「手軽に改造ならフジミのR32で決まり」

1/24 FUJIMI NISSAN SKYLINE GT-R BNR32

1/24 FUJIMI NISSAN SKYLINE GT-R BNR32 part3

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。

クリア塗装

今回の動画はフジミ32GT-Rの完成までをお届け致します。
さっそくまずはクリア塗装から。
クリア塗装工程に関しては全部で3回の工程。

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドを使用。

塗料はクレオスのGX100スーパークリア2をガイアカラーT01薄め液で「1:1.5」程度まで薄め、吹き付けています。

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ。

1工程目と2工程目の間に軽く2000番のペーパーヤスリで表面を整え、2工程目はしっかり全体をまんべんなく塗装。

3工程目は仕上げで、各部塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます。

万が一垂れてしまった場合は、最悪塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます。


研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます。
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています。

このおうとつを消していく作業をしていきます。

徐々に番手を上げ滑らかな面にしていきますので、前もって逆算をしクリア塗装を行わなければいけません。

ここでクリア塗装時に意識している、塗料が垂れる寸前、つまり多少厚めにクリア塗装を行う事が、ここで生きてくると思います。

研ぎ出し工程としては2回の工程。

まずはペーパーヤスリ2000番で水研ぎし、次にラプロスの研磨クロス、6000番、8000番と番手をあげ水研ぎをしていきます。

個人的な鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り、確認、を繰り返し表面を滑らかにしていきます

鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です。
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります。
ドレメルというメーカーのミニルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行って行きます。

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周。
パーツ表面の層を軽く剥がす、または一皮剥くといった感覚で研磨していきます。
あまり研磨しすぎても粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできず、ピカピカになりません
ですのであくまでも軽く1周といった感じで作業を行っていきます。

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周。

3工程目はタミヤの仕上げ目で傷がなくなるまでを目安に研磨していきます。

この3工程目の段階で下地が出ると本当に最悪なので基本的には各1周、最終的に仕上げ目で傷をしっかり消す事が出来ればOKを目標に行います。

最後の仕上げの際、ハセガワのセラミックコンパウンドとタミヤのモデリングワックスを使用しつるピカにし完成としています


マスキングと塗装

続いてマスキングと塗装です
仕上げに向けて外装パーツやクリアパーツ等、先のセクションで塗装を重ねてきたパーツ等を仕上げて行きます

まずはウインドウから
黒セラミック部分のマスキングと塗装ですが、古いキットにつきマスキングシールは付属していない為、自力でマスキングをしていくことに

マスキング方法としては、ウインドウパーツの裏面から水性ペンで、まずは四隅からラインに沿って描いていきます

描いたラインにマスキングテープを貼り付けラインを転写したら、デザインナイフでラインに沿ってカットし再度ウインドウに貼り付け

この手順でマスキングを行い塗装しました

ボディ側のウインドウモールはマスキングテープを貼り付け、モールに沿ってカットし露出させ塗装です

その他にもタミヤのスミ入れ溶剤でボディのスミ入れや、ライトカバーの縁取りを行っておきます


仕上げ

最後に仕上げとなります
クリアパーツや外装パーツが組み込まれR32の全貌が見えてくる過程
その過程一つ一つを堪能しながら組立を行っていきます

まずはウインドウとボディの合体
こちらは少し歪んでいたので、接着にはタミヤの瞬間接着剤を使い、四隅を固定しつつ取り付けていきました

ドアミラーにルームミラー、ボディ一体となっているフロントライトのリフレクターには、ハセガワのミラーフィニッシュを貼り付け
各パーツ共々、少し大きめにカットし貼り付けたあと、デザインナイフで余分なところをカットしていきます

フロントバンパーセンターにはメッシュ素材をカットしたものを両面テープを使用し貼り付け
シャシーと合体した際にちらりと見えるインタークーラーを意識しつつ仕上げて行きます

ボディ側にはルームミラーにリアテール、ロービーム部分のクリアパーツを裏側から接着
バンパーを取り付けたあと、シャシーと合体していきます

3Dプリンターで自作したTE37のホイールは、同じく自作したタイヤを組み込み、シャシー側に取り付けを行いました

リアウイングはセメダインハイグレード模型用接着剤でそっと固定し、しっかり固定できたのを確認し残りのパーツを取り付けていきます

キーシリンダーにはアドラーズネストのブラインドリベットヘッドを、そしてドアミラーに車名プレート、ワイパーにヘッドライト、マフラーカッターと取り付けタミヤのモデリングワックスでツヤを出し完成となります


32のGT-Rは実車販売開始から、各メーカーが続々とプラモデル化し、この令和の時代でもハセガワがキット化するほど、それはそれは偉大なスポーツカー
今回はずっと積みプラ棚に鎮座していた、フジミ製のキットを制作してみましたが、個人的には、プロポーションもしっかりしていますし、一番かっこよく仕上げることが出来るキットなのではないかと感じています

改造ポイントとしては足回りの調整に、ホイールとタイヤ、内装パーツ等を3Dプリンターで自作したものに交換くらいですが、RAYSのTE37をオマージュして作ったホイールが見事にマッチ
ボディカラーもキャンディ塗装でワインレッドに仕上げ深みのあるなんとも味わい深いカラーに仕上がったかと思っています
僕が乗るならこう乗ってみたいを実際に模型に落とし込んでみました

フジミの32GT-R、今まで食わず嫌いしてごめんねという気持ちを全面に押し出しつつ今回はここまで

ご覧頂きありがとうございました。
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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