【制作】1/24 TAMIYA TOYOTA LANDCRUISER80 part1

1/24 TAMIYA TOYOTA LANDCRUISER80

プラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

開封の儀

夏といえば野外!野外といえば海!山!キャンプ!
どんな道でも走っちゃう屈強な、日本のキングオブオフロード!
それがランクル!窓を全開にして湘南の海を走ってみたいですな~!
それにしてもオフロードって本当に男のロマン。
今回はそんな男のロマン「ランクル80」をタミヤから販売されていたキットで「漢仕様」で作ってみたいと思います。

オフローダーファンから「ランクル」の愛称で呼ばれ、高い人気を集めているトヨタの4WD、オフローダーのトップモデル、ランドクルーザーが1989年10月、9年ぶりにフルモデルチェンジされました。

数あるグレードの中でも最もパワフルで豪華な装備のモデルが80バンVXリミテッドです。
高い剛性を誇る車体に搭載されるエンジンは、4.2リッターの直列6気筒ディーゼルターボ。
当時のこのクラスの国産車としては初めてフルタイム4WDを採用しています。
前後のデフロックに加え、センターデフロック機構も備えて高い悪路走破性を発揮。
オフロードからタウンユース、さらにはハイウェイまで、走る場所は選びません。

前後のオーバーフェンダーが力強さを感じさせ、走りの舞台となるオフロードの走行性を高め、すべてに改良が施されたトヨタランドクルーザー80は、90年代を代表する4WDオフローダーの1台といえるでしょう。

パーツの確認

タミヤのこのキットは、エンジンはもちろんのこと、ランドクルーザーの特徴である、ラダーフレームやサスのスプリング等も再現されており、プラモデルを通じて4WDという車の仕組みが理解出来るようなパーツ構成となっています。

ボンネットは、完成時にエンジンが見えるようスケルトン化されていたり、ディスプレイしたあとも楽しめるような展開も予め視野にいれていたり、物づくりの提示力はさすが世界のタミヤの一言に尽きます。

パーツを見ただけでもわくわくするような構成で、今から完成が楽しみです。
それではさっそく作っていきましょう。

スジ彫り

まずはスジ彫りをしていきます。
使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、0.15mmの刃を装着しています。
完成度を高めるにあたり、このようにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為、非常に重要な工程なので丁寧に掘っていきます。

あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になったり、貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あまり深くならない程度に、軽いタッチで3~5往復を目安に彫っていきます。

スジ彫りの工具にも使用用途があり、カープラモデルを制作する場合は出来るだけ細い刃を使用するとリアルに仕上がるというのを何かでみかけ、タミヤ製のスジ彫り超硬ブレード0.15mmにたどり着きました。

たしかにあまり太い刃で彫っても溝が太くなり、どこかぼんやりとした仕上がりになると思いますので、カーモデル制作の際は出来るだけ細いブレードを選ぶのがマストかと思います。
1/12などのビッグスケールの場合は太めのブレードでもいいかもしれません。

調整しながら、各モデルにあった刃を選ぶことが重要かとおもいます。

パーティングライン消し

次にボディ全体にあるバリやパーティングラインを取り除いていきます。
使用している電動ヤスリはクレオスのMr.ポリッシャーPRO。
別売りの600番のヤスリで作業を行います。
まずはルーフから電動ヤスリをあてていきます。
細かなプレスラインもありますので、そのラインまで削ってしまわないよう注意が必要です。

前後のフェンダーには内側にバリがありましたので、そちらも削り、シャープに整えていきます。
次にボンネットラインの両脇部分のパーティングラインを消し、この作業は完了。

この作業をやっておくと、よりリアルな仕上がりになるので、地道に作業をしていきます。

下地塗装

次に、塗装をする前の下地としてサフェーサーを吹いていきます

下地処理といわれているもので、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば、必須作業かと思います。

パーツ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、表面を滑らかにしておきましょう。

いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!ここが一番大事かと思います。

今回はボディカラーをタミヤカラーのブラックとガンメタのツートンで塗装をする予定です。

下地にはタミヤの缶スプレー、ホワイトサフェーサーを使用しました。

吹き付けていく順序としては、まずは各パーツの角の部分やステップ、フェンダーライン等を中心に、
次にルーフやボンネット、トランク等の広い面積の部分を中心に薄く万遍なく吹き付け。

最後にムラを確認しながら、一定の濃さで全体に吹き付けていきます。
缶スプレーでの吹き付けとなりますので、いかに素早く手を動かすかが重要かと思います。

パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移っていきましょう。

ボディの調整

次にボディドアノブ部分の鍵穴に、虫ピンを入れる為の穴をドリルで開けていきます。
それにしても、このタミヤのランクル80のボディはとても大きいですね。
大きい分、完成した時の存在感と達成感は計り知れません。
かっこいい「漢」のランクルになるよう、この時点から丁寧に作りこんでいこうと思います。

さて、使用しているツールですが、タミヤ製の精密ピンバイスDで、極細ドリル刃を装着して穴をあけています。
このピンバイスは刃をしっかりと固定してくれとても使いやすくオススメです。
実際には0.6ミリの虫ピンを入れる事になりますので、同じく0.6ミリの極細ドリル刃で加工を行います。

サフを吹いただけでもカッコイイランクル80、完成が楽しみです。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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