「スプリングギミックが嬉しいアオシマの34!ドアを切り離した回」

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE (BNR34) nismo S-tune

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE (BNR34) nismo S-tune part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回はアオシマアンバサダーとしての制作で34GT-Rのnismo S-tuneを制作していきます

早速どんな車なのか調べていきましょう

BNR34nismo S-tuneとは?

ニスモは日産がレースシーンで磨き上げた究極のパフォーマンスを注ぎ込んだメーカー直系のチューニングブランドです

日産の中でも特にスポーツカーが中心となりニスモのチューニングが施された車種が販売されています

日産が誇るスポーツカーといえばスカイライン

今回のキットである34GT-Rもニスモの手によってチューニングされた車種が多数販売

チューニングのレベルは3つのレベルに分かれており、Sチューン、Rチューン、Zチューンとそれぞれ明確にキャラクター分けされた個体で展開されています

SチューンはスポーツのSでライトなチューニングがされていて、Rはレーシングの頭文字でSよりも本格的でスカイラインGTーRのみの設定、Zは究極を表す頭文字で大掛かりなチューニングの総称、34GT-Rと33Zのみに設定があるようです

Sチューンのコンセプトは、一般道からワインディングまで、多彩なシーンでクルマのポテンシャルをバランスよく引き出し、ドライバーに走る歓びを与えることでスポーティな走りと快適性能を両立したパッケージです

エンジンはシャフトやターボの換装でパワーアップ、新素材カッパーミックスを使用したスポーツクラッチを組み込み、専用のサスに専用のLMGT4のホイール、ダウンフォースの増加を計ったエアロ、フルスケールのカスタムメーターで、その名の通りスポーティなチューニングが施されています

早速仮組みからいきましょう

仮り組み

まずは足回りからです

アオシマ製でスプリングギミックのあるキットは、昔のパーツ構成のものだったら何度も作ったことがあるのですが、今回のキット内容では、前後独立したスプリングギミックが施されており、あまり制作経験がありません

しっかりパーツ構成を把握しつつ仮ぐみをしていきます

ホイールなどのパーツはNISMO専用パーツ、デカールもしっかり再現してあります

インテリアは内張を台座に組み込みバスタブ型になるタイプ

シートやメーター周りはnismo専用のパーツ構成となっています

エクステリアではボディと前後バンパーで3分割されている構成

フロントバンパーにフロントマスクパーツを組み込み仕上げていく形で、近年賑わっているスナップキットの構成に似ているかもしれません

一通り組み上げてみた感想としては、大迫力の一言に尽きます

よりリアルにしていくために車高はもう少しだけ高い方がスポーティかと思うのであげたいところ

エアロのチリ合わせも必須でしょう

あとはホイールが少し大きいような気がするので、こちらは3Dプリントで自作していきたいとおもいます

スジ彫り

まずはスジ彫りを行って行きます

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、刃は0.15mmと、0.2mmを使い分けています

用途としては、0.15mmの刃は全体的な使用、0.2mmの刃はドアやボンネットなどの開閉部分に使用しています

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、シャープさが欠けてしまうので、しっかり丁寧に彫っていきます

といってもスジを深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5往復を目安に

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他の部分との差を明確につけるため、0.2mmの超硬ブレードを使い太めのラインにし、リアルさを意識しながら、丁寧に彫っていきます

パーティングライン消し

続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

ドアの開閉加工その1

次にドアの開閉加工その1です

今回は完成後もNISMO専用のインテリアをじっくりみたいのでドアを開閉加工

サフェーサーを吹く前にドアを切り取っていきます

まずはドアの形状に沿って超硬ブレードでスジを入れていきます

裏面にスジが透ける、もしくは少し穴が空いてきたところでストップし、反対側を攻めていきます

ボディの強度を保ちつつ作業をしていきます

切り離しができたら、パーツ接合部が荒れていますので、デザインナイフでバリ取りをし、ペーパーやすりで均し塗装に備えておきます

ボディの調整加工

続いてはボディの調整加工です

まずは仮組みをして気になった前後バンパーの散り合わせから

前後ともにしっかりボディの形状に合うようにペーパーやすりで整えていきます

歪みは指でじんわりと調整です

フロントバンパーサイドの通気口は開口されていなかったので、裏面からリューターで削り薄くしたのち穴をあけ、デザインナイフとペーパーヤスリで調整です

エンブレム類はデカールで再現していくので削り取りで、キーシリンダー部分はハイキューパーツのマイナスモールドに換装するので、0.8mmのピンバイスで穴を開けます

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これでボディ関連の調整加工が完了

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのエヴォスカイブルーを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります

吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

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