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ボディ塗装
今回はボディ塗装から行っていきます。
今回使用した塗料は、タミヤのピュアブルーとスパークリングシルバーを調色しました。
配合比でいうとピュアブルーが4、スパークリングシルバーが6ほどでしょうか。
キラキラ光るライトブルーを狙ってみました。
キットのモデルである60系スープラに当時用意されていた純正カラーは、おそらくボックスアートにあるレッド系、ブルー系、シルバー系、ホワイト系、ブラック系、ゴールド系、グレー系の7色が存在しているかと思います。
詳細を調べてみたのですが正確にはわからず、ネットで見たライトブルーの60系スープラを想像し塗装を行いました。
ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。
塗分け(エアブラシ)
次に各パーツをエアブラシを使い塗分けを行っていきます。
主に塗装を行ったパーツは内装パーツとホイールとなりますが、まずはホイールの説明から。
キット内容そのままの状態ですと、おもちゃっぽいメッキホイールなので、キッチンハイターに一晩漬けこみメッキを落としました。
メッキが落ちた成形色であるブラックの上にタミヤのフラットアルミを吹き付け、塗装完了。
次に内装パーツの説明です。
成形色のままですとブラックなので、ひとまずタミヤの缶スプレー、グレーサフェーサーをしゅしゅっとひと吹き。
現在使用している、年始に導入した互換屋の塗装ブースなのですが、吸い込みが驚くほどよく、臭いが強烈な缶スプレーを使用した際でも、臭いが拡散されることなく排気されます。
さらにファンの回転数を調整するスイッチもついており、用途によって吸い込みパワーを強くしたり弱くしたり出来ます。
今回使用した缶スプレーの場合は中程度の吸い込み威力で十分排気され、エアブラシの場合ですと弱と中の間程度、一番右につまみを回した吸い込み力最強の状態は一度も使ったことがありません。
スリムタイプのブースですが、大きさもさほど気にならず、組み立ても簡単で作業効率を高めてくれる代物。
かなりオススメのブースで重宝しています。
さて、インテリアの塗装ですが今回はボディ色に合わせてブルー系のインテリアでまとめていきます。
使用した塗料はクレオスのライトブルーとブルーグレーの2色。
サフェーサーが乾いたパーツに対し、まずはライトブルーを吹き付け。
塗料が乾いたのちにマスキングをしブルーグレーを吹き付けました。
更にダッシュボードをマスキングし、コントロールパネルの部分をセミグロスブラックで塗装し、エアブラシでの塗装工程が完了です。
塗分け(筆)
続いて筆を使った塗分けを行っていきます。
主に内装パーツの塗分けとなり、使用したツールとしては、4アーティストマーカーと、こちらも最近導入したゴッドハンドの神筆シリーズとなります。
メーターパネルの塗分け手順としては、メーター凹凸部分に4アーティストマーカーのシルバーを、先端を意識しちょん塗り。
これをベースに指針部分にはイエロー、レッドゾーン部分にはレッドを塗装。
さらにエアコンスイッチ部分には、最近再現するようになったブルーとレッドの冷暖カラーを塗装。
いずれも神筆シリーズの極面相筆Sを使用し塗装を行いました。
神筆シリーズを導入してから、細かい部分の塗装がうまくいくようになりました。
ゴッドハンドツールのオフィシャルに記載してあるのですが、「神ふで」は毛の一本一本を人工毛専従の筆職人が作りだしている繊細な筆だそうで、一般的な化学繊維筆と違い、毛がパサつかず、ちぎれにくく、いつもおろしたてのような使い心地を維持できるようになっている代物です。
実際使用していても、まったく毛が乱れることがないので、いつも新品を使っているような感覚。
ツールは本当に大事だと実感しております。
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けとなります。
ボディへの貼り付けはフロントとリアのエンブレムにリアバイザー。
あとはナンバープレートへのデカールを貼り付けとなります。
キット自体は十数年前に購入した、古いキットですので、デカールを一度天日干ししたのち、マークフィットを使用しながら貼り付けを行いました。
優しく綿棒を転がし、デカールとパーツの間にある水分と空気を除去しながらデカールをフィットさせていきます。
下回の組立
続いて下回りの組立を行っていきます。
まずはリアの足回りから。
シャフトを通すパーツを組み付けセメダインハイグレード模型用接着剤で補強を行います。
続いてホイールの組み付けですが、まずは車高に関しては問題なく素組みでちょうどいい感じ。
ですが、フロント、リアともにフェンダーに対しホイールが奥に入り込みすぎていてどうもかっこ悪い感じ。
ここで手持ちのスペーサーが登場致します。
あらかじめ模型制作時に出るジャンクパーツの中から、ちょうどよさそうなスペーサーを取り付け。
ダイソーのヤスリで長さを調整しつつ、パーツとピンの間にスペーサーを入れ、取り付けを行いました。
スペーサーが入っているこのケースは、これまたダイソーのお薬ケース。
使い方が間違っていますが、使いやすいので良し。
色んなスペーサー等、細かいパーツを収納しております。
何度かスペーサーの調整を行い、自分好みのツライチ気味になるよう調整し下回りの組立は完了です。
インテリアの組立
次にインテリアの組立を行います。
塗装を終えたパーツ達を黙々と組み付けていくのみ。
の予定でしたが、どうもパーツの合いが悪く、接着部分を調整しながら組み立てを行いました。
それにしてもインテリアのパーツに関してですが、実車の写真と見比べても、リアルに成形されており、塗装次第では化けるパーツ達。
アリイ製作所の模型魂も侮れません。
手持ちでは他にも、クレスタやマークⅡ、ZにRX7、ポルシェなどがあり、今後の制作が楽しみになってきました。
ただしインテリアに関しては、基本的に合いが悪い部分が多いので、補強としてすべてのパーツにセメダインハイグレード模型用接着剤を補強接着してあります。
シート部分はがっちり接着を行いたいので更に洗濯ばさみで挟み込みゴリゴリに固定し、そのまま就寝致しました。
朝起きて確認するとがっちがちに固定されていたので取れる事はまずないでしょう。
今回はここまでよなります。
次回は完成までをお届けする予定です。
ご視聴頂きありがとうございました。
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