「パカパカパーツの製作と超音波カッターMAGICUTTER」

1/20 BANDAI TOYOTA CELICA  LB. 2000GT

1/20 BANDAI TOYOTA CELICA  LB 2000GT Part2

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回は2代目セリカのインテリア完成まで

MAGICUTTERでボディをカット

早速まずはボディのカットから

使用しているツールは超音波カッターのマジカッター

このマジカッターは軽量で取り回しもよくプラモの時間ではスタメンツール

今まではスジボリツールを使ってカットしていましたが、これに変えてからは時間もかからずサクサクカットすることができています

今回開閉する箇所は両ドアとサンルーフとリアハッチですので、そちらをカット

切断部はあまり時間をかけてカットすると溶けたような切り口になりますので、ささっとやっちゃいます

カットパーツの受けを設置

続いてはカットした部分に色々やっていきます

まずはカットしたパーツ一つ一つの切り口が荒れているので、ペーパーヤスリで320〜1500番まで削りなめらかにします

続いては受けパーツの製作

カットしたパーツは、当然そのままではパーツが固定できませんので、受けを0.5mmのプラ板で作っていきます

マステをそれぞれの部分に貼り付けマジックでなぞり型を取ったら、そのマステをプラ板に貼り付けハサミでカット

Rがついている部分は指でしごき、型に沿わせていきました

次にそのプラ板を接着剤で取り付けていきます

両ドアは内張パーツが干渉しないようにデザインナイフやペーパーヤスリで調整

ハッチ部分は、テールの上部にプラ板とプラ材を仕込みなるべく実車のラゲッジスペースとなるように形を作ったら、瞬間接着剤を流し込みアルテコのプライマーで硬化促進

接着剤が固まったら、ペーパーヤスリでならしなめらかにしておきます

開閉パーツの製作

次に開閉パーツを作っていきます

両ドアがしっかり開くようにするためのパーツです

このパーツを作るのに使用した部材は内径1mmのアルミパイプと0.8mmの真鍮線です

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まずはアルミパイプと真鍮線を適当な長さでカット

カットしたパイプは先端が潰れてしまうので、プライヤーなどで挟み込み形を丸く整え真鍮線が通るようにします

そしたらパイプに真鍮線を通し、L字に曲げます

次にL字になった部分の根本を支点にしU字に曲げます

最後はU字になった真鍮線と、パイプが平行になる部分を支点にしL字に曲げ完了

このパーツをエポキシパテを使いドアの内側先端部分に取り付けます

ドアの内側はフェンダーに干渉する恐れがあるので、あらかじめ削りこんでおくのがベストでしょう

ネオジム磁石の設置加工

続いてはドアがボディに対ししっかり閉まるように磁石を取り付けるためのスペースを作っていきます

ボディとシャシーを合体しあらかじめ4mmの寸法をとった上で、内張、ボディ側ともにマジカッターで1mm×4mmほどでカット

カットした部分はダイソーのダイヤモンドヤスリで均したら完成です

この部分にはハイキューパーツの1かけ4mmのネオジム磁石をドア取り付け時に接着していきます

これで塗装の準備が整いましたので、改めて下地塗料を塗装です

ボディカラーはブラックにする予定ですので、下地にはエヴォブラックを塗装し、傷などの有無を確かめた上でボディの本塗装に進みます

ボディ塗装

次にボディ塗装です

2代目セリカの前期型に用意されていたカラーは、ガムホワイトやホットレッドなどの他に、ジムグリーンなどの鮮やかなカラーなど全部で10色が用意されていたようです

この中から今回はブラックメタリックをチョイス

ブラメタとありますが、古い車なので、あまりギラギラさせたくなく、メタリック要素は無しでプレーンなブラックとゴールドのストライプで仕上げていきたいと思います

まずはゴールドのストライプとして、クレオスのスーパーリッチゴールドを吹付、1mmのマステでストライプ部分をマスクしブラックを吹き付けました

ブラックはウイノーブラックをガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行います

ボディ塗装の工程としては3つの工程で、

1工程目は各ラインや角を中心に

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分

3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます

塗分け(エアブラシ)

