1/24 AOSHIMA TOYOTA ESTIMA TCR11W ’90 part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はアオシマ製トヨタエスティマのリアゲートパカパ化からインテリア完成までをお届けいたします
青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.115 トヨタ TCR11W エスティマ ツインムーンルーフ 1990 …
リアゲートを切断
まずはリアゲートをボディから切り離していきます
タミヤの0.15mm超硬ブレードを使いドアのスジを掘り込んでいきます
何度か掘り込み裏面を確認
掘り込んだところはだんだん透けてきますので、透け具合を目安に掘り込みを進めていきます
ゲートパーツの角部分以外を貫通させたらハセガワのエッチングソーでそれぞれの角を切断
そのあと切断面はペーパーヤスリで320番~1500番まで徐々に番手をあげなめらかに整えておきます
バスタブパーツからも同様に切断し完了です
開口部の受けを増設
次にプラ材を使いリアゲート開口部の受けを増設していきます
切断した部分はこのままですと受け部分がないので固定ができません
ですのでしっかり固定できるようにしていきましょう
ゲート下部の部分は0.5mmのプラ板を裏面から貼り付けで、サイド部分はエバーグリーン製の柔軟性のある0.5mmのプラ材をこちらも裏面から接着
隙間はシアノンで埋めたあと、リューターで削り形を整え、ペーパーヤスリで整えた部分をなめかにしておきます
受け部分を整える際チリ合わせも一緒に調整していきました
パカパ化機構の設置
続いて切断したゲートがしっかり開くようにヒンジ部分を作っていきます
ヒンジは内径1mm外径1.4mmのステンレスパイプと0.8mmの真鍮線を組み合わせて作ります
ドアが開く仕組みはこのステンレスパイプを切断したリアゲート側に固定し、パイプに通した真鍮線がくるくる可動するというもの
まずはパイプをリアゲートより短めでカット
カットしたパイプに0.8mmの真鍮線を差し込みL字に曲げていきます
そのあとL字に曲げた部分をU字になるようにさらに曲げていきます
ゲートを開いた際このU字の部分にゲートのトップが収納される形になります
U字に曲げた部分はさらにL字に曲げボディへの固定部分とします
適当な長さでカットし基本部分が完成
そのあとゲート側にこのパーツを瞬間接着剤で接着しシアノンで補強
これで完成です
ボディ塗装
次にボディ塗装です
初代エスティマに用意されていたカラーはカタログによると、トワイライトトーニングやシルキーパールトーニングなど全部で7種類
全てトーニングと呼ばれるツートンカラーで、この中から今回は自身が乗っていたガーネットレッドトーニングをチョイス
調色方法は、クレオスのマルーンが90%、スーパーファインシルバーが10%で調色
それをガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
今回はリアゲートを切断しているので切断面から塗装を始め、ツートン部分はレッドの塗装が乾燥後マスキングをし、タミヤのガンメタルを吹き付けていきました
シャシー裏にもボディカラーを吹き付けてあります
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます
塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
今回はシャシー裏をあらかじめボディカラーで塗装してありますので、ボディカラー以外の部部をマスキングしエヴォブラックを重ねておきました
ついでに下回りのパーツも塗装
下回りパーツのアームなどは光沢のあるブラックで塗装をし、コントラストの違いを出しています
インテリアはグレー系でまとめるべく、ミディアムグレーとジャーマングレーのツートンで塗装
あらかじめ取り付けて問題ないパーツを組み立て、最初にミディアムグレーを塗装し、マスキングを経てジャーマングレーを重ねていきました
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗り分けです
エアブラシでは大まかな箇所を塗装し、筆では細かな部分を塗り重ねていきます
ミッションケースとブレーキディスクにはエナメルのフラットアルミ
ブレーキキャリパーはガンメタ
ダッシュボードパネルはジャーマングレーを吹き付けてありますが、さらにエナメルのセミグロスブラックを重ねコントラストの違いを出します
カーテシランプ部分はシタデルカラーのホワイト
3D出力したシートベルトバックルのPUSH部分やハザードスイッチにはレッドを差し込み
液晶部分には下地にシルバーを塗装しクリアオレンジを重ねていきました
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
インテリアからはメーター部分に対し付属のデカールを貼り付け
ボディと車名プレートにも付属のエンブレムデカールを貼り付けていきます
デカールを貼り付けたら水分と空気を筆と綿棒を使い除去
貼り付けたパーツにしっかり馴染ませクリア塗装の準備完了
メーター部分とカーテシランプ部分はレジン液とブラックライトを使いクリアケースの再現とデカールの保護をしておきました
下回の組立
続いて下回りの組み立てです
仮組みをした際車高が低く、今回はノーマルで組み上げたいので足回りを調整していきます
フロントはホイールを固定するサスパーツの上下にあるピンと穴の部分の出っ張りをカット
カットしたピン側はピンバイスで2mmの穴をあけたあと、2mmのシャフトを差し込み取り付けピンの延長をしておきます
リアは車高調整は元々できるパーツ構成ですが、スプリングが硬すぎて、どうもうまくいかないので、スプリングを半分カット、さらにセンターアームパーツに1mmのプラ板を取り付け嵩上げ
こうして車高を調整しました
あとは車軸がややフロントよりですので、しっかりセンターに来るように調整していきます
足回りを固定するセンターアームのパーツの裏の出っ張りをカットし微調整です
フロントに戻りまして、取り付けたシャフト部分に2mmのスペーサーを嵌め込み車高を調整
そのあと、ネジでしっかり固定し取り付けておきます
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
まずはカーペットから
ダイソーで売っているフェルト生地のグレーをカットし接着していきます
ウォークスルータイプのミニバンですからいつもより消費しますが、貼り終えると圧巻
バスのような佇まいです
そのあとダッシュボード関連を組み立て
ハンドルパーツを組み立て接着、キーシリンダーにはハイキューパーツのマイナスモールド1mmを取り付けました
シートにはアームレストに3Dで出力したシートベルトバックルを取り付けたら、バスタブパーツに取り付けていきます
続いてダッシュボードと内張を取り付けて、シャシーと合体
これでインテリアが完成しました
自身が乗ったエスティマを再現すべく、その時の情景を反映していきます
Part3ではチャイルドシートや音楽機材が登場する予定です
今回はここまで
ご覧頂きありがとうございました
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