1/24 AOSHIMA TOYOTA HILUX SURF(4Runner) part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はアオシマハイラックスサーフ、ドアのパカパ化などインテリア完成までをお届けいたします
青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.104 トヨタ VZN130G ハイラックスサーフ SSR-X ワイドボデ…
ドアの切断
最近覚えたドアのパカパ化ですが、今までは勇気が出なく一枚のドアまでしかできなかったのですが、今回は、リアと両サイドのフロントドアをパカパ化していきます
早速まずはドアの切断から
タミヤの0.15mm超硬ブレードを使いドアのスジを掘り込んでいきます
何度か掘り込み裏面を確認
掘り込んだところがだんだん透けてきますので、それを目安に掘り込みを進めていきます
ドアパーツの角部分以外を貫通させたらハセガワのエッチングソーでそれぞれの角を切断
切断面はペーパーヤスリで320番~1500番まで徐々に番手をあげなめらかに整えておきます
タミヤ フィニッシングペーパー P1000番 3枚入り + P1200 3枚入り + P1500番 3枚入り + P2000番 3枚入り セ…
切断した両サイドのドアとリアゲートの内側にはインテリアパーツを取り付けますので、付属のバスタブ型パーツよりドアと同じ要領で切断し整え、作業完了です
ドア開口部の受けを増設
次にプラ材を使いドア開口部の受けを増設していきます
ドアを切断した部分はこのままですと受け部分がないので固定ができません
ですのでしっかり固定できるように増設していきます
リアゲートの下側とサイドシル部分はタミヤのプラ角棒3mmをカットしたものを接着
リアゲート部分はさらに、取り付けたプラ角棒の両端に、0.8mmの穴を開けたプラ角材を取り付け、ヒンジの取り付け部分とします
接着した部分はシアノンで補強
そして残りのリアゲートサイド部分、両ドアのサイド部分には0.5mmのプラ板、Aピラー部分にはエバーグリーンの0,5mmのプラ材をカットしたものを接着
両ドアのセンターピラー部分はドアの角度と同じになるように、あらかじめ手で曲げて角度をつけた上で接着していきました
こちらもシアノンで補強しておきます
パカパ化機構の設置
続いてボディと切断したドアがしっかり開くようにヒンジ部分を作っていきます
ヒンジは内径1mm外径1.4mmのステンレスパイプと0.8mmの真鍮線を組み合わせて作ります
ドアが回転する仕組みはこのステンレスパイプをボディ側に固定し、パイプに通した真鍮線がくるくる可動する形です
まずはリアゲートから
ゲートの幅より少し短めでパイプをカット
カットしたパイプの切り口は潰れてしまうので、ペンチなどで元通りにしておきます
続けて0.8mmの真鍮線をヒンジ取り付け部分と同じ長さでカットしパイプに通したら、ヒンジ取り付け部分に差し込めるようにL字に角度をつけておきます
両ドアのヒンジ部分も同じ要領でパイプと真鍮線をカット
両ドアはボディの内側にドアの先端が入り込む仕組みにするので、端がしっかり収納できるように真鍮線を曲げていきました
仮で組み上げつつ何度か調整し可動がスムーズにできたことを確認できたら、切断したドアパーツにヒンジを瞬間接着剤で取り付け、シアノンで補強し設置完了です
回転軸が最も重要な部分ですので仮で何度も取り付けつつ作業を進行していきました
ネオジム磁石の設置
次に両ドア、リアゲート部分がしっかりボディ側に固定するように、ネオジム磁石を埋め込んでいきます
磁石ですのでS極N極をしっかり把握した上で作業を進行していきます
使用した磁石はハイキューパーツのネオジム磁石で長さ4mm薄さ1mmのものです
リアゲート部分はゲート側は穴をあけ埋め込み、ボディ側は増設した受け部分の裏側に接着
両ドア部分はドア側は内張パーツの裏側に接着、ボデイ側は増設した受け部分の裏側に接着しておきます
塗装前の準備
続いて塗装前の準備としてシート裏面を埋める作業と、インテリアのカーペットの準備をしていきます
まずはシート裏面から
キット付属のままですとシート裏面がガラ空きで、フロントドアを開けてインテリアを見せることを考え、しっかり埋めていくことに
以前はパテなどを使用して埋めていましたが、ここ最近はプラ板で蓋をする手法をとっているので、引き続きプラ板で加工です
0.5mmのプラ板をシートの形状を形どったトレーシングペーパーでなぞりカット
シートの形状に合わせRをつけて取り付けていきます
はみ出た部分はデザインナイフで切り落としペーパーヤスリでなめらかに調整していきます
次にインテリアのカーペットですが、今回初めての試みとしまして、ダイソーで売っているジオラマ専用の草のパウダーを敷いてみることに
カーペット特有のザラザラ感が出せればとOK
