1/24 HASEGAWA TOYOTA CELICA LB 1600GT(1973) part1
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はハセガワより発売されたばかりのセリカLBを製作
早速どんな車なのか深ぼっていきます
初代セリカLBとは?
キットのモデルである初代セリカは1970年12月に登場
車名の由来はスペイン語のcelicaからで「天空の」という意味合いを持ちます
販売開始時は2ドアクーペの通称ダルマのみでしたが、3年後の1973年にこの3ドアリフトバックが登場
車高わずか 1,310mm
風洞実験で空力を徹底的に追及し、流れるようなシルエットをもっています
エンジンは 4種類用意され、1600GTには70年代の傑作エンジン、ヤマハ製2T-G型がはじめて搭載されるなど、新設計ずくめのメカニズムが相互に働き、驚くべき走行安定性と操作性を生み出しました
エンジンだけでいえば2000GTよりもヤマハ製2T-G型を積んだ1600GTの方が軽快な走りを楽しめるなど人気があったそうです
アウトドアライフ志向の高まりに合わせて、多用途に使えるスポーティ車として開発され、リフトバックの名が示すように大きなテールゲートを備え、リヤシートバックを倒すとカーゴスペースには、サーフボードやキャンプ用具など、大型レジャー用品の積載も可能でした
セリカ LB は、ロングノーズ、ショートデッキのフルファストバッククーペのシルエットをもち、個性的で先進的なスペシャルティカーのスタイルを完成させたのです
仮り組み
早速仮組みからいきます
キットは元々ハセガワから発売されていたダルマセリカのパーツを流用し、追加でLB用のパーツやボディを新規で起こしパッケージングしたもの
以前ハセガワのダルマセリカを作っていることもあり、いくつかのパーツは見たことがあるもの
社外ホイールのワタナベ8スポークや足回り関連はダルマセリカのものかと思います
ホイールに関していえば、今回パッケージングされているのはワタナベですが、パーツ構成の中にノーマルホイールのリムパーツらしきものがあるので、そのうちノーマルホイールVerも発売されるのでは?と思いました
パーツ構成関連で言うとエンブレム
こちらには2000GTのエンブレムがありましたので、先ほどと同じくいつかは?なんてことを想像しつつ組み立てていきます
接着は全てセメダインハイグレード模型用接着剤で、仮組みを終えた後簡単にバラせるように配慮しています
インテリアではシートの裏パーツも付属
ダッシュボードの5連メーターやルーバーの形状、リアゲートないの内張までもが本物そっくりにモールドされているので、完成時には圧倒的な完成度がすでに約束されているようなものでしょう
ウインドウは3分割式で合いもピッタリ
ストレスのスの字も見当たりません
シャシーとボディのはめ合いはきつかったので、シャシーがわの四隅をガイドをつけてカット
これで楽に組むことが出来そうです
顔周りもケツも精巧で言うことなし
ホイールは大きくバランスが悪いと感じるので、当時のスタイルにリサイズしていこうと思います
しっかり塗り分けるだけでリアルなセリカLBにたどり着けそうです
スジ彫り
次にスジ彫りを行って行きます
使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードでブレードは0.15mmと0.2mmを使い分けています
用途としては、0.15mmのブレードは全体的な使用
0.2mmのブレードはドアやボンネットなどの開閉パーツなどに使用しています
リアルな完成度を追求するにあたりボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと
塗装を重ねた時に溝が塗料で埋もれてしまいシャープさが欠けてしまうので
塗装をする前の下準備の段階でしっかり彫っていきます
といってもスジを深くし過ぎると不自然なシルエットになってしまったりパーツが貫通し割れてしまう場合もありますので
あくまでも軽いタッチでそれぞれのパートで3~5往復を目安に
丁寧に掘り込んでいきます
ドアやボンネット、モールやバンパーの継ぎ目給油口カバーやウインドウモールの外側を筋彫りし塗装に備えます
パーティングライン消し
続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります
模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます
パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること
カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです
作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます
320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます
タミヤ フィニッシングペーパー P1000番 3枚入り + P1200 3枚入り + P1500番 3枚入り + P2000番 3枚入り セ…
ボディの調整加工
次にボディの調整加工です
まずは画像矢印部分のヒケを処理です
金型の関係で少し窪んでいる部分を調整していきます
ルーフは四隅の窪んだひけに対しイージーサンディングの瞬間接着剤を盛り付け
アルテコスプレーを吹きかけ固めたらデザインナイフとペーパーヤスリで慣らしていきます
しっかり1500番までヤスリがけをし水を垂らして窪みや歪みをチェック
サイドどあの箇所も同様に作業していきます
ボディ裏側にあるバリはペーパーヤスリで除去していきます
ドアのキーシリンダーはハイキューパーツのマイナスモールドに換装するので、削り取り、0.8mmのピンバイスで穴をあけておきます
フロントはチンスポを装着予定なので、こちらも取り付けるための穴を開けておきます
説明書指定の加工もやっておきます
おそらくダルマのシャシーをそのまま使用している為加工が必要な箇所
マフラーを取り付けるための穴をピンバイスであけ各部の調整が完了です
下地塗装
続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのサーフェーサーエヴォを吹いていきます
この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業
パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です
いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!
ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります
吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます
サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで
次回はインテリア完成までをお届けする予定です
完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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