「スパルタンとノスタルジックな雰囲気の調和」

1/24 FUJIMI MAZDA SAVANNA GT RX-3 前期

1/24 FUJIMI MAZDA SAVANNA GT RX-3 前期 part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。


ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリアまでを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。

キットのモデルであるSAVANNA GT前期に当時用意されていた純正カラーは、暗めの淡いブルー、レッドにイエロー、ベージュメタリックにホワイトと全部で5色用意されていたようです。

今回はこのラインナップからベージュメタリックで仕上げていきたいと思います。

写真を見た感じゴールドとベージュの中間のような色味で、焼鉄色とクリアーオレンジでキャンディーゴールドに仕上げようとおもいましたが、テストを行った際に思い描いていた色味にはならなかったので、通常塗装で仕上げる工程に切り替えました。

使用した塗料は、ガイアノーツのパールゴールドで、乾燥後クリアーオレンジを重ね、濃淡なゴールド=ベージュメタリックを狙ってみました。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。

1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。


塗分け(エアブラシ)

続いてエアブラシを使った塗装となります。
主に塗装を行った部分は、下回りはマフラーのみで、あとは内装パーツ全般とウインカーやテールランプとなります。

内装パーツ全般をメインに塗分けましたが、成形色をそのまま利用してもよかったのですが、やはりムラが気になるので、一旦セミグロスブラックで全体を塗装しました。

いつも使用しているタミヤのラッカーシリーズのセミグロスブラックは品切れで入手困難だったのでフィニッシャーズのセミグロスブラックを使用しましたが、艶加減もよくまったく問題ないのでスタメン入り確定。

セミグロスブラックが乾燥したら、シートの布生地部分とダッシュボードの素材の違いを出したいので、マスキングをしクレオスのスーパースムースクリアー(つや消し)を塗装。

シート面でいえばレザー部分と布生地部分でしっかりキャラクターがわかれ、よりスパルタンを意識出来る仕上がりになったかと思います。


リアルクロームでのメッキ塗装道

続いてホイールに対して、ショーアップのリアルクロームを使用したメッキ塗装を行っていきます。
ここ最近何度かチャレンジしていましたが、自己採点では7割程の完成度でしたので、ショーアップのスタッフさんが公開していた手順通り、同社のベースカラーブラック→ウレタンクリアー→リアルクロームの順番で塗装を行ってみました。

ベースカラー、ウレタンクリアーは原液のまま希釈せず吹き付け、リアルクロームは薄く5回の手順で塗装。

結果過去一番の仕上がりとなり大満足。しっかり映り込みもあり8.5割程まで完成度が上がった気がします。
ムラなくてろってろな下地とリアルクロームの一発目の塗装が重要と感じましたので次回への宿題といたします。


塗分け(筆)

続いて筆を使用した塗分けを行っていきます。
主に塗装を行ったのは内装パーツで、まずはシルバー系の塗装から。
旧車のインテリアはメッキモールだらけ!


ということで実車写真とにらめっこをしながら、内張のメッキモールは4アーティストマーカーのシルバーを使用、ハンドルのスポーク部分はエナメルのクロームシルバー、ホーンパッド部分はガンメタで塗分けました。
シフトレバーとサイドブレーキレバーはせっかくなので木目塗装をということで、下地にエナメルシルバーをドライブラシ気味にランダムな模様になるよう塗装をし、のちにクリアーオレンジを重ねました。


ベンツロリンザーを制作した際にも詳しく記載してありますので、よろしければご覧ください。

あとはダッシュボードパネルが少し色味がさみしかったので写真をみつつ、シグナルランプをインセクトピンで表現し、頭にクリアーレッドとクリアーグリーンを差し込んでみました。


デカールの貼付

次にデカールの貼り付けを行います。
まずは本塗装を終え乾燥したボディから。
今回のキットはデカールの痛みもなかったのでそのまま利用しました。


マツダのエンブレムやエンジンの性能を示すエンブレムなどを貼り付けボディ側は完了。
続いてダッシュボードパネル側ですが、エアコン操作パネル部分とオーディオ部分はモールドがされていたので、削りこんだあとにデカールを貼り付けました。

メーター類はいつも通りデカールを貼り付けたあと、水分をしっかり綿棒で拭き取り、レジン液を垂らし、棒で馴染ませたあとブラックライトを照射し、メーターカバーを再現しました。

車高調整

続いて車高の調整を行っていきます。
今回目指しているサバンナGTの完成イメージは、じいちゃんが50年大事にのってきた個体で、フルノーマルでレトロでアンティークを目指しています。
前回の動画で仮組を行った際、ワークス使用も販売されていることもあってか、車高が異常に低かったので調整を行います。

リア周りからとなりますが、車高を2ミリ上げるので、それに伴い車軸がデフに干渉してしまうので、車軸を通す穴を開けてからデフと板バネが一体となっているパーツを分離させました。

フロントに関しては、サスのボディ側のダボをカットし、2ミリの穴をあけ手持ちのステンレスロッドをカットしたものを差込み、こちらも手持ちのポリキャップをかませ2ミリの車高アップに成功。

車高が2ミリ上がると他パーツの取り付け位置も2ミリ上がるので、プラバンをカットしたものを台座として取り付け、接合部のダボ穴をあけ、しっかり接着固定出来るように調整しました。


下回の組立

次に下回りの組立となりますが、車高調整を終えたパーツ達を組み上げていくのみ。
まずはリアの組立から。


元々はデフと板バネが同一パーツでしたが、車高を上げたことにより車軸ロッドが干渉してしまいますので、今回はデフなしの状態で取り付け。
強度がだいぶ落ちましたが大丈夫そうなのでこのまま組み上げます。
続いてフロントですが、こちらも調整済みですので、パーツを取り付けていくのみ。
車高を上げたことによりサスを固定するパーツの接着面もプラ板でかさあげしてありますので、こちらに接着。
接着が乾くまで固定していきます。


インテリアの組立

続いてインテリアの組立となります。
まずはハンドルの加工から。
実車写真と見比べるとハンドルスポークに穴が開いていなかったので、穴あけにチャレンジ。
もう少しシャープに削り込みたかったのですが、破損が頭をよぎりこれ以上削り込めませんでした…
ハンドルステーには最近導入したアドラーズネストのブラインドリベットを差込み、鍵穴を再現。
もう一回り小さいタイプでもいいかと思いましたが今回はこのまま進めます。

そして今回、個人的に一番難しかった箇所がダッシュボード内コンパネ部分のメッキモール再現。
塗装で再現したのですがいまいちでしたので、0.4ミリの真鍮線を形に合わせ手で曲げていき、形を作った上で4アーティストマーカーのシルバーを塗装。
塗装が乾いたのち取り付けを行いました。

本物の金属ということもあり、しっかりダッシュボードの見栄えを引き締める事に成功。
よりスパルタンなダッシュボードに仕上がったかと思います。

今回のテーマはおじいちゃんが大事にのってきたサバンナGTですので、シートにはレースカバーを再現。

ダイソーで売ってあるレース生地を2種類使い切った貼ったを繰り返し完成です。

それぞれのパーツを台座に取り付けシャシーに接着。

とても雰囲気のあるインテリアの完成です。

今回はここまで。

次回は完成までをお届けする予定です。
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。


使用ツールはこちら

タイトルとURLをコピーしました