1/24 FUJIMI NISSAN SKYLINE 2000GT-R KPGC110 part2
みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。
いつもご覧頂きありがとうございます。
ボディ塗装
今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
このキットのモデルであるケンメリGT-Rに当時用意されていたカラーは、ホワイトにシルバー
そして総生産197台中、最も数が少なかった色がレッドです
中でもこのレッドはカタログにも掲載されておらず生産台数は197台中僅か7台と超希少なカラーのようです
今回はこの希少なレッドをチョイスし仕上げてまいります。
使用した塗料はクレオスのプリビアスレッドで、ガイアノーツのT-01薄め液で1:1で薄め塗装を行いました
ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます
塗装の前にやり残したことを1つ
フェンダーミラー接着面に穴をあけ、ボディと固定するための真鍮線をいれていきます。
非常に小さいパーツなので0.6ミリのピンバイスで穴をあけ、同じく0.6ミリの真鍮線を差込み塗分け準備完了です
塗装工程の順番としては、下回りパーツやメタリックパーツの下地としてブラック系→シルバー等のメタリック系→インテリアパーツ等メタリック系以外のカラーとなります
シャシーのエンジンフードらへんはボディカラーと一緒のプリビアスレッドをざっくり吹いてありますので、残りのシャシーをガイアノーツのエヴォブラックでざっくり塗装。
エンジン類はタミヤのフラットアルミ、マフラー関連はクレオスのスーパーチタン2を吹き付けました
インテリアパーツのシートに関してはガイアノーツのエヴォブラックを塗装したあと、マスキングをし背もたれと座面部分のみクレオスのスーパースムースクリアを塗装し、レザー部分との違いを表現してあります
メッキ塗装はリアルクロームで決まり
続いてリアルクロームを使ったメッキ塗装です。
メッキ塗装をするパーツはホイールで、塗装工程としては3工程
1工程目がSHOWUP製のベースカラーブラックを原液で塗装
2工程目が1液型のウレタンクリアー、こちらも原液で塗装
3工程目がリアルクロームを原液で吹き付け塗装
このリアルクロームを吹き付ける時に気を付けたことは、3つありまして
1つはエアブラシのエア圧は最小に
次にエアブラシから出てくる塗料のミストを塗面にのせる感じで塗装
最後にパーツとエアブラシをなるべく離し、一気に吹かず3~4回にわけて塗料をのせていくこと
以上の点を気をつけながら塗装していきました
車高調整
続いて車高の調整です。
素組で組み上げていくとべらぼうに車高が高い仕上がりになってしまいますので、こちらを調整していきます
まずはリアから
ロアアームが一体となっているパーツを改造していきます
ロアアームに対し、ブレーキディスク一式を取り付ける箇所を2ミリのプラ材をカットしたものを接着し、シャフトが固定するようにこの部分をふさいでいきます
次に1ミリのプラバンをカットしたものを先ほどの側面の箇所に接着し車高を調整しました
フロントに関してはまずはサスペンションを2巻残してカット、地面側のモールドもカットしていきます
続いてカットした部分にピンバイスでスプリング側が2ミリ、地面側は1ミリで穴をあけ、そこにそれぞれの太さのシャフトと真鍮線を差込み、サス側は完了
アーム部分は車高を下げる事により、無理が出てきますので、プラ棒をカットしたもので新設
しっかりサスパーツが固定出来るように手で曲げピンバイスで取り付け穴をあけたり調整しました
レジンで補器類を作成
次にレジンで補器類を作成です
パッケージ内容のままですとバッテリーやブレーキフルードタンクにウォッシャータンクが付属されていないので、手持ちのタミヤハコスカからパーツを流用し、レジン液で複製していくことにしました
型想いにそれぞれのパーツの型を取り、レジン液を流し込んだあとブラックライトを照射し複製完了。
余分なレジンをカットし形を整えていきます。
そのあと塗装
バッテリーは5ミリのプラ材がぴったりでしたので、それと複製した上の部分を接着し、自作したコーションデカールを貼り完成です。
これで少しエンジンルームが賑やかになる予定です
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗分けです
メッキ塗装でピカピカに仕上げたハヤシストリートのホイールから塗分けていきます
エナメルのセミグロスブラックで塗装をし、塗料が乾いたのちエナメル溶剤を染み込ませた綿棒ではみ出た部分を拭き取っていきます
続いてゴールド、メタリックグレー、シルバー等メタリック系をガンガン塗装
シフトノブのシャフトは4アーティストマーカー、エンジンヘッドカバーの文字の箇所にはリキッドミラークロームで塗分け素材の違いを演出してみました
最後にブラック系をいれ筆を使用した塗分けが完了です
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
ボディへのエンブレムデカールはモールドされているのでなし、塗装で表現することになるので、ボディ系はナンバープレートのみとなります
パーツに貼り付け綿棒で余分な水分と空気を除去していきます
続いてセンターコンソール部分ですが、シフトノブの奥には、カタログ等を見るとラジオがある様子
以前スカイラインジャパンを制作したときに、本物のダッシュボードパネルをコピーしデカールにしたものがあるので、そちらを流用し貼り付け
雰囲気重視で仕上げてみました
メーターデカールはこなごなに千切れてしまったので、こちらも自作したデカールをひっぱり出し貼り付けを行いました
こちらも雰囲気は出たので良しとし次に進んでいきます
下回の組立
次に下回りの組立です
今回のキットはせっかくS20型エンジンが付いているということで、出来る限りディティールアップをしていきたいところ
ということでプラグコードのパイピングを行います
0.5ミリのピンバイスで穴をあけ、アドラーズネストより販売されている赤黒リード線(0.4ミリ)をカットしたものを組み込んでいきます
エキマニとキャブを接着しエンジンの完成です
続いて足回りですが、すでに車高の調整は済んでいるので組み付けていくのみ
念のためボディとシャシーを合わせ、ツラ具合を確認しながら組立を行いました
インテリアの組立
最後にインテリアの組立です
まずはダッシュボード周りから
デカールを貼り付けたメーター部分に対し、レジン液を流し込みブラックライトを照射
パネルケースの表現とデカールの保護をしておきます
グローブボックスのキーシリンダーはアドラーズネストのブラインドリベットヘッドを取り付けました
続いてシートですが、フィニッシャーズのシートベルト金具&シートセットで武装
ブラックで統一されたインテリアを、このような金具を使いよりスパルタンになるよう表現してみました
続いてダイソーのフェルト生地をカットしたものを接着しマットの再現
そしてセンターコンソールにリアシート、フロントシートに内張、ダッシュボードを接着しインテリアの完成です
これぞ漢!なインテリアをうっとり眺めつつ今回はここまで次回は完成までをお届けする予定です。
ご覧頂きありがとうございました。
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