【作田総長仕様】1/24 AOSHIMA NISSAN LAUREL SGX(ブタケツ) part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.14 ニッサン KHC130 ローレルHT2000SGX 1972 プラモデル
ボディ塗装
今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
ブタケツローレルに当時用意されていたボディカラーは、ホワイトやシルバーなどの一般的なカラーのほかグリーンメタリックやブルーメタリック、ゴールドがラインナップ
どのカラーネームにも頭にローレルと記載があるのでカラーリングにも特別な思いが込められているようにも感じます
今回は作田総長のローレルを制作するのでミッドナイトパープルで塗装です
特別な調色方法は特にないのですが、ミッドナイトパープルとして用意したクレオスのクリスタルカラーよりアメジストパープルの下地に、滑らかなブラックをと思いウイノーブラックを塗装してあります
本塗装はアメジストパープルをガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
自作したチンスポもピンバイスで穴をあけ真鍮線を取り付けボディに取り付けできる状態にした上で塗装しました
ボーミラー他塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます
塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
そして次にシルバー等のメタリック系
続いてその他のカラーとなります
またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、マフラーのパーツでは触媒部分にフラットアルミを吹き付け
エキゾーストパイプ部にはクレオスのスーパーチタンを塗装してあります
インテリアパーツのスピーカーはクレオスのスーパークロームシルバーで塗装
ホイールはメッシュ部分はスーパーゴールドで、リム部分はボーンミラーを塗装です
ボーンミラーはアンダーブラックを下地に塗装し、その上からボーンミラーを吹き付けです
またインテリアですが、硬派なブラック系でまとめるべく、全体にエヴォブラックを塗装したあと、シートを作田総長のローレルと同じくALLレザー仕様になるよう、ブラックで塗装
ブラックというカラーの中で素材の違いが出るよう工夫してみました
ウインドウはクリアグリーンを薄め塗装しておきます
水中花シフトノブの作り方とメーター周りの調整
続いて水中花シフトノブの作り方とメーター周りの調整です
まずは付属のシフトノブをブーツから上をカットし、ペーパーヤスリで整え、0.5mmの真鍮線をシャフトがわりにするのでカットしたクリアランナーと共に0.6mmのピンバイスで穴を開けます
クリアランナーも先端が丸くなるようにペーパーヤスリで調整
クリアランナーにはカットした真鍮線をセメダインハイグレード模型用接着剤で接着しておきます
そのあとクリアグリーン、クリアレッド、クリアイエローを差し込んでいき、水中で戯れる水草と金魚としシフトブーツに取り付け完成
あとはハンドルやインテリア内のキーシリンダー部分に、後ほど取り付けるマイナスモールド用の穴を開けたり、爪楊枝の先端にやすりを取り付け、モールドされたメーターを削除したり、次の工程の準備をしておきます
塗分け(筆)
次に筆を使った塗り分けです
まずはモールドを削り落としたメーター周りに対しガンメタを塗装し、プラ素材で枠を再現
枠の部分はセミグロスブラックを入れておきます
次に木目塗装ですが、下地にエナメルシルバー、模様付けにアクリルのマホガニーでドライブラシ塗装
その上からアクリルのクリアオレンジを重ねました
フットライトはこの年代らしくレッドに
下地にエナメルシルバーで、クリアレッドを重ねました
ビス類は4アーティストマーカーで塗装です
次にセンターコンソールのスイッチ類、ここは0.4mmの真鍮線の先端を利用してエナメルシルバーを入れていきました
ハンドルホーン部分やクルクルハンドルなどにはブラックを入れておきます
クルクルハンドルの縁はメッキに見えるように工夫です
続いては時計の針などに対しラッカーのクロームシルバーを塗装
その上から時計の淵のメッキ部分を残しエナメルブラックを時計全体に塗装
最後にエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で時計の針を狙いエナメルブラックを落としクロームシルバーを露出させ完成です
内張には0.5mmの真鍮線をカットしたものをメッキモール部として接着し、4アーティストマーカーのシルバーで塗装
ついでにパネルの縁も塗装しておきます
最後にシャシーのミッションケースをエナメルのフラットアルミで塗装し完了です
デカールの貼付
続いてデカールの貼り付けです
まずは付属のデカールから
この年代の速い車の証として「5speed」のデカールをトランクに
車名プレートにはLAURELの文字を貼り付けておきました
さてここからは自作デカールのお時間です
リアのバンパー下には販売店シールを貼り付け
ダッシュボード内メーターは作田総長のローレルに装備されているDefiのメーターをホワイトデカールに印刷したものを4mmの穴あけパンチでくり抜いたら、水転写でメーター内に収めます
本来ラジオなどがある場所にはナビのデカールを貼り付けです
メーター周りにはそのあとレジンを流し込みブラックライトを照射
ケースの再現とデカールの保護をしておきます
おまけで3Dで出力したタバコにはマルボロのデカール
ランナー端材をカットしたものを缶コーヒーとしジョージアのデカールを貼り付けておきます
下回の組立
次に下回りの組み立てです
作田総長のローレルは車高を落としているのでプラモでも調整していきます
まずはリアから
シャフトを固定するパーツを取り付けたら、そのパーツとシャシーの間に1.5mmのプラ板を挟み込み接着
これでリアは簡単に1.5mm下げることができました
付属のシャフトではいいツラ具合にならないので、シャフトを2分割し、真ん中をゴムパイプで繋ぎ合わせ長さを稼ぎます
いいツラ具合の箇所を探したらポリキャップでシャフトの位置を固定し調整完了
次にフロントです
こちらも1.5mmほど低くしたいのでスプリング側ではなくアームパーツ取り付けがわに、1.5mmのスペーサーを取り付け
ツラの調整は付属のホイール固定シャフトでは短いので、2mmのシャフトロッドを適当な長さにカットし、頭にポリキャップをカットしたもを取り付けてシャフトが貫通しないように調整
ホイールとストラットパーツの間には2mmのポリキャップを取り付けツラ位置調整完了です
車高もツラ具合も激渋に仕上がりました
足回りがしっかり装着 できたら残りの足回りパーツやマフラーを取り付けて下回りの組み立て完了です
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
リアシートの組み立てから
シェルフパネルとシートを接着したらスピーカーと3D出力したシートベルトバックルを取り付けておきます
フロントシートはヘッドレストを取り付け座面と背もたれ部分を接着
倒したりすることができるこのパーツ設計はアオシマならでは
シート脇にはシートベルトバックルを取り付けておきます
次にハンドルをダッシュボードに取り付けて、グローブボックスとハンドル脇にはキーシリンダーの再現としてハイキューパーツのマイナスモールド(1mm)を取り付けておきます
カーペットにはダイソー製のフェルト生地ブラックをカットしたものを取り付け
シフトレバーとハンドブレーキをセンターコンソールに接着し
センターコンソール、リアシート、フロントシートと取り付けていきます
最後にスピーカーにTSX11の自作デカールを貼り付けインテリアが完成です
内張とダッシュボードはボディ側に接着なので次回持ち越しとし
今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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