【制作】1/24 HASEGAWA HONDA CIVIC GL part1

1/24 HASEGAWA HONDA CIVIC GL

※フロントグリル加工してみた。HASEGAWA HONDA CIVIC GL part1 シビックGLとは?/パーツの確認/スジ彫り/パーティングライン消し/ボディの調整加工/下地塗装のご紹介

いつもプラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

今回は、最近ホンダ愛が過熱気味になってきており、どうにか収めなければいけない状況となっていますので、こちらのハセガワ、初代シビックGLを制作し、この思いを昇華していきたいと思います。

初代シビックGLは一体当時どんな車だったのか?さっそく紐解いていきましょう。

初代シビックGLとは?パーツの確認

1970年夏、Hondaは新たな4輪車開発のプロジェクトをスタートさせました。

コンセプトは「世界のベーシックカーとして、軽量、コンパクトでキビキビ走れるもの」という思想を折り込み、その結果として生まれた2BOXでFF横置きエンジンという仕様は、後に「シビック(市民の、都市の)」と名付けられました。

シビックの開発では徹底した軽量化が図られる一方、高剛性と低コストの実現に向け、左右が独立したストラット式の4輪独立懸架方式を採用し、デザインは、日本ではまだ珍しい「3ドアハッチバックの台形」という独特なスタイルとしました。

シビックはわずか2年で開発され、1972年7月に2ドアを発売し、9月にはGLを相次いで発売すると、若者たちを中心に大ヒットを記録。

1972年から1974年まで、3年連続の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

特に海外での評価を決定付けたのは、1970年に可決された米国のマスキー法に、どのメーカーよりも早く適応したことです。

開発された低公害CVCCエンジンは、シビックに搭載されて1973年12月に発売。

CVCCエンジンは、触媒が必要なく有鉛、無鉛どちらのガソリンでも走ることができます。

さらに米国環境保護庁(EPA)の燃費テストでは、1974年から4年連続して1位を記録するなど、「Hondaは非常に高い技術力を持っている」との評価を高めました。

シビックはHondaの小型車のベースとなったばかりでなく、石油危機など、その時代を取り巻く環境の変化をも味方に付け、文字通り世界のベーシックカーへと大躍進を遂げた車です。

そんな素晴らしいシビックを1/24スケールとし一つのパッケージにしたのが、こちらのハセガワシビックGLです。

キットの内容としては、ディスプレイモデルで、エンジンは付属しておりませんが、精密に再現された下回りや、メッキ加工されたエンブレム類など、リアルな完成を目指せるキット内容となっています。

デカールで再現されている、インパネ周りの木目調、ギアの変速シールなども再現され、細かい部分まで手の行き届いたキット内容は、模型を楽しむには充分すぎるパッケージです。

さっそく作っていきましょう。

スジ彫り

まず初めにスジ彫りを行って行きます。
使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、0.15mmの刃を装着しています。
リアルな完成度を追求するにあたり、ボディパーツにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、リアルなシャープさに欠けてしまわないようにする為、この工程は非常に重要な工程となりますので丁寧に彫っていきます。

といってもあまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチで3~5回を目安に、ボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は少し深めにを意識し、彫っていきます。

パーティングライン消し

次にボディ全体にあるバリやパーティングラインを取り除いていきます。
パーティングラインは大体どのキットでも、ボディを真上から見た際、縦一直線に入っている場合が多いので、実際に指で触り段差を確かめながら作業を進めていきます。

作業手順としては、ペーパーヤスリに水をつけ、ボディ全体にあるパーティングラインを取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、細かなプレスラインもありますので、そのラインまで削ってしまわないよう注意が必要です。

このキットの場合特にリアのトランク周辺のリアテール、Cピラー上部にパーティングライン、ウインドウモール内側や、フェンダー部分にはバリがありましたので、そちらも削りシャープに整え、次の工程に進みましょう。

ボディの調整加工

続いてボディの調整加工となります。
まずは鍵穴の加工となりますが、キット本来の姿ですと鍵穴が再現されています。
が、クリアを厚めに塗装することと、鏡面仕上げを行う際ゴリゴリ塗装面を削っていきますので、穴をあけインセクトピンで再現していきたいと思います。
0.8ミリのピンバイスで穴をあけ加工が完了。

続いてフロントグリルの加工です。
キット付属のままのフロントグリルでも十分なモールドなのですが、実車を見るとグリル上下は空洞となっていますので、この部分を再現していきます。
こちらも0.8ミリのピンバイスで穴をあけ加工。

加工した箇所はヤスリで削り、穴を開けた部分を滑らかにし、リアルな仕上がりにしておきました。

これで塗りわけをきちんと行えば、よりリアルに仕上がる予定です。

下地塗装

次に、塗装をする前の下地としてタミヤのグレーサフェーサーを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば、必須作業になります。

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に表面を滑らかにしておきましょう。

いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!が重要な事かと思いますし、下地の段階から表面を意識しておくと、後々鏡面仕上げの工程が時間を短縮出来たりするなど、効率があがります。

個人的に塗装全般で気を付けていることは、どの塗装工程でも、塗料が乾き指で触った感触がザラザラしている場合は、軽くペーパーヤスリをあて、ザラザラをなくし平坦に近づけられるよう、調整するようにしています。、

ボディカラーに関しては、今回はダークグリーンに仕上げる予定です。

サフェーサーを吹き、パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移りますが、今回はここまで。

次回は内装完成までをお届けする予定です。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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