【制作】1/24 ARII CORVETTE STINGRAY part2

1/24 ARII CORVETTE STINGRAY

いつもプラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

塗装剥離の一部始終

レベチです。キャンディ塗装が難しい…この通り1発失敗しております。
ということで今回は塗装の剥離から行っていきます。
キャンディ塗装の何がむずかしく失敗したのかというと、僕の場合塗装を重ねる回数の判断を見失った事が失敗の原因でした。

やはり塗料がクリア系だからなのか、ムラがでてしまい結果何層も重ねてしまい、目標としていたカラーよりも濃いブルーになってしまいましたので、躊躇なくイソプロピルアルコールにどぼん。
投入後ものの数十秒で塗料が溶けてきますので、ゴム手袋をした指や歯ブラシを使い塗料を落としていきます。
塗料が落ちたら、part1の動画と同じ手順で、ボディをペーパーヤスリで整え再度下地を作っていきます。

ボディ塗装

さて次は気を取り直してボディ塗装を行って行きます。
今回の塗料配分はクリアーホワイト80%、クリアブルー15%、レッド5%といったところでしょうか。
それにしてもエバーブルー号は独特なカラーリングで、大苦戦。
光のない夜は濃いめのブルーで、光があたる昼間などは薄いブルー。
時計のロレックスデイトナのアイスブルーの盤面を意識し調合してみました。
あとは前回の塗装で失敗した例のように、何度も吹き付けて濃くならないよう、溶剤の濃度なども調整、粘度を通常より硬めにし2層で仕上がるようにてみました。
まずは角やとがった部分を中心に吹付、次に全体を吹き付けていきます。
これを2回程繰り返し完成。
理想通りのカラーリングになりました。

塗分け①エアブラシ編

次に内装などの塗分けをエアブラシを使い行って行きます。
エバーブルー号の内装カラーは、画像などを見ると濃いブルーと薄めのブルーのツートン仕様。
キットは成形色のブラックのままだと、色がのりにくいので、ひとまずサフェーサーを吹き付けます。
次に薄いブルーから吹き付け。
センターコンソールとマット部分、ハンドルとダッシュボード、内張とシートに薄いブルーをを吹き付けました。
塗料はタミヤアクリル塗料のブルーにホワイトを調色。

塗料が乾燥したら、濃いブルーを吹き付け、ツートンに塗分けていくのでマスキングを行って行きます。
幅が広いマスキングテープで各パーツをマスキング、不要な部分をデザインナイフでカット。

続いてマスキングを終えたパーツに対して濃いブルーを吹き付けていきます。
塗料はタミヤアクリル塗料のブルーを使用。
シートやコンソールボックス等一通りの吹き付けが終わったら、次は吹き付けたパーツのツヤを消していきます。
ここでクレオスのGX114番、スーパースムースクリアーが大活躍。
数あるつや消しクリアーの中でもこのスーパースムースクリアーは、しっとりなめらかな質感で仕上がり、自然なつや消しを表現してくれます。
滑らかなマットな質感を表現したい場合はオススメです。

塗分け②筆塗り編

次に細かい部分を筆を使って塗装していきます。
まずは内装。
ダッシュボードのメーターリングを塗装していきますが、ここで使用したのが最近導入した、Pebeoの4アーティストマーカー。
今まで使用してきたメッキ調になるペンの中でも群を抜いてメッキのような質感が表現できると思います。
内張などのメッキ部分はエナメルのクロームシルバーを使用し塗装。はみでた箇所はエナメル溶剤で拭き取り、綺麗にしていきます。

下回りの組み立て

次に下回りの組立を行って行きます。
下回りのパーツは簡略化されていてパーツ点数は少なめ。
簡単に組むことが出来ますが、組付け部分の強度が弱いと感じましたので、セメダインハイグレード模型用接着剤を使用し接着。
あとはボディとシャシーを仮で組んだ際、ボディに対してホイールが奥に入り込みすぎていてかっこ悪いので、出来る限りツライチにちかづけられるように調整していきます。
キット付属のパーツを普通に組み上げ、前後のキャリパー部分にポリキャップを接着、これで少しは見栄えがよくなる予定です。

内装の組み立て

最後に内装の組立を行います。
写真を拝見すると松岡さんのエバーブルー号の内装は、おそらくメーター類が液晶となっていたり、ナビが付いていたりなど、たくさんのカスタムが施されています。
とても真似出来るものではなかったので、カラーリングのみ意識し組み上げてみました。
まずは塗装を終えたバスタブに対し、内張を接着していきます。ここでも強度を上げるためにセメダインハイグレード模型用接着剤を使用し接着。
続いてダッシュボードの接着ですが、その前にハンドルを取り付けていきます。
アメ車然りな雰囲気が出てきた内装、続けてシフトレバーやサイドブレーキを接着。
次にシートとダッシュボードを取り付け、内装の組立が完了となります。

組みあがった内装をシャシーに取り付け、今回の動画は終わりとなります。

ボディ塗装こそ失敗したものの、キャンディ塗装のコツはなんとなくですがつかめた気がします。
1台1台の制作で発見や収穫があることはとてもいいこと。
どんどん吸収しレベルアップしていきたいと思います。

次回は完成までを収録致します。

本日のブログは以上となります。
本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

■使用機材など

タイトルとURLをコピーしました