1/24 FUJIMI PORSCHE Carrera RS ’73 Enthusiast part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください
ボディ塗装
73カレラのボディカラーはネット情報からとなりますが、定番のグランプリ・ホワイトのほかシエルカラーやブラック、ブラッドオレンジなど数色用意されていたようで、ホワイトのみサイドのカレラ・ストライプを赤、青、黒、緑の中から選ぶことができたようです
この中から今回はイエローをチョイスし塗装を行なっていきます
いろんな記事をみると赤みが強いイエローではなく、ホワイトよりの少しくすんだ明るいイエローと認識しましたので、タミヤのピュアイエロー(80%)にガイアのアルティメットホワイト(20%)で調色しました
この調色したものをガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄め、イエローなので下地にピンクを塗装した上で、エアブラシで吹き付けていきます
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目は各部ムラがでないよう塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます
塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
そして次にシルバー等のメタリック系
続いてその他のカラーとなります
またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、ミッションケースや、エンジンブロック部分にはフラットアルミとフラットレッドでぬり分けたり、電装系パーツやエンジンカバーにはクレオスのスーパーアイアン、マフラーマニホールド部にはクレオスのスーパーチタンを塗装しその上から「焼け」の表現としてエキゾーストの湾曲部分にクリアオレンジを塗装していきました
またインテリアですが、説明書によるとALLフラットブラックの指定でしたが、ベースはエヴォブラックで塗装し、シート部のみ艶の表現をすべくマスキングをしつつラバーブラックを重ねていきました
エンジンルーム内の補器類にはフラットホワイトを塗装
最後にクリアレンズ類ですが、クリアオレンジ→クリアレッドの順でマスキングをしつつ塗装を行なっていきました
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗り分けです
まずはエナメルシルバーでエンジン部分の細かい箇所や、ボルト類を塗装
エンジンの部分は筆を使いましたが、それよりも細かいボルト類は0.4ミリの真鍮線を手頃なサイズにカットし、先端に塗料をつけ塗装をしていきました
ダッシュボードのメッキモールはスジをあらかじめ入れておいた箇所に対し、エナメル溶剤でシャバシャバにしたエナメルシルバーを筆で流し込み、塗料が乾いたのち、エナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取り仕上げてみました
ブレーキキャリパーにはガンメタを塗装
続いてゴールドをエンジンパーツ各部に入れていきます
次にフラットブラックを各部に入れていき、プラグ関連にはレッドを塗装です
次に4アーティストマーカーのシルバーを使いエンジンパーツ各部、ダッシュボードのスイッチ類を塗装
そして4アーティストマーカーのゴールドでエンジンパーツのボルト類を塗装し、墨入れ溶剤ブラックでエンジンを少しだけ汚し完了です
エンジンの組み立て
次にエンジンの組み立てです
今回組み立てるエンジンは細部まで表現されとても素晴らしいパーツ構成となっていて塗装をしっかりやればそれだけでも満足感は得られるかと思いますが、プラスアルファでパイピングができそうでしたのでやってみることに
まずはデスビなどの各プラグコード取り付け位置に対し0.5ミリのピンバイスで穴を開けていきます
エンジンブロックにカバーやミッションケースなどを組み立て、エンジン上部に位置するおそらくエアクリーナー
これを取り付ける直前にパイピングを
アドラーズネスト製の赤黒リード線を適度な長さにカットし実車のエンジン写真を見ながら取り付けていきました
その後エアクリにエンジンガード、マフラーを取り付けエンジンが完成です
なんとこのキット、エンジンをディスプレイできるように台座がついていたので、せっかくなので組み立てて記念にパシャリ
この後シャシーに取り付けていきたいと思います
下回の組立
続いて下回りの組み立てです
塗装を終えたパーツ達なので、基本的には説明書通り組み立てていくのみ
とはいえ仮組みの時点で難しかった箇所が何箇所かあるのでじっくり組み立てていきます
難しかった箇所まずは1箇所目
ストラットとハブの取り付け部分ですが、レース車両を想定したパーツ構成になっているので、取り付ける穴を間違えないように注意しつつ、取り付け部分が細くシビアなのでしっかりバリなどを取り除きつつ接着をしていきます
難しかった箇所2箇所目はリアでサスパーツをシャシーに取り付ける際、角度を入れながらシャシーに組み込んでいかなければいけないので、コツが必要でした
パーツ自体も細く脆いので破損させないよう慎重に取り付けていきます
デカールの貼付
続いてデカールの貼り付けです
まずはサイド、リアのカレラストライプから
本当はイエローのボディですのでブラックのストライプが良かったのですが、付属していないのでダークブルーのストライプカラーをチョイスしてみました
キット自体何十年前のものですので、デカールは傷んでいると思い、リキッドデカールフィルムを事前に塗布した上で貼り付け作業を行なっています
リキッドデカールフィルムの特性上、デカールとして貼り付けたい箇所のみをカットしなければいけないのでメーター類の部分は穴あけポンチを使用しカットしていきました
その後貼り付けたデカールに対しタミヤのマークフィットを塗布ししっかり馴染ませておきました
メーター部分は、レジン液とブラックライトでデカールを保護、そしてメーターガラスの再現としました
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
まずはシートから
ヘッドレストの組み付け穴がないので、ヘッドレスト、シートどちらにも1箇所ずつ穴をあけ、0.8ミリの真鍮線をヘッドレスト側に取り付け支柱とした上で、シート側に接着
これでしっかり固定できました
続いて細かい部分の組み立てです
リアのシートも非常に細かく細分化されているので、一つ一つ丁寧に接着
センターコンソールにはハンドブレーキにシフトノブを取り付け
ハンドルパーツも組み立てていきます
フットペダルに関しても細分化、クラッチにブレーキ、アクセルペダルを取り付けていきます
細かい部分を組み立てたら、そのパーツ達をシャシーに取り付けていきます
センターコンソールにリアシート、内張にフロントシート、ダッシュボードの順で取り付けインテリアの完成です
組み上げるほどリアルさが増していくパーツ達は組み立てがとても楽しく、完成したインテリアは美味しくお酒が飲めそうです
これもエンスージアストシリーズでしか味わえない醍醐味かと思います
ということで今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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