1/20 BANDAI TOYOTA CELICA LB 2000GT Part1
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はストックの中から2代目セリカLBを製作
もう時期ハセガワから初代セリカLBも発売されるので、知識を深めつつ製作していきたいと思います
まずは2代目セリカがどんな車だったのか調べていきましょう
2代目セリカとは?
1970年12月に登場した初代セリカは未来的で斬新なフォルムと、ずばぬけた走りの性能で日本のモータリゼーシヨンの方向をリードしてきました
そんなデビューから6年8ヵ月、セリカはフルモデルチェンジを行います
その新鮮なフォルムは、トヨタ新開発の「7色風洞実験」から誕生したとのこと
ニュー・セリカに乗り込むとまずおどろくのは、室内空間が広く開放感があること
上下左右方向にRを持つ日本で初めての三次曲面サイドガラスの採用
またガラス面積も大幅に増し、スポーテイ・ドライブの原点であるオープン・カー感覚への回帰をめざしました
さらに日本初のメーカー・オプションとなったサンルーフが一層開放感を与えます
エンジンは1.6L~2LDOHC、ボディはリフトバックの他にクーペが用意
日本唯一のソレックス・ツイン・キャブを装備し、抜群の加速性能を持ちます
また衝撃吸収ウレタン・バンパー、ウォッシャー・ノズル組み込みワイパー、4輪ディスクブレーキ、新しい機能美のエアロピラー等、魅力あるメカニズムを装備し、1980年代のニュー・スペシャルティ・カーと呼ぶにふさわしい車でありました
初代と比べるとあまり売れ行きはよくなかったそうですが、アメリカンなボディはとても美しく凛とした佇まいがよく似合うと個人的には思っています
そんな2代目セリカ、早速作っていきましょう
仮り組み
まずは仮組みから
このキットは現在ではガンプラが主力となっているバンダイ製のもので、今現在は販売されていないもの
次手に入れることはもしかしたら出来ないかもしれないので丁寧に作っていきます
まずは足回りですが、フロントはピン、リアはシャフトでホイールを固定するタイプ
電池とモーターでリアの車輪が回るように設計されたモーターライズ仕様で、スケールはいつも作っている1/24スケールではなく、少し大きめの1/20のキットです
モーターライズのキットだからか、足回りこそ簡略化されていますが、インテリアパーツはシートの形状やモールドに裏面とステー部分もしっかりと再現
リアリティ溢れるものとなっています
そしてトランクのキャビンなどのパーツ構成はぜひリアハッチを開閉し楽しんでくれと言わんばかり
こんなにしっかりとしたパーツ構成なのでせっかくですからリアハッチやドアは開閉し楽しもうと思います
エクステリアでは、フロントマスクや、リアテール一式、ドアミラーやホイールなどがメッキ加工されていますので、旧車の特徴でもあるメッキの表現は手間をかけずに簡単に出来そうです
車高もピカイチ
バランスもよく美しいセリカに辿り着けそうです
いつも作っているスケールよりも若干大きなスケールなので、塗装面こそ広くはなりますが、組みやすさは格段に上がりますね
パーティングライン消し
続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります
模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます
パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること
カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです
作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます
320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます
タミヤ フィニッシングペーパー P1000番 3枚入り + P1200 3枚入り + P1500番 3枚入り + P2000番 3枚入り セ…
スジ彫り
次にスジ彫りを行って行きます
使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードでブレードは0.15mmと0.2mmを使い分けています
用途としては、0.15mmのブレードは全体的な使用
0.2mmのブレードはドアやボンネットなどの開閉パーツなどに使用しています
リアルな完成度を追求するにあたりボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと
塗装を重ねた時に溝が塗料で埋もれてしまいシャープさが欠けてしまうので
塗装をする前の下準備の段階でしっかり彫っていきます
といってもスジを深くし過ぎると不自然なシルエットになってしまったりパーツが貫通し割れてしまう場合もありますので
あくまでも軽いタッチでそれぞれのパートで3~5往復を目安に
丁寧に掘り込んでいきます
ドアやボンネット、モールやバンパーの継ぎ目、給油口カバーやウインドウモールの外側を筋彫りし塗装に備えます
ボディの調整加工とメッキモールを新設
続いてはボディの調整です
なんとなくサイドのラインが丸みを帯びていてしっかり出ていない気がしたので、サイドのラインを境目に、ペーパーヤスリで均し面を出していきます
次にキーボックスはハイキューパーツのマイナスモールドに換装するので、モールドされている部分を削り0.8mmのピンバイスで穴を開けます
ついでにフェンダーミラー部分は真鍮線で固定するのと、ハンドルステーにもマイナスモールドを仕込むので穴あけを
モールドされているエンブレム類は塗装で表現といきたいところですが、あまり自信がないので削り落とし自作デカールで再現したいと思います
他にもボディ全体のバリを削り落としていきシャキッとしたフォルムにしていきます
唯一再現されていなかったフェンダーアーチのメッキモールは、プラ材で再現です
エバーグリーン製のプラ材をフェンダーのセンターから貼り付け始め、左右と順に張り込んでいきました
ちょうどいいところでデザインナイフでカットし完了です
下地塗装
続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのサーフェイサーエヴォを吹いていきます
この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業
パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です
いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!
ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります
吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます
サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで
次回はインテリア完成までをお届けする予定です
完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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