【制作】1/24 FUJIMI Ferrari348ts part1

1/24 FUJIMI Ferrari348ts

今回はイタリアの名車!FUJIMI Ferrari348tsの制作を行って行きます。

説明書とパーツの確認

1989年、フェラーリはフランクフルトショーにて「348tb」「348ts」を発表しました。
それまでのフェラーリ・308/フェラーリ・328から全面的に改良されたその流麗なボディデザインは、前作に引き続きピニンファリーナの手によるものです。
大幅に近代化され、サイドの大型エアインテーク部分がテスタロッサ風のフィン付きにデザインされていたとのこと。
348シリーズの最大のトピックは、ボディ構造の変更。
フェラーリは長年、鋼管スペースフレームを基本骨格としていましたが、348では一部に鋼管を残しつつも、より一般的なモノコックフレームを採用。
最終モデルはある程度解消されたそうですが、ドライビングに関しては、348の直進安定性の問題やピラークラックの問題は有名なようです。

搭載されるパワーユニット「F119D」は90度V型8気筒DOHC4バルブの構造を継承。
348シリーズはエンジンの搭載方法が変更されており、308/328が横置き式だったのに対し縦置き式に変更、重量バランスの最適化が図られていました。
また、トランスミッションは横置き式が採用されています。
「348」の車名は308/328と同様、排気量約3,400cc・8気筒のパワーユニットを搭載していることに由来しています。
そして、それに続く「t」は前述の横置き式トランスミッションであることを意味しており、
イタリア語のTrasversale(トラスベルサーレ)、
「b」 はクーペモデルを表すberlinetta(ベルリネッタ)、
「s」はオープンモデルを表す、spider(スパイダー)の頭文字をとったとのことです。

日本には1990年に正式輸入が開始され、当時の販売価格は1,650万円。
スーパーカーとして、最前線に君臨するフェラーリの名作348ts。
パーツ点数は少なめで作りやすそうです。
さっそく作っていきましょう。

スジ彫り

まずはスジ彫りをしていきます。
使用している工具はタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、0.15mmの刃を装着しています。
完成度を高めるにあたり、このようにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為、非常に重要な工程なので丁寧に掘っていきます。
あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になったり、貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あまり深くならない程度に、軽いタッチで3~5往復を目安に彫っていきます。
ダクトの部分はパーツがとても細いので細心の注意が必要です。

パーティングライン消し

ボディ全体にあるバリやパーティングラインを取り除いていきます。
使用している電動ヤスリはクレオスのMr.ポリッシャーPRO。
別売りの600番のヤスリで作業を行います。
まずはルーフ部分から電動ヤスリをあてていきます。
削る前にどこまでがパーティングラインで、どこからがモールドなのかよく確認しましょう。
この作業を根気よくやっておくと、塗装をしたあと、よりリアルな仕上がりになるので、地道に作業をしていきます。
このキットは特にヘッドライト周り部分やボンネット、エンジンフード周りがパーティングラインが頑固に残っているので、根気よく削り平坦にしました。
サイドステップの下もバリがあるので、シャープに見えるように余計なバリを取り除いていきます。

下地塗装

次に、塗装をする前の下地としてサフェーサーを吹いていきます

下地処理といわれているもので、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば、必須作業かと思います。

パーツ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、表面を滑らかにしておきましょう。

いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!ここが一番大事かと思います。
シルエットの確認とパーティングラインを消した際の磨き傷のリペアと、本塗装の準備が出来れば下地処理の役目は完了。

今回のボディ色はパールなどが一切はいっていない、純粋なブラックなので、下地であるサフェーサーは、ガイアノーツのメガサフという、オーソドックスなものを使用しました。

吹き付ける工程としては、本塗装と一緒で、まずはステップや、フェンダー部分、角などを中心に吹付、そのあとに全体にまんべんなく吹き付けていきます。

30分ほど乾燥させ、各部を確認していきます。

乾燥後、塗装前の準備として、下地処理が終わったボディを軽くペーパーがけをしていきます。
1500番のペーパーで、あくまでも目的は表面を滑らかにする事。
指で気になる箇所を触ってみて、ザラザラしているところにペーパーをあてていくという感覚で作業を行っていきます。
これから本塗装やクリアコートを行っていきますが、吹き付けるまえにこの均し作業を行うと、より滑らかな仕上がりになるかと思います。
塗装面の表面を指で確認し、OK。
ウェットティッシュ等で、削りカスを綺麗に拭き取り、埃なども取り除いていきます。
滑らかになったことを確認しプロポーションの確認です。
スポーツカーらしくとてもかっこいいプロポーションで出来上がりが楽しみです。

本日のブログは以上となります。
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