1/24 TAMIYA AMG MERCEDES S600 COUPE part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はタミヤのベンツS600A MGの制作part2で塗装がメインとなります
中でも木目調の塗装は下地ありと下地なしの2種類を試し、いつもより長めに編集収録してみましたので、是非ご覧ください
それでは早速行ってみましょう
ボディ塗装
まずはボディ塗装からです
AMGメルセデスS600クーペのボディカラーは、スタンダード・ペイントが8色、メタリック・ペイントが14色と豊富なバリエーションが揃っています
さらに、オーナーの好みにあわせて、内装色と共に自由にオーダーすることも可能。
説明図では、イメージリーダー的なメタリック・ペイントのガンメタルのボディ色で塗装指示をしてありますが、自由に塗装してみるのも楽しいでしょう
とありますので、僕の中のAMGということでパールホワイトを選択
使用した塗料はタミヤのパールホワイトでこの塗料をガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3つの工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
続いてエアブラシを使った塗り分け塗装です
まずは一番量が多いブラック関連から
シャシーや足回り、そしてエンジンパーツなどのメタリック塗料で塗装するパーツの下地としてエヴォブラックを塗装
足回りのアーム関連は素材の違いを出すためにツヤありブラックを塗装
ブラックの中でもコントラストを意識し塗装をしていきます
続きましてはメタリック関連
エキマニはメタリックグレー
インマニはクロムシルバー
マフラーパイプ部分はスーパーチタン
たいこ部分やエンジン本体などはフラットアルミで塗装し、メタリック塗料でもコントラストの変化をつけていきます
インテリアはシートの合わせ目を目立たなくするところから
セラフィニッシャーでパーティングラインを削り取ったらヤスリで均し塗装準備OK
インテリアの塗料は木目が映えるようにクレオスのタン一色
ヘッドカバーはレッドで塗装しAMGだよアピール
ファンはフラットホワイトで塗装しました
木目調塗装2種類
次に木目調の塗装です
この時代の高級車の特徴でもある木目ですが、このキットではデカールで木目が再現されています
ですが古いきっとということもあり、デカールが傷みまくっていてリキッドデカールを塗りつけても割れてしまう状況でしたので、ここは塗装で再現していきます
まずは下地にシルバーを入れる場合
下地のシルバーはエナメル塗料を使います
塗料が乾いたらアクリル塗料のブラウンで、筆でかすれさせるような形で模様をつけていきます
模様がまだらについたら、その上からアクリルのクリアオレンジを塗装
次にベージュで仕上げたインテリアパーツにそのまま模様をつける、シルバー下地なしの場合
こちらも下地以降の手順は一緒で、アクリル塗料のブラウンで、筆でかすれさせるような形で模様をつけ上からアクリルのクリアオレンジを塗装です
結果は下地がシルバーの方が少しトーンが落ち着いた木彫に仕上がりました
ベージュにそのままクリアオレンジの場合は派手な感じ
下地のカラーによって仕上がりが変わります
どちらも高級感は出るので好みで今後は使い分けていきたいと思います
塗分け(筆)
続いては木目以外の部分を筆で塗り分けるパートです
こちらもエアブラシの時の塗料の使い分けは同じくで
ブラックでもツヤのありなしを選択し、例えば足回りのシャフト部分にはツヤありブラック、エンジンパーツのベルト部分にはつや消しブラック、インテリアのボタン類はセミグロスブラックなど
メタリック塗料では、例えば色味の違いを選択しながら色を入れていきます
アルミパーツ部分にはフラットアルミ、鋳造パーツにはゴールド、ワイヤー類にはクロームシルバーなど素材で色味を分けながら塗装をしていきます
それぞれのパーツに色をある程度入れ組み立て前になったら、エンジンとマフラーにはタミヤのスミ入れ塗料ブラックでスミ入れをしていきます
オイルなどの滲みを再現しエンジンっぽさを出していきます
他にも3Dで制作したシートベルトバックルにはレッドを入れたり、レッドで仕上げたエンジンカバーにブラックを入れたり、内張のドアノブにクロームシルバーを塗装したりし筆での塗り分けが完了です
エンジンと下回の組立
次に組み立て編です
まずはエンジン周りから
エンジン本体自体は仮組み時に組み付けたので、シリンダーブロックやベルト類を取り付けていきます
今回は完成時にエンジン部分がカバーで見えなくなってしまうのでパイピング等は行わない方針なのでサクサクと進行
エンジンが組み上がったらシャシーに組み付け完了です
次にリアの足回り
こちらも車高調整等は特にしない方針ですのでサクサクと進行です
アーム類を組み付けたり、ブレーキディスクパーツにはポリキャップを挿入したり、説明書通りに組み上げていきます
マフラーを取り付けたら今度はフロントパート
フロントパートも特に難しい部分はなくスムーズに組み付けが進行しました
車軸の固定方法はポリキャップ式でホイールはピンが生えているタイプ
ホイール取り付け時にはググッと力が加わりますので、足回り各部の接着は強固にしておきたいところ
セメダインハイグレード模型用接着剤で角部を接着し、必要に応じて洗濯バサミなどで固定したりし組み立てていきました
ラジエーターとインマニパーツを取り付けて完成です
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
メーター部分とダッシュボードの木目デカールはなんとかなりました
キット付属のデカールは年月相応の痛みがありましたがリキッドデカールを塗布し再生
デカールを貼り付けたらマークフィットでしっかり馴染ませ、筆と綿棒で水分と空気を除去したらレジンを流し込んでブラックライトを照射
メーターケースの再現とデカールの保護をしておきます
ダッシュボードには上部を組み付けハンドルパーツも取り付けていきます
フロアカーペットはインテリアのカラーであるベージュと同じ色味を選択
ダイソーのフェルト生地をバスタブ床面に貼り付けていきます
採寸してハサミでカットしたらセメダインハイグレード模型用接着剤で接着です
シートには3D出力したベルトバックルを前後に取り付け
センターコンソールにはシフトればーを組み付けたら、木目調で仕上げた内張を左右に接着
最後にシート、ダッシュボードの順に組み付けたらシャシーと合体
これでインテリアが完成しました
細かく塗り分けた木目調がもはやインテリアのメイン
高級車の最高峰AMGらしさが出たところで今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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