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1/24 AOSHIMA TOYOTA HILUX SURF(4Runner)

1/24 AOSHIMA TOYOTA HILUX SURF(4Runner) part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

アオシマアンバサダーとして今回はアオシマのカーモデルラインナップからハイラックスサーフをご提供頂きました

この時期にぴったりの車種ですので、3Dプリンターを駆使しアウトドア仕様で

尚且つ最近覚えたパカパ化を反映し製作していきたいと思います

早速まずはハイラックスサーフがどんな車なのか調べていきましょう

2代目ハイラックスサーフとは?

ハイラックスサーフはトヨタが2009年まで生産していたハイラックスをベースにした大型SUVで、設計は日野自動車主導のもと開発&生産は日野とトヨタが共同で行った車種です

北米では「4Runner」という名称で販売され、海外専売車の中でタコマやタンドラ、FJクルーザーに並び人気の車種となっています

2ピース構造だった初代が1983年にデビューし1989年にこのキットのモデルでもある2代目にフルモデルチェンジとなりました

時代はアウトドアブームの真っ只中で同時期に販売されたこのモデルは若者のハートをがっちり掴んでいきます

安価なSUVを欲していた北米ではFRと4WDがラインナップ、国内では4WDのみの設定となり、エンジンはV型6気筒3Lガソリンエンジンを筆頭にディーゼルターボなど5種類が設定

ボディは1ピース構造で2ドアと4ドアで展開

リヤガラスがパワーウインドウで開閉し、さらにリアゲートはリアガラスを下げ、内側から開けるといった構造で斬新な設計

当時のライバルは日産のテラノでした

1991年にはマイナーチェンジとなり後期型へシフトしていきます

後期型では特別仕様車や10周年記念車、それに合わせた限定カラーが用意されたり、リヤスポイラーやスペアタイヤキャリア、インテリアでは革のステアリングやコンソールが特別装備に

しっかりブラッシュアップされつつ、1995年11月には生産が終了

新車登録台数は30万台にものぼりました

仮り組み

早速まずは仮組みから行なっていきます

キットはアオシマ製で自身では初めて作るキットとなります

ハイラックスサーフの特徴でもあるラダーフレームやスプリングこそ付属していませんが、2代目サーフからリアがコイルスプリングとなった足回りはしっかり再現され、シンプルで組み立てやすいパーツ構成となっています

ウインドウも分割されており、黒セラミック部分のマスキングシールも付属しているので塗装もしやすそうです

前期の特徴でもあるTOYOTAのエンブレムと奥まった角形ヘッドライトのフロントマスクやバンパーやホイールを忠実に再現したパーツと、後期の特徴でもあるトヨタロゴで異形ヘッドライトのマスクやバンパーにホイールが付属しておりどちらでも組み上げることができると感じました

パーティングライン消し

続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

スジ彫り

次にスジ彫りです

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、刃は0.15mmと、0.2mmを使い分けています

用途としては、0.15mmの刃は全体的な使用、0.2mmの刃はドアやボンネットなどの開閉部分に使用しています

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、シャープさが欠けてしまうので、しっかり丁寧に彫っていきます

といってもスジを深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5往復を目安に

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他の部分との差を明確につけるため、0.2mmの超硬ブレードを使い太めのラインにし、リアルさを意識しながら、丁寧に彫っていきます

ボディの調整加工

次にボディの調整加工です

ボディパーツ、インテリアパーツに対しキーシリンダー部分をハイキューパーツのマイナスモールド(1mm)に換装していくので、ピンバイスで穴を開けていきます

マイナスモールド2 1.0mm(10個入)

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リアゲートのモールドはニッパーでカットし紙やすりの320番~1500番と番手を挙げつつ整えたのち穴を開けていきました

ダッシュボードのキーシリンダーもこの段階で開けておきます

他にも収録外で説明書指定箇所に穴を開けていきました

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのエヴォブラックを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります

吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

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