「足回りの調整が難しかった!」

1/24 HASEGAWA ISUZU GEMINI Irmscher(1988)

1/24 HASEGAWA ISUZU GEMINI Irmscher(1988) part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。


ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリアまでを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
キットのモデルであるGEMINI Irmscherに当時用意されていた純正カラーは、ピュアホワイト、トルーパーブルー、ビビッドレッド、ファントムグレーと、全部で4色用意されていたようです。

今回はこのラインナップからRS風を目指しつつトルーパーブルーで仕上げていきたいと思います。

使用した塗料は、ガイアノーツのパールマーズダークブルーで、ホイールはTE37を履かせ、峠でハチロクキラーとして名を上げるジェミニをイメージ。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。

1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。


塗分け(エアブラシ)

続いて各パーツをエアブラシを使い塗分けを行っていきます。
塗分けを行った部分はインテリアパーツ全般とグレーの成形色である下回りパーツ全般とリアテールパーツになります。

まずはパーツのほとんどがグレーの成形色ですので、メタリック塗装の下地塗装も兼ねてほどんどの下回りパーツを一気にガイアノーツのエヴォブラックで塗装。

マフラーはエキゾースト部分をクレオススーパーメタリック2のアイアン、タイコ部分はタミヤのフラットアルミで塗分け。

シートなどのインテリアパーツは2色で塗分けますので、ベースカラーのニュートラルグレーを塗装したあと、マスキングをし他のパーツと一緒にセミグロスブラックを塗装しました。

テールランプに関しては、表面に対しスモークを塗装。
裏面からクリアーレッドを塗装し、微妙な曇り加減になるよう意識してみました。


足回りの調整

次に足回りの調整となります。
アオシマ製16インチのTE37を履かせますのでインチアップということもあり車高調整は不要。
オフセット調整のみの加工となります。
実際にホイールをあてがってみたところ、どうあがいてもフェンダー内に収まりきらず、ワークス仕様にでもしなければ格好がつきません。
ということでホイールとタイヤをカットしていきます。
ホイールはミニルーターに丸のこを取り付け半分にカット、タイヤに関しては指でつぶしながらハサミでカットしていきました。

ホイールタイヤ共に裏面が汚くなってしまいましたが、ここは見えなくなる箇所と妥協しつつ進めていきます。
ホイールとタイヤを半分カットしても尚フェンダー内には収まりませんので、受けパーツであるブレーキローターの先端部分をカットしディスク部分は再利用、サスパーツ部分のセンターに穴をあけホイールを差し込む形で、なんとか収まり自身が思い描く理想の足回りになりました。


塗分け(筆)とバックル制作

続いて筆を使用した塗分けとバックルの制作です。
主にインテリアパーツの塗分けとなり、まずはダッシュボードから。
とはいってもダッシュボード内のパーツに関してはほぼデカールで再現出来るので、塗分けた箇所としてはオーディオのスイッチ部分と、エアコンのルーバーをつや消しブラックで塗装をした程度。
シートベルトのバックルに関しては、1.5ミリのプラバンをカットし形を整えセミグロスブラックを塗装後、レッドで塗装する部分の下地としてシルバーを塗装し、乾燥したのち「PUSH部分」にレッドを差込み塗装完了です。


デカールの貼付

次にデカールの貼り付けとなります。
今回はデカールが傷んでいないのでそのままキット付属のものを使用し、指定箇所に貼り付けました。
まずは本塗装が完了したボディに対しシンボルであるイルムシャーエンブレムを貼り付け。
ボディは貼り付けた箇所の空気と水分を完全に除去しクリア塗装を行っていきます。
インテリア関連のデカールに関しては、細かいデカールが沢山あり、中でもシフトレバーのデカールが苦戦しました。
丸いパーツに対してデカールを貼り付ける箇所ですので、タミヤのマークフィットを塗布しながら貼り付けを行いました。
メーター部分に関しては、デカール貼り付け後レジン液を流し込みブラックライトを照射しメーターカバーを再現してあります。


下回の組立

続いて下回りの組立となります。
こちらに関しては塗装や加工を終えたパーツ達をひたすら組み立てていくのみ。
説明書を見ながらじっくり組み立てていきます。
シャシーとエンジン腰下部分が別パーツとなっていて塗分けも非常にしやすかったのと、足回りパーツの各セクション部分や、牽引フックまでしっかり再現されていて、ハセガワの模型魂を感じざるをえません。
各パーツが精密、そして正確に作られているからこそ改造は容易ではなく、仮組の段階で足回りまでしっかり調整するべきだったと反省しながら組立を行いました。
フロント回りを組立たのちマフラー、リアの組立と順に進行。
接着はセメダインハイグレード模型用接着剤をメインに使用し、洗濯ばさみで足回りを固定しつつその間にインテリアを進めていきます。


インテリアの組立

次にインテリアの組立です。
こちらも塗装やデカールの貼り付け、その他調整が終わったパーツを組み立てていくのみ。

ダッシュボードにハンドル、センターコンソールにシフトレバーとサイドブレーキを組付けた上で、シートダッシュボード、シートベルトバックルの順に組立を行います。
それぞれのパーツが接着後固定したのを確認したのち、シャシーに取り付け完成です。
この時代のインテリアはシンプルなので、シートベルトのバックルが入るとすごく引き締まるような気がします。

プラバンで簡単に作れますのでオススメのディティールアップでございます。
是非みなさんも一緒にチャレンジしてみませんか?

ということで本日の制作は以上となります。

次回は完成までをお届けする予定です。

ご視聴頂きありがとうございました。

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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