【制作】1/24 FUJIMI ISUZU Bellett1600GTR part2

1/24 FUJIMI ISUZU Bellett1600GTR

いつもプラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

ボディ塗装

今回のベレットGTRに用意されているボディカラーは、メイプルオレンジにブラックのボンネットと、マダーレッドにブラックのボンネットの2色が専用カラーとなっているようで、今回はメイプルオレンジにブラックのボンネットで仕上げてまいります。

既に下地にピンクサフェーサーを吹き付けてありますので本塗装から行っていきます。
使用した塗料はタミヤのラッカー塗料でピュアオレンジ。

オレンジを吹き付けた後に、ボンネット以外をマスキングしブラックを吹き付けました。
注意すべき点としては、ブラックの塗装範囲と質感。
ボンネットの部分だけがブラックだと思い込んでいたのですが、ボディ部分も僅かにブラックで塗装されていますので、実車画像を確認しながらマスキングを行いました。
続いて質感ですが、ツヤ有のブラックではなくつや消しブラックとなりますので、研ぎ出し後つや消しクリアーをブラック部分に重ねる工程としていきます。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

各パーツの塗分け

次に各パーツの塗分けをエアブラシでまとめて行っていきます。
まずは準備として、内装のマスキングから。
内装はシート、皮の部分を成形色であるブラックのまま利用し、それ以外のファブリック生地の箇所はつや消しブラックとして表現を試みます。
幅の広いマスキングテープを使用しパーツを大まかにマスキング。
塗装をしたい部分をデザインナイフで切り取り塗装準備が完了です。

塗装準備を終えたパーツを、シルバー、ガンメタ、つや消しクリアーと順番に吹き付け、塗装完了。

次の工程に移ります。

パーツの筆塗り

次に各パーツを筆で指定色に塗装をしてきます。
シルバーで塗分ける部分、木目調で塗分ける部分を順に塗装。
木目調の部分に関しては、成形色のブラックを生かしつつ、下地にシルバーを使用。
筆に塗料を少量つけシルバーが半乾き状態で塗っていきます。
そうすると成形色のブラックとシルバーのまだら模様となりますので、しっかり乾燥させたのち、クリアーオレンジを重ねてみました。
ここでやめておけばよかったのですが、もう少し暗めの木目調が目標だった為、更にハルレッドを重ねたところ、なんの変哲もないカラーになってしまい後悔。
木目調表現は難しいということを痛感しつつ、次への糧とし工程を進めていきます。

デカールの貼付け

次にデカールの貼り付けとなります。
このキットに付属しているデカールは、なんとボンネットのブラック部分までデカールとなっています。
が、今回は塗装で表現としたのでこのデカールは不要。
サイドのブラックラインと各エンブレムを貼り付けていきます。

貼り付けたパーツに対し、優しく綿棒を転がし、デカールとパーツの間にある水分と空気を除去しながらフィットさせていきます。

下回りの組立

次に下回りを組み立てていきます。
今回のベレットのキットはまず車高が気になる事が1点、2点目はホイールを変えたいな~というのが気になる箇所ですので、車高の調整と、ホイールの調整から行っていきます。

個人的に好みの車高は、ノーマルからチョイ落としでちょいキャン気味、ホイールはツライチが好みです。

まずは車高。
フロントは高くリアが低いとおもいましたので、フロントはプラバンをサス取り付け部分に重ね調整。

サスはピンバイスで穴をあけ洋白線を取り付けました。
ホイールに関しては、おそらく実車でも14インチのワタナベがぴったりのサイズかと思いましたので、フジミのハコスカ4ドアに付属してるワタナベのエイトスポークを流用。
ボディに対してツライチになるよう、ホイール取り付け部分と、裏リムを大胆にノコで切り落とし調整しました。

ホイールのサイズに関して、これは個人的な思い込みなのですが、70年代の車は13~14インチ、80年代は14~15インチ、90年代は15~16インチがベストなのではと勝手に思い込んでいます。

こんな事を考えながら制作。これもまた自分だけのプラモデルを作る上で楽しい過程。
完成を常に思い描きながら制作を進めて参ります。

内装の組立

次に内装の組立となります。
まずはセンター部分から決めていきます。
塗装が終わったシフトノブやサイドブレーキを接着。
フロントのシートに関してはサイドレバーの塗装を忘れていることに気付き、接着とみせかけて取り外し塗装をするというフェイントをかましてみました。

次にメーターパネルに温めのお湯に浸したデカールをピンセットで貼り付けていきます。
この部分に関しては後々レジンでガラス部分を表現していきますので、しっかり水分を除去しデカールを定着させていきます。

続いて、先ほど塗り忘れに気付いたフロントシート、サイドレバー部分をエナメルシルバーで筆塗。
エナメル塗料は伸びが好みなので、細かい部分を塗装する場合重宝しています。
そしてダッシュボード右下部分のスイッチ類をそれぞれクリアーオレンジ、クリアーグリーン、クリアーレッドで塗装。
旧車特有の無機質で漢なダッシュボードを表現してみました。

続いてメーターパネルのデカールが定着したのを確認し、REJICOを投入。
小皿に数滴垂らし、細いプラ棒でメーター部分に盛っていきます。
円を描くようにレジン液を伸ばしたら、ブラックライトを照射。
ものの数十秒でカチカチに固まり、メーターのガラス部分が再現できたかと思います。

続いてハセガワのミラーフィニッシュを細くカットし、ドア内張部分のモールに貼り付けていきます。
実車同様メッキモールを再現してみました。
そのままバスタブ本体に接着し、接着剤乾燥後シャシーへ取り付けていきます。
取り付けには強固な接着が特徴でもある、セメダインハイグレード模型用接着剤を使用。
これで内装の完成です。
旧車のそれっぽっさが出ていて大満足。
こうして組み上げてみると、木目調がいい感じになっていてこれはこれで良しと妥協することができました。
行き詰ったら妥協。これ最強です。

次回は完成までの動画をお届けする予定です。

本日のブログは以上となります。

本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

■使用機材など

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