「唸れVTEC!世界に誇るホンダのピュアスポーツカー」

1/24 TAMIYA HONDA NSX

1/24 TAMIYA HONDA NSX part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

夏の終わりはピュアなスポーツカーで締めたいという身勝手でセンチメンタルな気分からタミヤより販売されているホンダNSXをチョイス

子供の頃何度か作った記憶がありますので、思い出しながら制作してみたいと思います

早速まずはどんな車なのか紐解いていきましょう

HONDA NSXとは?

1989年2月に開催されたシカゴ・オートショーは、日本からマツダMX-5ミアータ、ニッサンフェアレディ300ZX、そしてホンダNSXの3台の魅力あふれるスポーツカーが発表されました

中でも本格的なミッドシップスポーツカーNSXは、ホンダのF1での活躍とあいまって、大きな注目を集めたのです

NSXは1990年9月14日の販売開始から2006年1月末までの16年間フルモデルチェンジを行うことなく製造

低く流れるようなラインのボディフォルムは、ドア後部にエンジン冷却用のエアインテークが設けられ、またボディと一体のリヤウイングを装備して高性能をアピールしています

また、ガラスハッチを採用して後方視界を確保し、さらにルーフとピラーをブラックに仕上げてキャノピータイプのキャビンを演出

スタイル上の 特徴にもなっています

またモノコックボディやサスペンションなどの大部分をアルミ合金で構成され、大幅な軽量化が図られています

エンジンは3リッターのV型6気筒エンジンをミッドシップに横置きに搭載

本革を多用した豪華なムードあふれる室内は、オートエアコンや高級オーディオなどの快適なクルージングのための装備も満載しています

誰もが高性能なピュアスポーツカーの走りを楽しむことができることを目指したのがNSXなのです

仮り組み

早速まずは仮組みから

今回のキットはタミヤから販売されており、現在でも手に入れることができるキット

様々なバージョンのNSXを作ったりまだまだ楽しめそうです

しかしながら初版から30年以上経過したキット

金型の疲れからか各部でバリが多いと感じました

キットの仕様としては、リヤウインドウハッチとカバーは開閉可能

エンジンも再現され、完成後もミドシップマウントされたV型6気筒DOHC-VTECエンジンを見ることができます

下回りは前後ダブルウィッシュボーン・サスペンションや排気管の取り回しなど、リアルな仕上がり

室内は本革シートならではのシワの表現まで実感たっぷりにモデル化され、さらに輸出仕様の左ハンドル用インパネ付き

リトラクタブルライトは可動します

仮組みはエンジンとインテリアパーツを除き、セメダインハイグレード模型用接着剤とマスキングテープを使い進行

Aピラーは極細ですので折れないよう注意しながら組んでいきました

スジ彫り

次にスジ彫りを行って行きます

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、刃は0.15mmと、0.2mmを準備しています

用途としては、0.15mmの刃は全体的な使用、0.2mmの刃はドアやボンネットなどの開閉部分に使用しています

リアルな完成形を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、シャープさが欠けてしまうので、しっかり丁寧に彫っていきます

といってもスジを深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5往復を目安に

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他の部分との差を明確につけるためにも、0.2mmの超硬ブレードを使い太めのラインにし、リアルさを意識しながら、丁寧に彫っていきます

パーティングライン消し

続いてこの赤い矢印部分のパーティングラインを消す作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦のラインに入っている場合が多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

ボディの調整加工

次にボディの調整と加工です

まずはボディ全体にあるバリを取り除いていきます

ボディサイドスカート下部や、フェンダー部にバンパー下部などの、パーツの端々には、指で触ったり目視でもわかるほどバリがあります

他にもウインドウ取り付け部の箇所だったり

あとはバンパーとボディが一体になっているのですが、その継ぎ目などもバリにより尖が出ているので、そちらを削り段差を解消

ボディラインはサイドの上部がなんとなくもっさりしている感じでしたので、こちらを軽く削り整えシャープにしたり

各部を自然な面にしていきます

加工ツールはタミヤペーパーヤスリの320番でガシガシ削り、1000番まで順に番手をあげ滑らかな面になるよう仕上げていきました

最後にキーシリンダー各部に後ほどアドラーズネスト製のブラインドリベットヘッドを取り付けるので0.8mmのピンバイスで穴を開け調整と加工が完了です

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのエヴォホワイトを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリの跡が残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、これらの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後々鏡面仕上げの工程で、凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、効率があがります

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です。

ご覧頂きありがとうございました。

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。 

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