【制作】1/12 HASEGAWA KH400 A7 part3

1/12 HASEGAWA KH400 A7

プラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

クリア塗装

今回はクリア塗装から行っていきます。
使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイド。
クリア塗装工程は3回行います。
1回目は少し遠めから塗装面に塗料を表面にふわっと乗せるように吹きつけます。
表面がざらっとする程度を目安に吹き付けるといいと思います。

2回目はしっかり全体をまんべんなく。
この2回目の吹き付けが乾燥した時点で、一度2000番の紙やすりで軽く表面を整え3層目に入ります。

3回目は仕上げで塗料が垂れる寸前くらいを目安に吹いていきます。

表面が滑らかなほど研ぎ出し工程は少なくて済むのでクリア塗装はしっかり行いたいところです。

研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます。
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、表面にはまだまだおうとつが存在しています。
このおうとつを消していく作業をしていきます。
クリア塗装時の塗料が垂れる寸前を目安にというのが、ここで生きてくると思います。

研ぎ出し工程としては2回の工程。
まずラプロスの研磨クロス、6000番、8000番と番手をあげ水研ぎをしていきます。

個人的な鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り、確認、を繰り返し表面を滑らかにしていきます。

8000番まで仕上げるとある程度のツヤが出てきますので、続いてコンパウンドで鏡面仕上げを行っていきます。

鏡面仕上げ

鏡面仕上げの工程は2工程。
ドレメルというメーカーのミニルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行って行きます。

1工程目は、もともと手持ちであったモデラーズのトップコンパウンド2000を使用し1周。
UNICON製のFMC830-Pというコンパウンドもあるのですが、おそらく役割としては一緒という認識でいます。

今回はテストとして1工程目でトップコンパウンド2000を使用してみましたが、使いやすいけど後処理がすごく大変。

2工程目は、バフを取り換え、タミヤコンパウンドの「仕上げ目」で作業を行います。

今のところ、研ぎ出しからの鏡面仕上げまでの工程としては
・タミヤコンパウンドの細目

・タミヤコンパウンドの仕上げ目

・ハセガワセラミックコンパウンドで調整

・ワックス

この工程が一番しっくり来ていますが、テストを重ねもっと効率の良い工程を探っていこうと思っています。

鏡面の目安としては、やりすぎて下地が出ると最悪なので基本的には各1周、仕上げ目で傷が無くなるまでを目安に行います。

マフラー焼け塗装etc

次に今回初めて挑戦するマフラーの焼け塗装。
ネットでいろいろと調べながらやってみたのですが、マフラー管の熱いであろう部分はブルー系、あまり熱くないであろう部分はブラウン系にやけるようなので、クリアブルーとクリアオレンジのグラデーションになるように塗装を行ってみました。
まずはクリアオレンジを吹き付け。塗料の出具合を最小にし、遠目から吹き付けます。
次に熱い部分であろうところにクリアブルーを吹き付け。
同じく塗料の出具合を最小にし、遠目から吹き付けます。
初めてにしては上手く出来たとは思いますがまだまだ実車には程遠いので邁進のステータスとさせて頂きます。
続きましてその他パーツも塗装。
サイドカバーのデカール保護とマフラーのぎらつきを抑えたいので、クレオスのつや消しクリアーで塗装をしたのですが、質感、仕上がり共に大満足です。

外装パーツ組立

次に外装パーツを組み立てていきます。
まずはフロントフォークから。
フロントフォークのブレーキ部分なのですが、ブレーキディスクをしっかりブレーキパッドで挟んで組み上げるロジックとなっており、ハセガワの精密さと、模型に対するパッションを感じ取ることが出来ました。
パッションにお答えししっかり組み上げ致します。
マフラーはつや消しクリアーを吹き付け、ぎらつきを抑えたものを本体へ装着。
焼け部分も多少ぼかしをいれ、良い仕上がりになってまいりました。

続いて筆を使った細かい塗装を行います。
テールランプは裏表にクリアーレッドをたっぷり筆塗をし、乾燥したのち裏からエナメルシルバーを塗装。
この質感がとてもいいんです。説明書では裏側からクリアーレッドのみ塗装の指定ですが、実車はパーツそのものがクリアーレッドですので、実車同様の質感に近づける為、このような工程で行っています。

メーターパネルセンター部分の点灯ランプは下地にエナメルシルバー、乾燥したのち指定のクリアーブルー、クリアグリーン、クリアオレンジをタミヤのモデリングブラシPROⅡ超極細を使用し塗装。

続いてシートの組立ですが、なんと裏面まで再現されており、こちらも再度ハセガワの模型に対するパッションをしっかり受け取りましたので、じっくり組ませて頂きました。

仕上げ

いよいよ最終の仕上げとなります。
既に塗装を終えている外装パーツを取り付けていきます。
各ステップ類やタンクやカウル等の取り付けとなりますが、ここで重宝するのがセメダインハイグレード模型用接着剤。
よく伸び、よく接着。絶妙な乾燥時間にまるでゴムのような質感の接着剤で、無色透明。
メッキパーツでもお構いなし、しっかり接着してくれます。
ライトなども組み上げ、残すはこれらのパーツを取り付けるだけとなりました。
メーター類ライトを取り付け、フロントのパイピングをし、ウインカーを取り付け固定。
これにてKH400の完成となります。
完成後は全体的にワックスをかけピカピカに仕上げました。

僕が産まれる前、父の代にすでに伝説となっていたモンスターバイク。
実際に乗ったことがある父の話を聞くと、乗りてを選ぶようなバイクだった。
アクセルワークが難しくすぐにウイリーしてぶつけた奴はたくさんいるというほど。
まさにじゃじゃ馬のようなバイクだったと話していました。
そんな伝説的なバイク。

今は何台世の中に残っているのかはわかりませんが、いつかこの目で見たり乗ったりしてみたいと思います。

本日のブログは以上となります。

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■使用機材など

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