1/24 MICROACE TOYOTA MARKⅡ GRANDE TURBO part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はマークⅡのインテリア完成までをお届けします
まずはボディ塗装から
ボディ塗装
前期型の60型マークⅡに用意されていたカラーはカタログをみる限りですと、ホワイトにサンブリーチベージュメタリック、サーフブルーにスキッピングイエロー、パッシングレッドにアーバントーニング、前期型の途中で追加されたターボ車にはグランドストラータトーニングが設定されるなど、多くのボディカラーが存在していたようです
この中から今回はお爺ちゃんが乗っていそうなマークⅡを目指し、アーバントーニングをチョイス
Part1で予めエヴォブラックを下地として塗装しておいたボディに対し、ファインシルバーを塗装後、マスキングを経てパールブラウンを塗装しました
パールブラウンの調色はココアブラウンにウイノーブラックとパールクリアを少量です
塗料は全てガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
車高とトレッドの調整加工
続いて車高とトレッドの調整です
おじちゃんが乗るマークⅡを目指すには、キット付属パーツのままですと、車高が低すぎるので今回は車高を上げていきます
フロントはパーツ取り付け部を全て2mm上げていくので、シャシー側のサス取り付け部には、手持ちのスペーサーを接着、アームパーツ取り付け部には2mmのプラ板にピンバイスで穴をあけ取り付けダボを作った上で接着
リアは3mm上げます
シャフトが通る箇所をプラノコでカットし、3mmのプラ棒でシャフトが通っていた箇所を塞ぎ、裏面から新たにシャフトを固定するプラ棒を、シャフトを通す穴として2mmの穴をあけ設置しました
センターをしっかり決めて慎重に作業を進めました
車高は上げたり下げたりすると、構成するパーツに影響が出てくるので、しっかりパーツの役割や構造を理解した上で調整を行うようにしています
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗り分けです
まずはベースカラーとして一番量が多いブラック系から
シャシー全体と3D出力したタイヤとホイールにはエヴォブラックを塗装、下回りパーツのアーム類にはブラックを塗装です
ホイールはそのあとファインシルバーを吹き付けました
インテリアは2色で塗り分けです
まずは成形色がブラックなのでホワイトサフを吹き付けたあと、ベースカラーにサンディブラウン、そしてマスキングを経てレッドブラウンを重ねました
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗り分けです
ダッシュボードパネルのベースにはラバーブラックを塗装
シャシー下回りの燃料タンクやオイルパンはブラックを塗装
シフトレバーやインテリアのドアのぶなどには4アーティストマーカーシルバーを塗装です
ダッシュボードやハンドルなどの木目の表現は、下地にエナメルのクロームシルバーで、塗料がしっかり乾いたら、その上からクリアオレンジを重ねました
ダッシュボードはラバーブラックの上からパーツ一つ一つをセミグロスブラックで塗装しコントラストを強調
シフトレバーのセレクター部分は爪楊枝でシルバーをいれ、バックはレッド、ニュートラルはグリーンを重ねました
エアコンの冷暖切り替え部分はレッドとブルーを塗装
3D出力したシートベルトバックルにもレッドを差し込んでおきます
レース風シートカバーの取り付け
次におじいちゃんマークⅡといえばレースのシートカバーですのでこちらの再現をしていきます
今回ベースに使用したのはティッシュを一枚の半分、レースの飾り付け部分はダイソーのレースシールです
接着は全て両面テープを使用しました
まずは両面テープを細かくカットしシートに貼り付けていきます
そのあと、貼り付けるティッシュをシートの形状に合わせ何分割かにカットしたものを順に貼り付けていきます
プラモの時間はショルダー部分から貼り付けましたが、指で触れる回数を考えるとヘッドレスト部分、つまり上から貼っていくほうが得策だと思います
ティッシュを貼り付けたらレースシールを適度な長さでカットし貼り付けて終わりです
リアシートも同様
今までは布で作り上げていましたが、ティッシュの方がシートの形もしっかりでておすすめかもしれません
この上から塗装をすればシートカバーの再現にもなり得るかと思います
ボーンアルムを使ったメッキ調塗装
続いてボーンペイント製、ボーンアルムを使ったメッキ調塗装です
ホイールキャップセンター部分のみに塗装をしたいので、まずはマスキング
円形にカットしたテープをホイールに貼り付け準備完了
ベースにはアンダーブラックを吹き付け、塗料がしっかり乾いたらボーンアルムを塗装です
ボーンアルムは全部で3層塗装しますので、1層目は遠目から砂吹きの要領で塗装
そのあと2層、3層と重ねていきます
最後に同社の低侵食クリア塗料を使いクリアコートし完了です
これで指で触っても油分が付着し変色することはありません
いつもはボーンミラーを使っていましたが、新色であるボーンアルムは明るいメッキといった感じで個人的にはボーンミラーよりも好みです
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
メッキ塗装後クリア塗装前にホイールセンターには自作したマークⅡのロゴを貼り付け
ダッシュボード内のメーター部分も自作したデカールを使用し貼り付けていきます
リアトランク部分にはエンブレム各種にこちらも自作したデカールより販売店シールを貼り付け
車名プレートはキット付属のものを使います
デカールは割れる可能性があったのでリキッドデカールフィルムで再生しておきました
貼り付けを終えたら車名プレートと、メーター部分にレジン液を塗布しブラックライトを照射
デカールの保護とメータークリアケースの再現とします
下回の組立
次に下回りの組み立てです
結構前に購入してあったのですが、ポリキャップに変わるものを見つけたのでご紹介です
中国製のチューブパイプですが、カットして使えばポリキャップにもなりますし、スペーサーにもなる優れもので、カープラのピンの径にピッタリ
読み方が分かりませんが「uxcell チューブパイプ」で検索すると出てきます
uxcell PTFEチューブ ホース 高温チューブパイプ 多機能断熱 0.8mm内径x1.6mm外径x1.5 M長さ トランスペア…
色々使えるのでおすすめです
さて組み立てですが、このチューブパイプをフロントにもリアにもふんだんに使いトレッドを調整
フロントリアともに3mmほどトレッドを延長し組み上げてあります
フロントはホイールを固定するピンも長さが足りなくなるので、予めつくっておいた3D製の16mmのピンを使い組み上げました
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
まずはカーペットですが、こちらはダイソーのフェルト生地よりブラウンをチョイスし、カットしたものを、せメダインハイグレード模型用接着剤で接着
そのあとハンドルにシフトレバー、電話機にシートベルトバックルを組み付けていきます
組み立てたパーツ達を、センターコンソール、リアシート、フロントシート、ダッシュボードの順にシャシーに取り付けインテリアが完成です
おじいちゃんが乗っているようなマークⅡを目指しているので、車高、シートカバーは特にこだわってつくってみました
今回はそんなところです
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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