「ボディ周辺を調整!スパルタンな雰囲気ムンムンにしていく」

1/24 TAMIYA LEXUS SC Mobil1 2006

1/24 TAMIYA LEXUS SC Mobil1 2006 part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回は苦手なデカール満載のレーシングカーにチャレンジ!

キットはタミヤのレクサスSCを用意してみました

デカールの段差をしっかり解消し綺麗に仕上げることを目標に製作していきたいと想います

まずはLEXUS SC Mobil1 2006がどんな車なのか調べていきましょう

LEXUS SC Mobil1 2006とは?

2006年のスーパーGTで活躍したマシンがMobil1SC

ラグジュアリーなハードトップコンバーチブルのレクサスSC430をベースとして大改造が施され、4.5lのV型8気筒エンジンをフロントに搭載し、ギヤボックスはデフと一体化したトランスアクスルを採用

ボディは空力を追求し、そのほとんどが軽量なカーボンファイバー製となっています。

ドライバーは飯田選手と新たに加入した片岡選手のコンビ。

SC430のデビューイヤーだけにマシンのセッティングが決まらず歯がゆいレースが多かった中で、ハイライトといえるのが第3戦富士500キロレースです。

予選は13位に沈んだものの、セッテ ィング変更が的中してオープニングラップを10位で通過。

その後も前車を次々とパスして3番手でピットイン。

100周目には第13コーナーでGT300のマシンをインとアウトから豪快にパスしサーキットを沸かせます。

次の周、みごとにポジションアップをはたしそのまま2位でゴールしたのです。

デビューシーズンとなったマシンのセッティングに苦しみながら、第3戦で2位をゲット。

そして後半

他のトヨタ系チームをサポートする走りに徹したMobill SCは、TOM’S SCのチャンピオン獲得に大きな働きを見せる活躍をしサーキットを沸かせました。

仮り組み

早速まずは仮組みからいきますが、箱を開けると豪華なボックスにシャシーが梱包されていました

なんとこのシャシーは金属プレートをセンターにインサート整形した樹脂製のもので仕上がりの重量感を演出しているそう

初っ端から完成が楽しみになってきました

ボディはレース車両特有のダイナミックな曲面で構成されたフォルムが再現されており、フロントフェンダーは3分割のパーツ構成で独特の形状を表現

ロールケージを装備したコクピットも立体感は十分です

タイヤはゴム製

エンブレムやドアミラー面にはインレットマークが使用されています

デカールは高品質なカルトグラフ社製です

Mobil1のロゴは輝きあふれるメタル調マークとなっています

足回りのパーツ構成こそ簡略化されているキットですが、しっかり塗り分けをし、デカールを綺麗に貼れたらレース車両特有のかっこよさを放つ一台になると確信しています 

早速ボディ周辺から手を入れていきたいと想います

パーティングライン消し

続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

スジ彫り

次にスジ彫りを行って行きます

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、刃は0.15mmと、0.2mmを使い分けています

用途としては、0.15mmの刃は全体的な使用、0.2mmの刃はドアやボンネットなどの開閉部分に使用しています

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、シャープさが欠けてしまうので、しっかり丁寧に彫っていきます

といってもスジを深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5往復を目安に

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他の部分との差を明確につけるため、0.2mmの超硬ブレードを使い太めのラインにし、リアルさを意識しながら、丁寧に彫っていきます

ボディの調整加工

次にボディの調整加工です

ボディ全面にあるパーツ同士を固定するピン

レース車両特有のピンが再現されているのは素晴らしいのですが、クリア塗装をし鏡面仕上げをしていく過程では邪魔になるので、削り落としていきます

削り落とした箇所は、インセクトピンなどで置き換えていくので0.6mmのピンバイスで穴を開けていきます

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穴を開けた箇所はしっかりペーパーヤスリで均し塗装に備えます

塗装前に取り付けても問題ないパーツを取り付け、ボディの調整加工が完了しました

いよいよ次は下地塗装です

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのグレーサーフェイサーを吹いていきます

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この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります

吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

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