1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE (BNR34) nismo S-tune part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
本塗装前の準備
今回の動画は本塗装前の準備からということで、ボンネットやエアロパーツなど別パーツとなっているものを取り付けていくところからスタートです
別パーツのまま個別で本塗装をしていくとどうしても色味の統一感がなくなってしまいますので、取り付けて問題ないものは取り付けていきましょう
ボンネットは裏面からマステで固定、フロントリアのバンパーはシャシーを固定する部分が裏面にあるパーツですので、接着はしっかり行いたいところ
裏面からシアノンで固定しておきます
サイドエアロにウイングも組み立てておきます
シートは4点式シートベルトを通すための穴をデザインナイフとピンバイスで開けておきます
ドアの開閉加工その2 サイドシルと内張の調整
続いてはこちらも塗装前にやっておきたい箇所
ドアを開閉加工したので、サイドシル部分の作成と内張の調整を行なっていきます
まずはサイドシル部分、こちらはまず内張をフロントとリアで分割しておき、インテリアの台座パーツを取り付けたシャシーとボディを合体
内張が収まる箇所をマステとマジックを使いなぞり、それをプラ板に貼り付けてカット
カットしたものを台座パーツに干渉しないよう調整しながらボディ裏面から取り付けます
そのあとシアノンでしっかり接着したら、隙間をエポキシパテで埋めヘラなどを使い造形
内張は切り離した部分と台座パーツがしっかりツライチになるようにしていきます
内張裏面にプラ棒を貼り付けたらリップを塗り取り外しやすくしておきます
次はドア側裏面
こちらにエポキシパテをつけたら内張をむにゅっと押し付けます
パテが固まったら内張を剥がし脱着可能にしておきます
ドアと内張のサイドの隙間はプラ板で埋めヤスリで整え完了です
ドアの開閉加工その3 可動ヒンジの作成
次に可動ヒンジ部分の作成です
可動ヒンジ部分は内径1mm外径1.4mmのステンレスパイプと0.8mmの真鍮線を組み合わせて作ります
ドアの大きさを考えつつパイプと真鍮線をカットしパイプに通します
パイプ両端から出ている真鍮線をL字に曲げたら、さらにU字に曲げていきます
U字の部分に開いたドアの端が収納される仕組みです
フェンダー側にのびた真鍮線に対し取り付けステーを作っていきますので、2mmの角形プラ棒に真鍮線の印をつけピンバイスで穴をあけ真鍮線を通します
ドアに内張をセットしたらヒンジパーツの位置を確認しつつ、エポキシパテをつけたヒンジパーツをドアに取り付け
しっかりパテが固まったら次はボディ側、フェンダーの裏部分に先ほどのステーが取り付けられるようにしていきます
エポキシパテをフェンダー裏につけたら、リップを塗ったステーをむにゅっと押し付け
パテが固まったらステーを外し、脱着可能にしておきます
ボディ塗装
次にボディ塗装です
34GTRに用意されていたカラーは全部で13色
ブラックやホワイト、スポーツカーらしいライトニングイエローやアクティブレッド、限定色のミッドナイトパープルやミレニアムジェイドなどがラインナップ
この中から今回はベイサイドブルーをチョイスし塗装をしていきます
準備したカラーはフィニッシャーズのシーサイドブルーで、このカラーは実車に基づき製造されたカラーという噂もあります
この塗料をガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
続いてエアブラシを使用した塗り分けです
まずは成形色がブラックのインテリアパーツに対しホワイトサフェーサーを塗装
次にインテリアパーツに対しベースとなるダークグレーを塗装しておきます
次にシャシーや下回りパーツ、のちにメタリック塗料で塗装するパーツの下地としてガイアノーツのエヴォブラックを塗装
下回りパーツの一部、シャフト系にはツヤありのブラックを塗装し素材の違いを再現しておきます
ブレーキディスクとエキゾーストパイプにはクロームシルバーを塗装です
そのあとインテリアパーツに戻りまして、説明書指定の塗り分ける部分をマスキングしたらラバーブラックを吹き付けです
3Dで出力したモモ製のアパッチステアリングにはピュアブルーを吹き付けておきました
大まかな部分をエアブラシで塗装し完了です
塗分け(筆)
次に筆を使用した塗り分けです
エアブラシでは大きな部分を塗装したので細かい部分を筆で塗り分けていきます
まずはメタリック系から
エナメルのフラットアルミで下回りのアーム部分やミッションケース部分、そしてマフラー部分を塗り分けていきます
エナメルのクロームシルバーはインテリアの塗り分けに使用です
次にエナメルのブラックを使いオイルパン部分やハンドルなどを塗り分け
ダッシュボード内液晶部分はクリアグリーンとスモークを使い分け塗り分けておきました
次にレッドをステアリングのボタンや、シートベルトバックル、エアコンの温度シール部分に入れていき、温度シール部分にはブルーも入れておきます
ボタン部分には4アーティストマーカーシルバー、キャリパー部分はゴールドを塗装
カーテシランプは下地にシルバーで上からクリアレッドを重ねておきます
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
NISMO専用のデカールが付属していますので、こちらをボディ全体に貼り付けていきます
付属デカールをカットしたらぬるま湯に30秒ほどつけ、指定部分に転写
指定部分にデカールを持っていき、デカールの下の台座をすっと抜き転写させていきます
ボディに転写できたらしっかり馴染むようにマークフィットを塗布し、筆を使い空気と水分をゆっくり除去していきます
サイドのストライプ部分はドアをパカパ化させたので、ちょうどいいところでデザインナイフを使いスッとカット
両ドアはチューニングメーカーのステッカーを貼り付けておきました
ダッシュボードのメーター部分はデカールを貼り付けたらレジン液とブラックライトを使いメーターケースの再現とデカールお保護をしておきます
下回の組立
次に下回りの組み立てです
今回は車高やツラ具合など足回りを調整しつつ組み立てていきます
まずは車高ですが、仮組み時に低すぎたので前後1.5mmほど上げていきます
前後のシャフト一体成形のパーツには前側後側とそれぞれ2つずつ取り付けだぼがあるので後側のみをカット、前側はセンターだしのガイドにするためにもそのまま進行です
シャシー側ではカットしたダボ部分に1.5mmのプラ材をカットし接着
サスパーツには付属のスプリングは使用せず、3Dで出力した3mmのスペーサーを取り付けておき、説明書通りに組み立てていきました
最後にマフラー、カバー類を取り付け完了です
インテリアの組立
続いてインテリアの組み立てです
まずはハンドル部分、キーシリンダー部分にハイキューパーツのマイナスモールドを取り付けていくので0.8mmのピンバイスで穴を開けマイナスモールドを接着
そのあとハンドルを取り付けダッシュボードに組み込みます
センターコンソールにはサイドブレーキとシフトノブを取り付けお次はシート部分
ポールウォーカーに捧げる34を目指しているのでシート部分は拘りたく、ポールの34と同じブルーの4点式シートベルトでディティールアップしてみました
シートベルトに使った素材は、フィニッシャーズのシートベルト&金具セットで、スパルコのメーカーデカールもカットしそのまま使いました
カーペットにはダイソーのフェルト生地よりグレーをカットしセメダインハイグレード模型用接着剤で接着です
最後にリアシートにはバックルを接着
フロントシート、ダッシュボードを取り付けてシャシーと合体しインテリア完成です
シートベルトはブルーのモモ製ステアリングとも相性抜群でインテリア内で統一感が出ました
やってよかったディティールアップの一つと言えるでしょう
内張はパカパ化したドアに取り付けていくのでpart3にて収録予定です
今回はここまで次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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