「エバーグリーンのプラ素材でフェンダーアーチモールを追加」

1/24 MICROACE TOYOTA MARKⅡ GRANDE TURBO

1/24 MICROACE TOYOTA MARKⅡ GRANDE TURBO part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回はマイクロエース(旧アリイ)の4代目マークⅡを制作です

早速どんな車なのか調べて完成イメージに繋げていきます

4代目マークⅡとは?

マークⅡはトヨタが1968年から2004年まで製造販売していた車で、元々はコロナという車の高級版としてコロナマークⅡという名称でした

モデルチェンジごとに大型化と高級化が進み、5代目からマークⅡのみの呼称となり姉妹車のチェイサー、クレスタとともに「マークⅡ3兄弟」を形成

ハイソカーブームの中心的存在として人気を集めました

キットのモデルである4代目は前身である3代目通称「ブタ目」からのモデルチェンジでデザインがガラリと変わり2ドアハードトップが廃止され4ドアハードトップが登場

1980年〜1984年の約4年間、セダン型、ワゴン、バンと共に販売展開されました

エンジンは直6/2.8Lに2L、2Lターボ、直4/2Lと1.8Lにディーゼルターボなど幅広いニーズに答えるべく展開

ハードトップのグレードは最上級グレードであるグランデにLG、GTなど7つのバリエーションがあります

外観はウレタンバンパーが幅広いグレードに標準装備

また前期型と後期型では特にグリル形状が異なり、後期型はイーグルマスクとも言われました

グランデのインテリアは豪華なソファのようで、他にも録音機能がついたステレオやオートエアコンなど豪華装備が整っていたようです

仮り組み

早速まずは仮組みからです

キットのパッケージとしては簡素化されたシンプルなシャシーに足回り

シャシーこそ簡素化されていますが、足回りはノーマル式とローダウン式が選べる仕組み

ホイールはノーマル形状とチューニングタイプのホイール2種類が封入

タイヤはふとめです

前後のホイールはそれぞれシャフトを差し込むタイプで、リアはブレーキなどがモールドされたパーツは付属していません

インテリアはふかふかなソファーのようなシートがしっかり造形されていて作り甲斐がありそうです

内張はボディに接着するタイプ

ウインドウの組み付けは問題なくできそうで、シャシーとボディの組み付けは少しキツめでした

ボディは特に違和感もなく直線的で高級感溢れるマークⅡがしっかり再現されており、少ないパーツ構成ながらシャキッとした完成度の高いエンドを迎えられそうです

足回りはノーマルで組み上げても低すぎると感じたので、試しに手持ちの自作ホイールをあてがってみたところ、サイズ感はバッチリ

少し車高をあげノーマルホイールを作り込み仕上げていきたいと思います

パーティングライン消し

続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

スジ彫り

次にスジ彫りを行って行きます

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、刃は0.15mmと、0.2mmを使い分けています

用途としては、0.15mmの刃は全体的な使用、0.2mmの刃はドアやボンネットなどの開閉部分に使用しています

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、シャープさが欠けてしまうので、しっかり丁寧に彫っていきます

といってもスジを深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5往復を目安に

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他の部分との差を明確につけるため、0.2mmの超硬ブレードを使い太めのラインにし、リアルさを意識しながら、丁寧に彫っていきます

ボディの調整加工

続いてボディの調整加工です

まずはウインドウモール外周にスジをいれ、あとで作業するウインドウモールの塗装準備をしておきます

このスジにスミ入れを行います

トランクのオーナメントは小さいので削除し自作とします

ボディ内側やウインドウモール内側にはバリがあるので、ペーパーヤスリで削り落としシャープにしておきます

キーシリンダー部とフェンダーミラー取り付け部分にはピンバイスで穴をあけのちの作業の準備を

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フェンダーアーチにはメッキモール部分がモールドされていないのえ、0.25mmのプラ材を接着しディティールアップしていきます

3箇所に分けタミヤの瞬間接着剤で、接着剤を薄く伸ばしながら少しずつ張り込みます

残った部分はデザインナイフでカット

バンパーはパーティングラインがきついのでペーパーヤスリで削り取り均しておきます

高級車らしい見た目となりました

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地としてガイアノーツのエヴォブラックを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります

吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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