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真っ赤なボディーが似合ういい女!
真夏の湘南沿いを颯爽と駆け巡っている真っ赤なZ32をイメージし、制作をしていきたいと思います。
いざ開封
日本のスポーツカーを代表する1台、ニッサン・フェアレディZ。
その最大のマーケット、アメリカでは「Z-CAR」と呼ばれ高い人気を集めています。
シカゴで開催された1989年2月の自動車ショーでニューモデルがデビュー。
中でも最もホットな2シーターの300ZXツインターボモデルは、ショーの話題を一身に集めたのです。そのロー&ワイドなボディは前後のオーバーハングを短く切り詰めるとともに、大きく絞り込むことによってスタイルに張りを持たせ、同時に躍動感を生み出しています。
さらにボディ面と一体となる超スラントタイプのヘッドライトを持つフロントマスク、アーチ型のサイドウインドウ、シャープなリヤーランプのコンビネーション、バンパー下に覗く4本のエキゾーストパイプなど、スポーツカーテイスト満載のスタイル。
エンジンは280馬力のトップパワーをたたき出す、ツインインタークーラー付きのツインターボチャージャーを装着した2960ccのV6DOHC。
またハイパワーを支える足まわりは、ニッサンが新時代のサスペンションとして開発したマルチリンクを前後に、さらに4輪操舵システム「SUPER HICAS」、ビスカスLSDなど走りの装備を充実させています。
加えて高い動力性能にあわせてブレーキも強化され、前後ともベンチレーテッドブレーキなのはもちろん、フロントにはレーシングカーにも使われるアルミ製キャリパー対向フォーピストンブレーキ、さらに4輪アンチロックブレーキも装備しています。
迫力のスタイリング、ハイパワーなエンジン、卓越した足回り、全てにトップクラスの走りを目指したニッサン・フェアレディZ300ZX ツインターボは90年代をリードするピュアスポーツカーと言えるでしょう。
スジ彫り
まずはスジ彫りから行っていきます。
使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、0.15mmの刃を装着しています。
リアルな完成度を追求するにあたり、スジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、リアルなシャープさに欠けてしまう為、非常に重要な工程となりますので丁寧に彫っていきます。
あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチで3~5回を目安に彫っていきます。
また、スジ彫りの工具にも様々な種類と使用用途があり、僕の場合は、カープラモデルを制作する時は、出来るだけ細い刃を使用しています。
「カーモデルは0.1mm~0.2mmのブレードでスジ彫りをするとリアルに仕上がる。」
というのを雑誌か何かでみかけ、タミヤ製のスジ彫り超硬ブレード0.15mmにたどり着きました。
たしかにあまり太いブレードで彫っても溝が太くなったり、バランスの悪い仕上がりになると思いますので、カーモデル制作の際は、出来るだけ細いブレードを選ぶのがマストかと思います。
1/12のカーモデルなど、ビッグスケールの場合は太めのブレードでもいいかもしれません。
調整しながら、各スケールにあったブレードを選ぶことが重要かとおもいます。
パーティングライン消し
次にボディ全体にあるバリやパーティングラインを取り除いていきます。
バリやパーティングラインはどの模型にもあり、キットのパーツ一つ一つがプラスティックから出来ていて、そのプラスティックを金型でプレスしパーツが出来るので、絶対についてまわるものです。
このパーティングラインを取り除くことにより、実車さながらのリアルを追求できますので、根気よく整えていきます。
使用している電動ヤスリはクレオスのMr.ポリッシャーPRO。
別売りの600番のヤスリで作業を行います。
まずはボンネットのランナー痕をデザインナイフで取り除き、次にボディ全体にあるパーティングラインを取り除いていきます。
取り除く際の注意点として、細かなプレスラインもありますので、そのラインまで削ってしまわないよう注意が必要です。
左右のステップあたりにもバリがありましたので、そちらも削り、シャープに整えていきます。
次にボンネットを合わせてみてこの作業は完了。
次の作業に移ります。
ボディ加工
次にボディドアノブ部分の鍵穴に、インセクトピンを入れる為の穴をドリルで開けていきます。
使用しているツールですが、今回はドレメルのルーターに極細ドリル刃を装着して穴をあけました。
プラモデルを作っていると寄ってくる愛くるしい子供たちと共にこの過程をお届け致します。
下地塗装
次に、塗装をする前の下地としてサフェーサーを吹いていきます
下地処理といわれているもので、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば、必須作業かと思います。
パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に表面を滑らかにしておきましょう。
いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!が重要な事かと思います。
今回はボディカラーをタミヤカラーのピュアレッドで塗装をする予定です。
下地には在庫処分をしてしまいたいという理由から、タミヤの缶スプレー、ピンクサフェーサーを使用しました。
吹き付けていく順序としては、まずは各パーツの角の部分やステップ、フェンダーライン等を中心に、
次にルーフやボンネット、トランク等の広い面積の部分を中心に薄く万遍なく吹き付け。
最後にムラを確認しながら、一定の濃さで全体に吹き付けていきます。
缶スプレーでの吹き付けとなり、一度にたくさんの塗料がでてしまう為、いかに素早く手を動かすか、が重要かと思います。
パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移っていきましょう。
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