1/24 TAMIYA NISSAN SKYLINE GT-R V-SPEC part3
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回の動画はタミヤ33GT-Rの製作part3でpart2の続きとし完成までをお届け致します
タミヤ(TAMIYA) 1/24 スポーツカーシリーズ No.145 ニッサン スカイライン GT-R Vスペック R33 プラモデル …
クリア塗装
まずはクリア塗装から
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/R33-3-1-1-1024x576.jpg)
クリア塗装の工程は全部で3回
使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています
塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ
2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき
2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えてます
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/R33-3-1--1024x576.jpg)
3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けています
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/R33-3-1-3-1024x576.jpg)
万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としてやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_8181-1024x768.jpg)
研ぎ出し
次に研ぎ出しを行っていきます
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クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています
このおうとつを消していく工程です
徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています
研ぎ出し工程としては3回の工程
1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_8197-1024x768.jpg)
艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ
2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い
それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_8201-1024x768.jpg)
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鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます
2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です
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鏡面仕上げ
続いて鏡面仕上げの工程です
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/R33-3-2-2-1024x576.jpg)
シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています
1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周
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表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます
1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます
2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周
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3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます
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万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ
バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます
黒セラやウインドウモールの塗装
次に黒セラやウインドウモールの塗装です
まずは両ドアをパカパ化したので超音波カッターで付属のウインドウパーツをカットしていきます
マジックでガイドを引きカット
サイドウインドウは後ほどクリアプラ板で再現していくので、フロントとリアのウインドウの黒セラミック部分を塗装していきます
ウインドウ内側の黒い部分です
こちらはマスキングシートが付属していないので、マスキングテープを細々カットしつつ作業を進めていきます
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/R33-3-4-1-1024x576.jpg)
この部分のマスキング方法はいくつかありますが、今回はRがついた部分は後塗り方式で進めます
ウインドウ角の丸みを帯びている部分を無視してマスキングしていきます
カクカクなマスキングになりますがこれでOK
横部分の緩やかなカーブの箇所は曲面追従テープでマスク
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ボディ側のウインドウモールはマステをペタペタ貼っていき、塗装したい面を露出させるようにデザインナイフでカット
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塗料はエヴォブラックを使用です
塗装を終えたウインドウはマステを剥がし、カクカクになっている角部分に対しエナメルブラックで角を丸めるように筆で塗装
案外綺麗に仕上がるものなので時短するにはおすすめです
ついでにヘッドライトのインナーもセミグロスブラックで塗装しておきます
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ウインドウとドアの取り付け
次にウインドウとドアの取り付けです
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まずは両ドア部分ですが、マステで固定しつつ、切り離したドアをボディ裏面からエポキシパテを使い、真鍮線のステー部分を固定
ドアの角度などを調整しつつ、むにゅっと真鍮線をパテに押し付けていきます
サイドウインドウは0.2mmのクリアプラ板で再現です
![](https://puramonozikan.com/wp-content/uploads/2024/05/R33-3-5-2-1024x576.jpg)
カットした付属のウインドウパーツをガイドにカット
何度か微調整を繰り返し、両面テープでドアに接着したらセメダインハイグレード模型用接着剤で補強
ウインドウがしっかり取り付けられたらpart2で調整済みの内張を接着です
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最後に切り離したフロントとリアのウインドウを取り付け完了です
仕上げ
そして最終仕上げの工程
まずはエンブレム類の塗装から
GT-RのRの部分のみがレッドで他がシルバーなのでレッドはアクリル塗料を使い入れておきます
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その後4アーティストマーカーシルバーでGTとRの縁部分を塗装しました
インテークのメッシュ部分は付属のメッシュパーツだと網目が大きすぎて不自然でしたので、ジャンクパーツから目が細かいものに変更しカット
両面テープを細かくカットしメッシュ生地を貼り付けていきました
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その後セメダインハイグレード模型用接着剤で補強固定
続いて説明書通りにライトリフレクターやウインカーを取り付けシャシーとボディを合体です
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次にウイングに内蔵されているハイマウントランプの塗装ですが、下地にエナメルシルバーでアクリルのクリアレッドを重ねます
リアのコンビネーションランプ部分も同じ塗料原理で下地にエナメルシルバーでアクリルのクリアオレンジを重ねます
サイドマーカーも手順は同じ
3Dで製作した大型マフラーはシルバーを塗装しておいたものに対し、クリアブルーでチタン表現を
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細かい部分を細々と進めリアルの積み重ねをしていきます
塗料が乾いたらシャシーへ接着
完成まであと少しです
ホイールを取り付けたらフロントではライトカバーに車名プレート、ワイパーを取り付け
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リアではテールにコンビランプ、車名プレートにウイングを取り付け
サイドではサイドミラーとキーシリンダーにはハイキューパーツのマイナスモールドを取り付け
最後にモデリングワックスで磨き上げ完成です
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決まった〜〜〜〜〜
決まりましたよ〜
タミヤの33GT-Rめちゃくちゃかっこいいですね
そういえばこのキットは今まで作ったことがないかもしれません
というのも33のGTーRに対してどことなく偏見を持っていたからです
32や34の存在が大きすぎてどうにも今まで好きになれなかった部分がありました
キットの箱を開けた時もなぜかワクワクすることもなく、どうしたらかっこいい33に仕上がるか追い求めた結果、僕の中では「リアのバランスを良くすること」がこの車を輝かせるポイントだと思いました
ノーマルのままですとなんだか重ったるいリア周り
これにスタイリッシュなリップを取り付けたらどうなるか?
これがこのキットを組み立てる出発点でした
3Dではボディ形状のような複雑な造形物を避けていたこともあり、できるか心配でしたが、なんとか造形できたことは、自身の中で大きな一歩になりました
このリアのリップと共に車高も低めに調整し、さらにスタイリッシュなENKEI/RE05RRを履かせフィニッシュ
これぞ僕の中での理想の33R
完成後にインテリアも楽しみたかったのでドアも開閉加工し大満足な一台となりました
キットはタミヤ製で今でも手に入るスタメンキット
とても作りやすくディティールもいうことなし
是非皆さんも自分だけの一台を作ってみてください
ということで今回はここまで
ご覧頂きありがとうございました
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。