「ピンバイスとチューブパイプでボリューミーなエンジンルームに」

1/24 TAMIYA BMW M635CSi

1/24 TAMIYA BMW M635CSi part2

みなさんこんにちわ。

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。

まずはボディ塗装から行ってまいります。

M635CSiに当時用意されていたボディカラーは、ホワイトにブラック、そしてメタリックグレーにメタリックブルー、ボックスアートのメタリックシルバーが用意されていたようです

この中から今回はメタリックブルーをチョイス

調色方法はガイアノーツのプリズムブルーブラックのみで、メタリック塗料なので、ガイアノーツの薄め液(T-01)で1:2のシャバシャバ気味に薄めエアブラシで吹き付けを行いました

名称通りブラックのようなブルーでとても綺麗なカラーです

ボディ塗装の工程としては3工程で、

1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます

塗装前の組み立て

次に塗装前の組み立てです

分割パーツとなっているエンジンとシートをそれぞれ接着

シートはパーツを合わせた際の段差がひどいので、こちらを修正していきます

パーツとパーツを接着したらまずは320番のペーパーヤスリで削りこみ、段差の部分に溶きパテを流し込んでいきます

パテが乾燥したら、再度320番のペーパーヤスリで削りこみ完了

削りカスなどを筆で落とし、これで塗装前の準備が出来ました

塗分け(エアブラシ)

次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます

塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
そして次にシルバー等のメタリック系
続いてその他のカラーとなります

またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、ミッションケースや、マフラー触媒部分にはフラットアルミを吹き付け
更にマフラーエキゾーストパイプ部にはクレオスのスーパーチタンを塗装しその上から「焼け」の表現としてエキゾーストの湾曲部分にクリアオレンジを塗装していきました

またインテリアですが、ベージュ系でまとめるべく、まずは明るい色から塗装をということで、タミヤのライトサンドから塗装

そしてマスキングをしつつラバーブラックを重ねていきました

エンジンルーム内の補器類にはクリアグリーンを筆塗りしフラットホワイトを重ねて塗装

ホイールはテンプレートとマスキングゾルを使いつつマスキングし、ディッシュ部分にフラットアルミを塗装

最後にクリアレンズ類ですが、クリアオレンジ→クリアレッドの順でマスキングをしつつ塗装を行なっていきました

塗分け(筆)

続いて筆を使用した塗分けです

こちらはセオリー通り明るい色からということで

それぞれ説明書指定通りにカラーを入れていきます

まずはメタリック塗料から

下地にブラックを入れているので発色は十分

エンジンヘッドカバーなどの文字部分は4アーティストマーカーを使い塗装していきました

そしてエアコンの温度管理シール部分は、下地にエナメルシルバーを塗装し、アクリルのレッド、ブルーと重ねていきます

デジタル時計部分は、こちらも下地にエナメルシルバー、そしてアクリルのクリアオレンジを重ね液晶のそれっぽくなるよう演出してみました

そしてMの象徴とも言えるレッドとダークブルーとブルーの3色のカラーをハンドル下部に塗装し、雰囲気UP

こちらは実車写真を見つつ進行しました

最後にコントロールパネルのボタン部分には、それぞれの指示シールとして、エナメルシルバーを0.4ミリの真鍮線で塗装

これで筆を使用した塗り分けが完了です

デカールの貼付

次にデカールの貼り付けです

キット付属のデカールを使用する部分には、経年劣化で傷んでいるのでリキッドデカールフィルムで、粉々になるのを防ぎつつ貼り付けを行なっていきます

リキッドデカールフィルムを塗布したらポンチでくりぬき貼り付けです

しっかり粉々にならず貼り付け成功

そしてメーター部ですが、こちらは元々は塗装の指定

ですが綺麗に塗装する自信がないので、ホワイトデカールで実車のメーター部分を印刷しデカールに起こしたものを貼り付けていきます

そのあとレジン液とブラックライトでケースカバーを表現

他にもエンジンルーム内に「コーション」や「ヒューズボックス説明シール」を自作し貼り付けていきました

下回の組立

次に下回りの組み立てです

塗装を終えたパーツたちをガンガン組み立てていきます

まずはエンジンから

ヘッドカバーやエキマニなどを取り付け

これがM88と呼ばれるエンジンか

CSiのiはインジェクションの意味なのね?など理解を深め

シルキー6と呼ばれるガサツじゃない滑らかなフィーリングのエンジンの仕組みを、模型ながらに理解しつつ、組み上げていくごとに増していくワクワク感を抑え込みながら進行していきました

このセクションでのドキドキワクワクの感覚は車好きの方なら世界共通

バイク模型のエンジンを組み上げていくときの感覚にも似ているかもしれませんね

そしてストラット部を組み上げシャシーに取り付け

ロアアームなどを接着し、最後に燃料タンクを取り付け、下回りが完了です

エンジンルームのパイピング

続いてエンジンルームのパイピングです

ひとつ前に制作したZ31あたりから、エンジンルームのスカスカ具合を解消すべく、ディティールUPすることにはまって抜け出せずにおります

今回も然り、パイピングをしていきます

まずはパイピングする箇所にピンバイスで穴を開け、固定したい部分には真鍮線を支柱として取り付けていきます

使用するパイプは3種類、太めと細めのビニールパイプにアドラーズネストの赤黒リード線0.4ミリ

ホース類は太めと細めを使いわけ、電装系のところは混合、補器類は赤黒リード線を使ってみました

ホース類と電装系、補器類をパイピングするだけで、むっちりとしたボリューミーなエンジンルームに大変身

どんどん沼にハマっているような気がします…

インテリアの組立

最後にインテリアの組み立てです

まずはハンドルを固定パーツに接着

シートには当社定番パーツとなった、3Dプリンターで出力したシートベルトのバックルを取り付け

PUSH部のレッドがインテリアの良いアクセントになっている気がします

サイドのアームレストはちょうど良い箇所に溝があったので、真鍮線をカットしシルバーを入れたものを接着

メッキモールを演出してみました

そしてカーペットですが、こちらはダイソーの貼れるフェルト生地よりベージュをチョイス

定規で測りカットしたものを貼り付けていきました

ダッシュボードにはハンドルを取り付け、仕上がりチェック

センターコンソールにはシフトレバーにサイドブレーキレバー

内張にはアームレストを接着

そしてシートにダッシュボードを接着したらシャシーと合体

シックなボディカラーにはベージュのインテリアカラーがよく似合うという自分勝手に満足しつつ

エンジンルームに酔いしれながら今回はここまで

次回は完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

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