類をクリアオレンジ、クリアレッドの順でそれぞれマスキングしながら塗装をし完了です
リアルクロームでメッキ仕上げ
続いてSHOWUP製のリアルクロームセットを使ったメッキ塗装です
メッキ塗装をするパーツは3Dで出力したホイールのリム部分で、塗装工程としては3工程
1工程目がベースカラーブラックを原液で塗装
2工程目が1液型のウレタンクリアー、こちらも原液で塗装
3工程目がリアルクロームを原液で吹き付け塗装
吹き付ける時に気を付けたことは、エアブラシのエア圧は最小、塗料のミストを塗面にふわっとのせる感じで3~4回にわけて塗料をのせていきました
ディスク部はフラットアルミ、タイヤはガイアノーツのエヴォブラックで塗装です
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗分けです
主に塗装をした箇所はインテリアパーツで、塗装をする際に気を付けていることは塗る順番と塗料の種類でしょうか
塗装をしていくカラーの順としては、薄いカラーからが基本、ということでまずはエナメルシルバーから塗っていきます
センターコンソール部分等のパネルとメッキモールの表現とし塗装していきます
次にカセットデッキ部、エアコンルーバー部、シフトノブシャフト部等に、アクリルのセミグロスブラックを入れていきます
次にエアコンの冷暖マークの表現として、エアコンスイッチ下に対しエナメルシルバーを下地としていれ、塗料が乾いた後アクリルのレッドブルーの順で入れていきました
各スイッチ類の頭部分には一番細い筆でエナメルシルバーを塗りスイッチマークとしました
3Dで出力したシートベルトバックルのPUSH部分も、同じくエナメルシルバーで下地を作ったあとアクリルのレッドを塗装
ホイールはボルト部分を4アーティストマーカーのシルバー、キャップ部分はセミグロスブラックを塗装しました
デカールの貼付
次にデカールの貼付けです
ボディ面に関してはサイドモールの下にくるようストライプデカールを貼り付けていきます
古いキットでしたので、デカールが千切れないよう注意しながら貼り付けていきました
そしてリアパネル下部分には、自作したトヨタの販売店デカールを貼り付け
続いてシートのデカールも自作してみたので、こちらを貼り付けていきます
今回自作したデカールの台紙の種類はファインモールド製のホワイトデカールで、ホワイト部分もしっかり発色してくれるもの
ブラウン系のグラデーションで柄をデザインしたものを、それぞれサイズを測りカット
水で転写し貼り付けていきました
パーツにデカールがしっかり馴染むよう、タミヤのマークフィットを使用し貼り付け、筆で水分と空気を除去しつつ作業をしていきました
そしてメーター部分ですが、こちらはプラバンをカットしたものに、実際のカローラのメーターをデータ化しデカールにおこしたものを貼り付けました
自作デカールの制作方法は別で動画にしてありますのでよろしければそちらもご覧ください
車高とツライチ調整
次に車高とツライチ調整を行っていきます
まずはツライチ調整から
2ミリの丸棒シャフトを2センチでカット
カットしたシャフトにははどめがないので先端にポリキャップをはめ、はどめとします
そしてサスパーツにシャフトを差込み、こちらもポリキャップと、3D出力した1.5ミリのスペーサーをはめ込み固定しホイールを取り付けます
次に車高調整ですが、シャシー側はサスパーツがはまる部分を1.5ミリカット
アーム部分とサスパーツが組まれる部分は車高を下げたことにより隙間が出来てしまうので、こちらもスペーサーをいれ調整しました
リアは車高はそのままでツライチ調整のみスペーサーとポリキャップで対応しました
ボディを被せるとこんな感じ
これだけでご飯3杯いけますね
下回の組立
続いて下回りの組立です
まずは3D出力したホイールから
ホイールはロンシャンのXR4を意識し作りました
塗分けがしやすいようリムとディスク部分は別パーツで出力したので、それを組み立てていきます
ディスクとリムをパチッとはめこんだら、同じく3Dで出力したタイヤに組み込んでいきます
サイズ感もばっちり
自分好みのホイールを好みのサイズで作りこむことが出来る3Dプリンターは、今後の構想もポンポン産まれ、都度模型に落とし込んでいく予定で、ここまでなんでも作れてしまうともう手放せません
この3Dプリンターの素晴らしさは後程動画にしてみたいと思っています
さて組立ですが、こちらは説明書通りに組み立てていくのみ
フロントパーツはしっかり固定されるよう、組み込んだら洗濯ばさみでしばし固定です
ドライブシャフト等も組付け下回りの組立が完了です
インテリアの組立
最後にインテリアの組立です
まずは細かい部分とカーペットから
ハンドルを組み立て、ダイソーのフェルト生地をカーペットとしカットしていきます
シャシーにセメダインハイグレード模型用接着剤を塗布しカットしたフェルト生地を接着
シートにはフロントリア共に、3Dで出力したシートベルトバックルを接着
センターコンソールにはハンドブレーキとシフトノブを接着していきます
ダッシュボードには、メーターを裏面から取り付け、レジン液とブラックライトでメーターパネルカバーの再現とデカールの保護を
そして先に組み立てたハンドルを組付けていきます
シャシーに対し組み立てたセンターコンソールにボックス、リアシート、ペダル、フロントシートと順に取り付け、インテリアの完成です
ダッシュボードと内張に関してはボディ側に取り付けていきたいと思います
今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です。
ご覧頂きありがとうございました。
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