セメダインハイグレード模型用接着剤を水で薄め、カーペット部分に筆で塗っていきます
接着剤が乾かないうちにパウダーをのせ乾燥させ塗装に望みます
ボディ塗装
次にボディ塗装です
130系の前期ハイラックスサーフに当時用意されていたカラーは、ボックスアートにもなっているワインレッドとガンメタのツートン、アーバンロードトーニングにグリーンメタリックやホワイトなど基本的には6種類のカラーが展開されていたようです
この中から今回は僕の中で一番記憶にあるカラーのブルーグレーメタリックをチョイス
調色方法はクレオスのファントムグレーが50%、タミヤのピュアブルーが30%、RLMレッドとスーパーファインシルバーがそれぞれ10%といったところで、ほんのりメタリックでジーンズのようなカラーのブルーグレーを目指しました
これをガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行います
ボディに塗装する前に、ドアの開閉を行うので、ドア裏面と、ボディフレーム側に前もって塗装をしておきます
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます
塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
そして次にシルバー等のメタリック系
続いてその他のカラーとなります
またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、マフラー触媒部分はフラットアルミ、エキゾーストパイプ部にはクレオスのスーパーチタンを塗装
ホイールはクレオスのスーパークロームシルバー2です
インテリアはグレー系でまとめるべく、ミディアムグレーとジャーマングレーのツートンで塗装
最初にミディアムグレーを塗装し、マスキングを経てジャーマングレーを重ねていきました
パウダーの接着が乾いたカーペット面も満遍なく塗装していきます
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗り分けです
エアブラシでは大まかな箇所を塗装し、筆では細かな部分を塗り重ねていきます
ブレーキディスクとミッションケースにはエナメルのフラットアルミ
ホイールキャップとダッシュボードパネル内はセミグロスブラックをいれグレーとのコントラストをつけます
内張のアームレスト部分はジャーマングレーを
ダッシュボード内のエアコン温度調整シール部分には下地にシルバー、その上からレッドとブルーを差し込んでいきました
ボルト類はエナメルシルバーを爪楊枝で塗装、4アーティストマーカーのシルバーで塗装できそうなところはマーカーを使いました
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
まずはこの時代の象徴とも言えるサイドのストライプデカールを貼り付けていきます
付属のデカールを水につけボディにスライド転写したら、水分と空気を筆を使い取り除いていきます
ドア開閉部分はデザインナイフでカット
メーターデカールに車名デカールも付属しているので、こちらも貼り付けていきます
水分と空気を除去できたらメーター部分はレジン液とブラックライトを使い、クリアケースの再現とデカールの保護をしておきます
下回の組立
続いて下回りの組み立てです
特に改造している部分はないので、塗装も終えていることですし、ガンガン組み上げていくのみ
フロントセクション、リアセクションの順で組み立てそれぞれシャシーに取り付けていきます
モールドもかっちり再現してあるので、ラダーフレームの構造や4WDの構造などが組み上げるついでに知ることができるので、組み立てていて楽しいセクションでもあります
収録外ではマフラーエンド部分に2mmの穴をあけマフラーパイプの再現をしておきました
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
こちらもドア開閉部分以外のパーツは説明書通りに組み立てです
と言いたいところですが、ハンドブレーキレバーを紛失してしまったので、2mmのプラ角棒と1mmの真鍮線で再現
角棒に穴をあけ真鍮線を接着
お手軽ハンドブレーキを再現しておきます
シートベルトのバックルは3Dプリンターで出力したもの
こちらは前後のシートに取り付けです
リアシートにフロントシート、ダッシュボードに内張を取り付け、シャシーに合体
フロントの内張は開閉するドアに取り付けていきますのでpart3にてお届けする予定です
カーペットの素材であるダイソーのジオラマ草パウダーがしっかり効いていて良し!
目指すハイラックスサーフが出来上がってきたところで今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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