「お手軽自作フォグランプ」【制作】1/24 TAMIYA TOYOTA SUPRA 3.0GT TURBO part3

1/24 ARII TOYOTA CELICASUPRA '82

いつもプラモの時間をご覧頂きありがとうございます

クリア塗装

今回の動画は70スープラの完成までをお届け致します。
まずはクリア塗装から。

クリア塗装工程に関しては全部で3回の工程。

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのGX100スーパークリア2をガイアカラーT01薄め液で「1:1.5」程度まで薄めて吹き付けています。

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ。

1工程目と2工程目の間に軽く2000番のペーパーヤスリで表面を整え、2工程目はしっかり全体をまんべんなく塗装。

3工程目は仕上げで、各部塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます。

万が一垂れてしまった場合は、最悪塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます。


研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます。
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、表面にはまだまだおうとつが存在しています。

このおうとつを消していく作業をしていきます。

徐々に番手を上げ滑らかな面にしていきますので、前もって逆算をしクリア塗装を行わなければいけません。

ここでクリア塗装時に意識している、塗料が垂れる寸前、つまり多少厚めにクリア塗装を行う事が、ここで生きてくると思います。

研ぎ出し工程としては2回の工程。

まずはペーパーヤスリ2000番で水研ぎし、次にラプロスの研磨クロス、6000番、8000番と番手をあげ水研ぎをしていきます。

個人的な鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り、確認、を繰り返し表面を滑らかにしていきます。


鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です。
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります。
ドレメルというメーカーのミニルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行って行きます。

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周。
パーツ表面の層を軽く剥がす、または一皮剥くといった感覚で研磨していきます。
あまり研磨しすぎても粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできず、ピカピカになりません
ですのであくまでも軽く1周といった感じで作業を行っていきます。

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周。

3工程目はタミヤの仕上げ目で傷がなくなるまでを目安に研磨していきます。

この3工程目の段階で下地が出ると本当に最悪なので基本的には各1周、最終的に仕上げ目で傷をしっかり消す事が出来ればOKを目標に行います。

最後の仕上げの際、ハセガワのセラミックコンパウンドとタミヤのモデリングワックスを使用しつるピカにし完成としています。


マスキングと塗装

次にマスキングと塗装を行っていきます。
昔販売されたキットに付属していなかった気がするのですが、最近再販されたこちらのキットにはマスキングシールが付属してあり、作り手側の作業を一つ削減

とても有難い配慮でございます。

ぺりっと台紙から剥がし、ウインドウに貼り付けていきますが、貼り付けるコツとしては、角を決め、上辺から貼り付けていくことでしょうか。

タミヤのマスキングシールはバチピタで貼り付けることが出来るので、安定感があり貼り付けやすく、誰でも簡単に綺麗なマスキングをすることが出来ると思います。

ボディ部分は手持ちの幅広タイプ、細目のタイプ、曲面追従タイプのテープでマスキング。
塗装箇所をしっかりマスキングしたのち、残った部分をマスクするといった順序で、ウインドウモールとサイドスカートをマスク処理を行いました。

スジを彫る際にこういった箇所を深めに彫っておくと、マスキングもしっかり決まるので、スジ彫りの大事さを改めて認識した次第でございます。

ガンメタルを塗装するサイドモールに関しては、マスキングテープを使うのがもったいないので、セミグロスブラックが乾燥したのを見計らい、キット付属の袋でエコマスキングを行ってから塗装を行いました。


自作フォグランプ

続いてボディからくりぬいたフォグランプを、おゆまるとレジン液を使用し、自作していきます。
まずはおゆまるを使用した型取りから。
熱湯に沈めたおゆまるに対し、カットしたフォグランプを押し当て型を取ります。

しっかり固定したのを確認したのち、レジン液を流し込みます。
使用しているレジン液はREJIKOというハードタイプのレジン液で、ガラスパーツの再現ということもあり、出来るだけ薄くを意識し制作してみました。

ブラックライトをあて、固まったパーツをヤスリで整え完成。

次に反射板部分を1ミリのプラバンで制作していきます。
接着を見越し、フォグランプより少し大きめにカットしたプラバンに対しリューターで真ん中にくぼみをつけ、奥行きを表現しました。

このプラバンに対し次は塗装とランプの再現を行います。
塗装は4アーティストマーカーのシルバーをべた塗り。
真ん中に0.8ミリの穴をあけ、インセクトピンをさしランプの再現が出来ました。

レジン液で作ったガラス部分と反射板を接着し、固定したのを確認後、ボディに合体。

簡単フォグランプの完成です。

仕上げ

次にいよいよ仕上げとなります。
カープラモの場合一番力が入り、時間がかかる部分かと個人的には思いますが、みなさんはいかがでしょうか?
最近購入出来たゴッドハンドのアルティメットニッパーですが、これがまたものすごくいい切れ味で癖になりそうな代物です。
これさえあればゲート処理なんぞもう必要なし。
ぬるっと綺麗な断面でカットできるのでオススメです。

続いてキーシンダーの再現として、あらかじめあけておいた穴にインセクトピンを差込みます。
裏からセメダインハイグレード模型用接着剤で固定し完了。

次にゴッドハンドの神筆を使用しテールライトの塗分けを行います。
保険でのちのちリカバーが出来るよう、クリアオレンジから順番にクリアレッドと塗分けを行いました。

続いてハセガワのミラーフィニッシュで、フロントライトのリフレクター部分の再現を行っていきます。
この部分は塗装よりもミラーフィニッシュのほうが簡単に再現できるのでオススメかと思います。
ふち部分に関してはエナメルシルバーで塗り足しを行いました。

次にボディに対し、塗装が乾燥したウインドウ類を取り付けていきます。
フロント、リアの順番で接着。
接着にはセメダインハイグレード模型用接着剤を使用しました。

続いてシャシーとボディの合体です。
特に合いが悪い箇所はなく、スムーズに合体が出来ました。
この佇まいを見ただけでテンションが爆上がり。
興奮MAXのまま次の工程へ参りましょう。

サイドウインカーやマーカーを筆を使用し塗装。
テールはゴムパッキンの再現ということでガンダムマーカーで縁取りを行います。

ドアミラー、ナンバープレート、ワイパーを取り付け、最後に軽くワックスをかけ完成となります。

濃厚で美しいワインレッドの70スープラを想像し制作してみたこちらのキット。
レイズのホイールに変更してみましたが、大正解でした。
完全なる自己満ですが、煌びやかに美しく渋い女に仕上がったのではないでしょうか。

スープラ愛が溢れ手に取った70スープラですが、リアからの眺めが最高にかっこ良き。
80、90スープラと並べ大切にディスプレイしていきたいと思います。

ご視聴、お付き合い頂きありがとうございました。

↓完成写真です。スライドショーになっているので右や左にスワイプしご覧ください。

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