「木目塗装がうまくいった回」

1/24 AOSHIMA NISSAN 430 GLORIA

1/24 AOSHIMA NISSAN 430 GLORIA part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。

ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。

まずはボディ塗装から行ってまいります。

このキットのモデルである430グロリアに当時用意されていたカラーは、ホワイトやブラック等のスタンダードなカラーからディープワインメタリックやグレード専用色合わせて14色と幅広くラインナップされていた様子。

その中から今回はベージュをチョイスし仕上げてまいります。
使用した塗料はガイアノーツの勇者カラーシリーズよりアイボリーホワイトで、同じくガイアノーツのT-01薄め液で1:1で薄め塗装を行いました

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

ヘッドライトの加工

続いてヘッドライトの加工ですが、写真右が無加工の状態

このままですとなんとも言えないヘッドライトになってしまいますので、クリアパーツが接着する面を薄くし、尚且つ穴が開いている箇所を塞ぎしっかりとしたリフレクターになるよう加工していきます。

まずはリューターで面を薄くなるよう削り、次にUVパテで穴を塞ぎ、反対側はプラバンを接着。
形を整えレジン液を流し込み完成です。

このあと塗装をしヘッドライトセンターに穴をあけハロゲンランプをインセクトピンで表現していきます。

車高調整

続いて車高の調整です。
説明書通りに組み上げるとノーマルの車高になりますが、今回目指しているのはしぶーい大人仕様ですので、タイヤがタイヤハウスにかぶるか被らないかくらいの車高に調整していきます。
フロントは付属のスプリングは使わず、ジャンクパーツのポリキャップを2個
プラス1個を3分の1ほどカットしスプリング取り付け部分に差込みました。
リアはシャフトを固定するパーツのシャフトが通る穴部分に、軸の高さを抑制するモールドがありますので、そちらをカットし調整完了。

フロントリア共に1ミリほど車高を下げました。

塗分け(エアブラシ)

次にエアブラシを使用した塗分けを行います。

塗装工程の順番としては、下回りパーツやメタリックパーツの下地としてブラック系→シルバー等のメタリック系→インテリアパーツ等メタリック系以外のカラーとなります
シャシー裏のミッションケースやホイールのメッシュ部分の塗装に関してはマスキングテープやマスキングゾルを使用しマスクした上で塗装

またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、ミッションケースにはフラットアルミ、マフラーにはスーパーチタンを使用するなどし、工夫をしてみました

リアルクロームを使ったメッキ塗装

続いてリアルクロームを使ったメッキ塗装です。

メッキ塗装をするパーツはホイールリム部分とフェンダーミラー、ヘッドライトリフレクターにアンテナやエンブレム、マフラーカッターで、塗装工程としては3工程
1工程目がSHOWUP製のベースカラーブラックを原液で
2工程目が1液型のウレタンクリアー、こちらも原液で
3工程目がリアルクロームを原液で吹き付け。

リアルクロームを吹き付ける時に気を付けたことは、エアブラシのエア圧は最小で、エアブラシから出てくる塗料のミストを塗面にのせる感じで、パーツとエアブラシをなるべく離し、一気に吹かず3~4回にわけて塗料をのせていくと綺麗に出来ると思いました。


塗分け(筆)

続いて筆を使用した塗分けです。
塗分けるパーツは主にインテリアのパーツ
今回は木目部分をメインに塗分けを行いました。

木目塗装の工程としては3工程
1工程目は下地のエナメルシルバー
2工程目は木目模様をつけるアクリルのダークブラウン、ここは半乾きの塗料を筆先でこすりつけるように塗装
3工程目はクリアオレンジを全体的に塗装し木目を表現してみました。
その他にもエアコン温度表示マークには、下地にエナメルシルバー、その上に重ねてレッドとブルーを差し込んであります。
各スイッチ類はブラックで塗分けたあと、スイッチの各頭部分を先端にシルバーをつけたつまようじで塗装
塗装というか塗料をおくイメージで進行
各スピーカーやオーディオデッキ、エアコンルーバー部分はスミ入れ溶剤ブラックで陰影をつけてあります。
シートベルトバックルは自作し、ブラックで塗装後レッドをPUSH部分に差し込んでみました。


デカールの貼付

次にデカールの貼り付けです
デカールを貼り付けた箇所は、ボディのエンブレム、ナンバープレート、インテリアパーツとなります。

特に難しい箇所はなく、気を遣うとしたら、昔のキットなのでデカール破れに気を付ける事でしょうか
各デカールを貼り付け、綿棒で水分と空気を除去し、パーツとデカールを馴染ませていきました
スピーカーはロンサムカーボーイとしTSX11のデカールを自作し貼り付け、雰囲気を演出
メーターパネルのデカールはしっかり水分を飛ばしたあと、レジン液を流し込みブラックライトを照射
パネルケースの表現とデカールの保護をしておきました。


下回の組立

続いて下回りの組立です。
このキットは昔のアオシマの定番である使いまわしシャシーだったと思いますが、過去に省略していたミッションケースの塗分けや、各ボルト類の塗りこみを行うだけで、こんなにも化けるシャシーになるとは思いもしなかったというのが今回の感想です

組立に関しては車高調整も終わっていますので、慎重に組み立てていくのみ。
フロントサス部分は車高を下げたことにより地面側に隙間が出来ますので、ポリキャップをカットしたものを横から差込み調整しました

リアはスプリングギミックを使用しないので、パーツをそのまま接着。
強度を上げる為にセメダインハイグレード模型用接着剤で補強してあります。


インテリアの組立

最後にインテリアの組立です。
組立順としては自作したバックル、カーペット、センターコンソール、リアシート、フロントシート、ダッシュボードの順で組み立てていきます。

バックルはフロントは3ミリ、リアは1.5ミリのプラ材をカット

フロントはシャシーに0.8ミリのピンバイスで穴をあけておきそちらに差込み。

リアはシートに接着しました。

続いてダイソーのフェルト生地をカットしカーペットとし接着
残りのパーツも組付けインテリアの完成です。
個人的に過去一うまく表現できた木目塗装やTSX11のデカールに自動車電話機等でグロリアの雰囲気をしっかり出すことが出来大満足です

ということで今回はここまで

次回は完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました。
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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