【制作】1/12 TAMIYA HONDA CB750F part2

1/12 TAMIYA HONDA CB750F

プラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

ボディ塗装

今回はボディ塗装から行って行きます。
今回仕上げて行くボディカラーは
漢の「ブラック」
メタリックが一切はいっていないピュアなブラックとなります。
ブラックは傷が目立ちやすく、鏡面仕上げをする際にとても苦労する色という認識がありますが、今回はどこまでつるつるなボディに仕上げられるか、自分のスキルアップの為にも挑戦してみようと思いました。
使用するカラーはタミヤのラッカー塗料のブラック。
タミヤのラッカー溶剤と塗料を1:1で混ぜ合わせ吹き付けていきます。
透かしてみると傷の痕がありますが、クリア塗装で埋めていこうと思います。

パーツの塗分け

次に各パーツの塗分けを行って行きます。
まずはエアブラシで吹き付けられるパーツでセミグロスブラックで塗装をするパーツを一気に吹いていきます。

フロントフォークは、パッケージングされたままの状態ですと、塗分ける部分までメッキコートしてありますので、まずはメッキを落としてから吹き付けを行いました。
タミヤのこのモデルのメッキに関しては、メッキコート後クリアコートまでしていて、メッキが落ちにくいという情報がありました。情報提供頂きました皆様ありがとうございます。

本来であれば市販されている、キッチンハイターに5分も浸けて置けばメッキは落ちるのですが、なかなか落ちないので、取り急ぎ一晩漬け、朝確認をしたところ、しっかり落ちていましたので一安心。
そのまま塗装に移りました。

次に細かいパーツやホイールなどを塗装していきます。
このホイールはコムスターホイールという、どくとくな形状をしたホイールになります。
淵の部分を指定のフラットアルミで塗分けたいので、その部分を残し上から蓋をするなどし、全体的にマスキング。

そのままフラットアルミを吹き付けていきます。
エンジンや他のパーツも一緒に塗分けていきます。

マスキングを取り無事塗分けが出来たことを確認し次の作業に移っていきます。

筆塗り

次に筆を使用し、細かい塗分けを行って行きます。
バイク模型の場合リアルに仕上げる為のポイントはどこなんだろう?
と考えた時に、まずはパーツ毎にしっかり型取りされたボルト類をしっかり塗っていくこと?
と考え、色んな完成画像等を参考にし、今回はボルト類を中心にデティールアップ。
というわけでボルト類をクロームシルバーで塗分けてみました。
そしてなによりこのCB750Fの特徴である、コムスターホイールの塗分けを忠実に再現することで、リアルさが増してきますので、じっくりと塗分けていきます。
エアクリーナー部分やキャブレターの一部、ステップやハンドルのゴム部分などはフラットブラックで塗装。

次にエナメルのシルバーで筆塗をしたホイールの、はみ出してしまった塗料の部分を、エナメル溶剤で落としていきます。
合格レベルになったホイールを左右合わせ接着。
しばらく洗濯ばさみの刑にしておきます。

次にチェーンのボルト部分をひとつひとつシルバーで塗っていきます。
使用している筆はタミヤのモデリングブラシPRO2超極細で、筆の先に塗料を気持ち多めに付け、塗装ポイントに塗料を置く感覚で塗っていきます。

次にディスクブレーキの塗分けです。
真ん中の部分をセミグロスブラックで筆塗をし、ボルト類も欠かさず塗分け完了。

バイク模型ならではの感覚とでもいいましょうか、細かなパーツをきちんと塗分けが出来ると達成感があり気持ちがいいものです。

デカールの貼付け

次にクリア塗装前にデカールを貼り付けていきます。
バイク模型はタンク部分のデカールがそのモデルの顔ともいうべき部分ですので、丁寧になおかつリアルに仕上げられるよう頑張ります。
このキットは10年以上前に購入したキットにつき、デカールに痛みがあるかと思いますので、慎重に進行していきます。
黄ばみは特になかったので天日干しはせず、長めにお湯に浸けてから貼り付け。

パーツとデカールの隙間にある水分と空気を、綿棒の腹を利用し、パーツに対し転がしながら除去していきます。
Rがついた部分は特に難しい部分ですので、タミヤのマークフィットを使用しながら、デカールが破れないよう、特に慎重に貼り付け作業を行いました。

エンジンの組み立て

いよいよバイク模型の心臓部分、エンジンの組立を行って行きます。

ネイキッドバイクの場合、エンジン部分がむき出しになっているので、出来る限りこのエンジン部分はリアルに仕上げて行きたいところです。

パイピング等をはじめ、プラグなどの細かいパーツはしっかり接着し固定したいので、セメダインハイグレード模型用接着剤を使用し接着。

塗装部分も侵さず本当にこの接着剤はすぐれものです。

しっかり固定できたのを確認してから、どんどん組み上げていきます。

エアクリーナーを取り付けたら、フレームに合体。
後々どのパイプがどこにいくのか、を確認しながらエンジンを接着していきます。

左と右のフレームを合わせ接着し固定するタイプのものですので、フレームとフレームの隙間に流し込みタイプの接着剤を流し込み、タンク下のフレーム部分などの見えなくなる部分にセメダインハイグレード模型用接着剤を塗布し強度をあげました。

洗濯ばさみで挟み込みの刑にししばらく接着部分を乾燥させていきます。

リアの組み立て

次にリアのスイングアームやホイール一式をフレームに取り付けていきます。
まずはチェーンカバーの組立から。
カバーの隙間に流し込みタイプの接着剤を流し込み接着。
スイングアームとホイールを取り付けていきます。
ホイールの真ん中にビスが入りますが、精密ドライバーなどの、極細レベルのマイナスドライバーでなければ、ビスを回すことが出来ません。
スイングアーム部分の接着を乾燥させている間いに、マフラーを組み上げていきます。
このパーツは、メッキでコートしてありますので、セメダインハイグレード模型用接着剤を、薄く伸ばし接着。

フレームにスイングアームとホイール一式を取り付けていきます。
こちらも極細レベルのマイナスドライバーでなければ、ビスを回すことが出来ませんので準備が必要です。
しっかり組んだら次はマフラーを組み上げていきます。
こちらの接着もセメダインハイグレード模型用接着剤を使用。
エキゾーストパイプ部分、集合部、エンド部分に分かれていて、すべてメッキコートしてある部品ですので、接着にとても苦労しました。
まずはエキパイと集合部分を接着し、しっかり固定したのを確認してから、エンド部分を取り付けました。
最後にサス部分を取り付けます。
この時点で既にかっこいい佇まい。
すっかりバイク模型に夢中になっている自分がいました。
今回の作業はここまで。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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