「車高調整にグリル加工に自作デカール」

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE 2000GT-E-S

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE 2000GT-E-S 【ジャパン前期】part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。

ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリアまでを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。

キットのモデルであるスカイラインジャパン前期に当時用意されていた純正カラーは、ホワイトやブラック等の一般的なカラーから、イエローやベージュメタリック等鮮やかなカラーまで全部で8色用意されていたようです。

今回はこのラインナップからハードトップ専用カラーである、ワインレッドメタリックで仕上げていきたいと思います。

使用した塗料は、クレオスのプリビアスレッドで、実車写真と照らし合わせながら、濃淡な奥深さを出しつつギラっとした明るめのワインレッドをイメージしてみました。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。

1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

車高調整

次に車高の調整を行います。
個人的にはフェンダーギリギリ+ツライチが大好物ですので、そうなるように調整していきます。
まずは加工を行わず仮組。
車高は2ミリ下げ、オフセットは+2ミリが程よい算段となりましたので、加工を行っていきます。
まずはサス部分から。
アルティメットニッパーでザクっと2ミリカット、ロアアーム側も車高を下げたことにより、支柱の長さが足りなくなりますので、モールドされている凹凸をカットし、2ミリの穴をあけ2ミリの丸棒ロッドをカットしたものを差込み加工完了。

オフセットの加工は手持ちのポリキャップを1つホイールとサスパーツの間にかませ、調整完了です。
リアはオフセットのみ調整しました。

フロントのグリル加工

続いてフロントグリルの加工です。
ジャパン前期といったらこのハチの巣グリルが印象的で、キット内容のままですとせっかく最高のプロポーションにもかかわらず、穴が開いていないので加工してみることに。

表面からピンバイスを使いチマチマやっていましたが、埒があかないので裏面から削りうすうす攻撃をしました。

ハチの巣部分が薄くなったころ合いをみて、表面からぷすぷすと穴をあけ、最終的には紙やすりで調整をし加工完了です。
穴をあけただけでリアルさが一段と増したグリル。
やってみて正解でした。

ホイールの塗分け

次にホイールです。
今回使用するホイールはフジミから販売されている15インチのワタナベ8スポーク。

スポーク部分はゴールドで、リム部分はメッキ塗装で仕上げていきます。

メッキ塗装にはリアルクロームを使用するので、出来るだけテロッテロな下地にしておきたいことから、リム部分をマスキングしてからゴールドを塗装しました。

塗装が乾いたらマスキングを剥がし、今度は逆にゴールドの部分をマスキング。

そこからリム部分には濃いめのブラック、濃いめのクリアを重ね、滑らかな下地を作った上で、リアルクロームを吹き付け。

反省点としては下地まではよかったのですが、塗装工程で急ぎすぎてしまい、2層で済ませてしまったため、輝きは7割といったところでしょうか。

次回は薄く5層を目安に塗装を行ってみたいと思います。

塗分け(エアブラシ)

続いてエアブラシを使った塗装となります。
主に塗装を行ったのは内装パーツと前後のメッキパーツで、まずは内装パーツから。
シートの塗分けをしたいので、まずはベースカラーであるラバーブラックを塗装。

塗料が乾いたのち、シート側面部が露出するようにマスキングを行い、他の内装パーツと一緒にセミグロスブラックを吹き付けていきます。
これで座る部分のファブリック生地と側面のレザー部分の塗分けが完了です。

前後のメッキパーツに関しては、フロントのグリル部分はセミグロスブラックで、塗料が乾いたのち、ライトステー部分とリアテール部分はマスキングをしガンメタルを吹き付けました。

リアテール部分はパーツのふちがメッキが露出するようにマスキングを行うとかっこよく仕上がるかと思います。

塗分け(筆)

次に筆を使った塗分けを行っていきます。
下回りのパーツに関しては、塗分けはなしで、主にインテリアパーツに全集中致しました。
インテリアパーツを筆で塗分ける場合、気を付けていることは、ベース色に重ね塗りをすることが多いので、塗装の順番に気をつけながら作業を行っています。

例えばブラック等の暗い色を先に塗装してしまった場合、その上にホワイトを塗装しても綺麗に発色しませんので、完成イメージから逆算をし明るい色から塗装をするようにしています。
万が一暗い色の上に明るい色を塗装しなければいけない場合は、隠ぺい力と発色の補助となるシルバーを下地として塗装を行っています。

今回特に力を入れたのはダッシュボードを含めたインテリアです。
メーターパネル内は自作デカールで再現し、後に貼り付けるデカールがしっかり発色するよう、パネル部分はガンメタ、メーター類はホワイトに塗装をしておきます。
シートベルトのバックルもプラ板で自作をしPUSH部分をレッドに塗装しました。

デカールの貼付

続いてデカールの貼り付けを行います。
まずは本塗装を終え乾燥したボディから。

スカイラインジャパンの象徴でもあるサイドのエンブレムやグレードバッチを貼り付け、綿棒でエアーを抜きつつ優しく均し、乾燥したらクリア塗装となります。

インテリアのメーター類はデカールを自作し貼り付けを行いました。
ネット上にある画像を編集ソフトで調整しハイキューパーツのクリアデカールに印刷しました。

本物のメーターが手軽に再現できますし、塗装では限界もあり時間もかかるので、デカールを自作出来るようになったのは、メリットでしかありません。

今後も存分に自作デカールで再現できる箇所はガンガン使ってしていくつもりです。

下回の組立

次に下回りの組立となりますが、車高調整やツライチ加工を終えたパーツ達を組み上げていくのみ。
収録し忘れましたが、舵切りをするパーツ部分も、長さが足りなくなるので、2ミリの穴をあけ、同じく2ミリの丸棒ロッドをカットしたものを差込んであります。
リアのツライチ調整はジャンクパーツの中から、ポリキャップを用いて調整してあります。
リアはサーフィンラインにほんの少しかぶるくらいにしてあり、我慢できず塗装後のボディにあてがってみたところ、すでにかっこ良し。

めちゃめちゃかっこいいジャパンになるかと思いますので期待していてください。

インテリアの組立

最後にインテリアの組立となります。
まずはデカールを貼り終えたメーターパネルに、レジン液を垂らし、棒で馴染ませたあとブラックライトを照射し、パネルカバーを再現しました。
ハンドルを取り付けダッシュボードの完成です。

ドアの内張に関しては、モールドのないメッキ部分をどうしても再現したく、実車写真をみながらモールドを彫りこみ、0.5ミリの真鍮線を4アーティストマーカーのシルバーで塗装をし取り付けてみました。

自作したシートベルトバックルやシートを取り付け、ボディに取り付ける予定のダッシュボードを仮でおき、インテリアの完成と致します。

旧車らしさと漢らしさが再現でき大変満足したところで今回はここまで。

次回は完成までをお届けする予定です。

本日のブログは以上となります。
本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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