「ダイソーのフェルト生地とフィニッシャーズのシートベルト使ってみた」

1/24 TAMIYA NISSAN FAIRLADY 240ZG

1/24 TAMIYA NISSAN FAIRLADY 240ZG part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。


ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
キットのモデルである240ZGに当時用意されていた純正カラーは、全部で3色でZG専用色であるグランプリマルーン、そしてグランプリレッドとグランプリホワイトが用意されていたようです。

今回はこの3色のラインナップからしっとりとした品のあるグランプリホワイトで仕上げていきたいと思います。

使用した塗料は、タミヤのグランプリホワイト「レーシングホワイト」で、ボディパーツが分割されているので、色味が合わなくなってしまわないようにボディに分割されたパーツを仮止めした状態で塗装を行いました。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。


デカールの貼付

次にデカールの貼り付けを行います。
貼り付けを行った箇所は、エンジンルーム内のパーツにインテリアパーツ、そしてボディへの貼り付けとなります。

まずはインテリアパーツから。
このキットはタミヤの最新キットということもあるせいか、ダッシュボードコンソールのエンブレムやシフトノブのシフトパターンマーク、エンジンルーム内の製造デカールやオイルエレメントのデカール等、細かい部分のデカールが見事に再現されていて、精密感満載で、よりいっそう楽しく制作することができます。

本塗装を終え乾燥したボディには、エンブレムデカールを貼り付けました。
この部分は後に上からエッチングエンブレムを貼り付けていく予定です。

デカール貼付け部分での注意点としては、デカールの表面を傷めつけないことを意識しつつ、優しく綿棒を転がし、デカールとパーツの間にある水分と空気を除去しながらデカールをフィットさせることでしょうか。

古いデカールの場合はマークフィットやデカールのりを使用しつつ進行していきます。


ツライチ調整とメッキ塗装

次に足回りの調整となります。
フジミ製15インチのRSワタナベでインチアップということもあり車高調整は不要。
オフセット調整のみの加工となります。
実際にホイールをあてがってみたところ、どうあがいてもフェンダー内に収まりきらず、大変なことに。
ということでホイールとタイヤをカット。

ホイールはミニルーターに丸のこを取り付け半分にカット、タイヤに関してはハサミでカットし、400番の紙ヤスリでカット面を整えました。
続いてホイールの取り付け穴を5ミリ程カットし、2ミリの穴を開け、同じく2ミリのステンレスロッドを接着し塗装に移ります。

ホイールの完成形としては、シルバーとメッキのワタナベなので、まずはスポーク部分以外をマスキングし、フラットアルミを吹き付け。


塗料が乾いた後、今度はスポーク部分をマスキングし、SHOWUP製のベースカラーブラック→1液型のウレタンクリアーの順で原液で吹き付け→塗料が乾いた後、同じくSHOWUP製のリアルクロームを粒子がふんわり舞う程のエアー圧で薄く3回程吹き付けを行いました。

完璧なメッキ加工となりやっとリアルクロームの使い方がわかってきたような気がします。


塗分け(エアブラシ)

続いて各パーツをエアブラシを使い塗分けを行っていきます。
まずはセミグロスブラック指定のパーツから。
使用した塗料はガイアノーツのエヴォブラックで、のちにメタリック塗料を使用するパーツの下地としても塗装を行いました。

エヴォブラックの塗料が乾いたのち、メタリック系の塗料を何種類か使用し塗装を行っていきます。

エンジンとマフラーのタイコ部分はフラットアルミ、そしてエキゾーストパイプとキャブレター等のパーツはスーパーアイアン2を使用したり、組み上げた際にそれぞれのパーツがより立体的でリアルに見えるように塗料で使われている素材の差をつけていきます。

シートはレザー素材以外の部分をマスキングにより露出させ、クレオスのUVカットつや消し塗料を吹き付けツヤを消しました。

続いてエンジン腰下部分とエアクリーナー、オイルエレメントを指定色で塗装をし、エアブラシを使った塗分けの完了です


塗分け(筆)

次に筆を使用した塗分けを行っていきます。
エアブラシでは表現が難しい細かい箇所を塗料ごとに区分けし塗分けていく作業で、エンジンルーム内の細かいパーツやインテリアパーツ等を塗分けました。
このキットは各ボルト類の塗分けまで指定がありやりがいがあります。
この部分の塗分けはボルトの側面をクロームシルバー、頭の部分を4アーティストマーカーのシルバーを使い塗分けました。
ウォッシャータンクやブレーキフルードのタンクに関しては、成形色がホワイトですので、そのままクリアーグリーンとクリアーブラウンを塗装し、塗料が乾いた後、フラットホワイトを濃いめでエアブラシを使用し塗装。
タンクの内部に液体が入っている様子が上手く表現出来たかと思います。
ハンドルとシフトノブに関しては木目塗装で表現。

エナメルシルバーをドライブラシ気味で、下地のブラックとまだら模様になるように塗装、塗料が乾いたのちクリアーオレンジをでろっと筆塗し完成です。

下回の組立

続いて下回りの組立となります。
ほとんどのパーツの塗装が完了しており、あとはじっくり組み立てていくのみ。
説明書通りに組立を行っていきます。

キットの制作を進行していて驚いた箇所が、エンジンのオイルエレメントが別パーツになっていること、その他にもキャブレター関連のパーツが細分化されていて、塗分けもしやすく、簡単に精密なエンジンが再現できることです。
このスケールでここまで再現できるので、プラグコード等のパイピングも出来る箇所はするようにしたり、エアクリーナーカバーの留め具を再現してみたり、せっかくなのでディティールUPをと思い楽しみながら組立を行いました。

足回りを組立、エンジンをマウントしこれで下回りが完成です。


インテリアの組立

最後にインテリアの組立となります。
今回挑戦するのが、インテリアのカーペット生地の再現と、旧車特有のシートベルトの再現で、カーペット生地にはダイソーの「フェルト生地セット」を、シートベルトに関しては、フィニッシャーズの「シートベルトシール金具セット」を使用してみました。


まずはシート背もたれの金具に関してはシルバー塗料を流し込んだあと0.4ミリのピンバイスでそーっと穴をあけディティールUP。


カーペットは大まかにカットしたあと、現物合わせでペンで印をつけハサミでカットし取り付けを行いました。
最後にフィニッシャーズのシートベルトですが、ベルトシールを大体の長さでカットし金具を通していきます。

受けであるバックルに関しては1ミリのプラバンをカットし4アーティストマーカーのシルバーで塗装をしたあと、表めんにハセガワのマットブラックフィニッシュをカットしたものを貼り付け出来上がり。


差し込むほうのベルトと、受けるほうのベルトを接着しバックルをのせ完成です。
やりたいことをおもいっきりやれたインテリアに大満足。


すでに完成が楽しみですが、じっくり仕上げてまいります。
今回はここまで。
次回は完成までをお届けする予定です。

ご視聴頂きありがとうございました。

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