続いてはエアブラシを使ったパーツの塗り分けです

まずはブラック系から

シャシーや下回りパーツ、バンパーやメタリック塗装を行うパーツの下地としてガイアノーツのエヴォブラックを塗装です

足回りパーツのアーム類はツヤありのブラックを塗装し、各パーツのコントラストをつけます

次にメタリック系の塗装

こちらはマフラーはフラットアルミ、ホイールはギラギラなメッキ加工がされていたので、ハイター漬けにしメッキを落とした上で、クロームシルバーを吹き付けました

インテリアは塗装の前に、シートを調整です

前後で二つのパーツを合わせた形状ですので、どうしても合わせ目ができてしまいます

こちらは瞬間接着剤(イージーサンディング)を合わせ目に盛り付けヤスリでなめらかになるよう調整

そのあとサンディブラウンを吹き付けます

今回のインテリアのベースカラーは一色のみで、細かい部分は筆で塗り分けていきます

塗分け(筆)

次に筆を使用した塗り分けです

シルバーから塗装していきます

マフラーやミッションケースにはフラットアルミを塗装

インテリアではこのシルバーがベースとなる箇所がたくさんありますので、そちらにもフラットアルミを使用です

ハンドルのホーン部分やインパネなど塗り分けです

インパネ内のエアコンなどのコンパネ(コントロールパネル)部分はセミグロスブラックで塗り分け

下回りの燃料タンクはツヤありブラックで塗装、ハンドルの縁などはガンメタで塗装

ここまでは全てエナメル塗料を使いました

ここから先はエナメル塗料の上に塗装するので、アクリル塗料を使います

各種ランプ部分にはクリアブルーやクリアグリーン、クリアイエローにクリアレッドなどできるだけ多くのカラーを使い情報量を多くしていきます

シガーソケット部分にもクリアグリーンを入れました

ここからはエナメル塗料に戻りまして、バックル部分にはレッド

ボルト類やメッキパーツ部分には4アーティストマーカーシルバーを塗装

シフトノブにはシフトパターンを描いてみました

ホイールのセンターにはガンメタとレッドを入れ塗り分け完了です

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デカールの貼付

次にデカールの貼り付けです

インパネ内メーター部分はモールドされていましたが、塗り分ける自信がないので、各種メーターはデカールを自作しました

デカールの作り方は過去に動画にしてありますので、よろしければご覧ください

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インパネ内はスピードメーターにタコメーター、燃料メーターに水温メーター、そして時計をデカールで再現

ボディはエンブレム類をパート1の段階で削り落としてありましたので、そちらに自作したデカールエンブレムを貼り付けていきます

各種メーター部分はレジンを盛り付け、ブラックライトを照射

デカールの保護とクリアケースの再現とします

下回の組立

続いては下回りの組み立てです

塗装は終わりましたし、車高の調整もないのであとは組み立てていくのみ

ホイールと組み付けたらタイヤを取り付けです

タイヤは本物のタイヤのような質感でびっくり

このキットはおそらく40年くらい前のキットですが、こんなにしっかり再現してくれるバンダイには感服いたします

是非ともまたカープラを作っていただきたい

フロントを固定している間にリアもサクッと組み立てます

他にもマフラーを取り付けるなど説明書通りにパーツを組み付けて完了です

インテリアの組立

最後にインテリアの組み立てです

こちらも塗装は終わっているので組み付けていくのみ

内張のメッキモールはハセガワのミラーフィニッシュを細かく切り込み貼り付けていきました

モールに沿って貼り付け、デザインナイフでカットし、余分な部分を除去です

シートはこれまたリアルな作りになっています

シートサイドにステーを組み付けたらシートバックを取り付けです

シートはモールドもリアルですごく素敵です

フロアカーペットはダイソーのフェルト生地よりブラウンをチョイス

ハサミでカットしセメダインハイグレード模型用接着剤で取り付けです

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そのあとセンターコンソールにはシフトパーツにサイドブレーキを取り付け

シートには前後ベルトバックルを取り付けました

そしてフロアパーツに対しシート、ダッシュボードの順で取り付け、シャシーに組み付け完了

当時にセリカらしく情報量が多いコクピットを確認したところで今回はここまで

次回は完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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