「アオシマにしか出来ない改造車キットの真骨頂」

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE 後期(C211) ジャパン 旧四車會 チキチキレーシング

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE 後期(C211) ジャパン 旧四車會 チキチキレーシング part3

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回の動画はアオシマ製後期スカイラインジャパンの完成までをお届け致します

クリア塗装

さっそくまずはクリア塗装から

クリア塗装の工程は全部で3回

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています

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塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ

2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき

2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えておき

3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます

万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます

研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます

クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています

このおうとつを消していく工程です

徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています

研ぎ出し工程としては3回の工程

1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます

艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ

2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い

それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます

鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます

2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です

鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です

鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります

シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周

表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます

1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周

3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます

万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ

バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます

自作金デカールとボーンミラーでメッキ塗装

次に順序が前後しますがクリア塗装の前に自作で作ったデカールを貼り付けました

そのデカールとは、ゴールドの「2000GT TURBO」の文字デカール

それとトランクのエンブレムもついでにゴールドにしてみました

テプラを使ってデカールを作ったのですが、結果的にこれは長年の悩みを1発で解消してくれるツールとなりました

デカールの作り方は別で動画にしてありますので、よろしければご覧ください

フロントマスクはボーンミラーを使いメッキ塗装

下地にアンダーブラックをたっぷり吹き付け、テロっテロな表面にボーンミラーを少しずつ低圧で3回に分け塗装

キラキラなメッキのフロントマスクに仕上げてあります

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ウインドウモールのメッキ塗装

続いてウインドウモールなどのメッキモール部分に対し塗装を行なっていきます

塗料は4アーティストマーカーのシルバーを使用

塗装の手順としては

まずモール外周にしっかり筋を入れておくことが大前提で、筋彫りの段階でこの作業を行なっておきます

その筋を入れた箇所にスミ入れ塗料ブラックを流し込んでいきます

流し込んだらエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で、はみ出た部分を拭き取ります

次はメッキの表現として4アーティストマーカーのシルバーを使用しメッキ部分を塗装

最後にモール内側には4アーティストマーカーのブラックを使用し、マーカーの腹部分で塗装し完了です

この年代の車の特徴でもあるメッキモールは、このように再現しています

細かいパーツの塗装

次に細かいパーツの塗装です

リアのテールはクリアオレンジを筆でいれ、リフレクター部分はレッド、最後にクリアレッドの順で仕上げました

テール、マーカーの裏面からはエナメルシルバーを塗装し透け防止と発色UPをしておきます

フロントレンズは4アーティストマーカーブラックで縁取りをしゴムパッキンを再現

グリルのエンブレムは4アーティストマーカーシルバーで塗装

サイドマーカーは完成手前でクリアオレンジを乗せていくのでフラットブラック、シルバーと塗装をしておきます

リアパネルのバックランプは下地にシルバーでスモークを塗装

パネルのふちは4アーティストマーカーシルバーで塗装をしメッキを再現しておきます

ライト類や細かいパーツの仕上げ

次はレンズ類を仕上げていきます

ヘッドライトはリフレクターが省略されているので3Dで出力し4アーティストマーカーシルバーで下地を作りミラーフィニッシュを貼り付け

仕上がったリフレクターをパネルパーツに取り付けてレンズをはめ完成です

リアパネルにはテールレンズを取り付け、自作したエンブレムデカールを貼り付け完了

フェンダーミラーにはミラーフィニッシュ、バンパーにはウインカーを取り付けて、車名プレートにはジャンクデカールよりスカイラインのデカールを貼り付け、レジンで保護

これであとはボディなどに取り付けていくだけとなりました

仕上げ

最後に仕上げです

ボディに取り付けるウインドウですが、元々は一枚のパーツでしたが、少し歪みがあったので、前後で分割

セメダインハイグレード模型用接着剤で取り付けます

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ウインドウがしっかり固定したら内張、ダッシュボードの順で取り付け

ボディ表面よりサイドシルにはハセガワの艶消しブラックフィニッシュを貼り付け、ボディとシャシーを合体です

トライツールシリーズ TF-4 つや消し黒フィニッシュ

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次に仕上がった前後のパネルとバンパーを取り付け

しっかり固定できたのを確認したら、フェンダーミラー、給油口の蓋、車名プレート、マフラーパイプを取り付けです

マフラーパイプは付属のものではなく、デュアルをイメージし3Dで出力したもので、たいこ部分に1.5mmの穴をあけ取り付けました

GSIクレオス Gツール GT50 Mr.ピンバイス5本セット

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続いてワイパー、キーシリンダー部分にはハイキューパーツのマイナスモールド(1mm)を取り付け、マーカー類にクリアオレンジをのせ、ドアノブを4アーティストマーカーシルバーで塗装し、モデリングワックスで磨きあげ完成です

マイナスモールド2 1.0mm(10個入)

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アオシマが展開する改造車シリーズより「旧四車會」時代のジャパン後期を製作してみました

付属の足回りはえげつないはの字にできるパーツとノーマルで組み上げることができるパーツがあり、今回はノーマルパーツを使用し、少し車高を下げた西部警察に出てくる大門団長に憧れたオーナーが乗るジャパンを目指して製作

アオシマが展開してきたこの年代のモデルはタイヤが太く、バランスが悪いので3Dで出力したワタナベホイールとタイヤに変更

他にもフロントの目元を修正してみました

足回りのバランスを少し変え、目元を修正するだけでグッとリアルになるのは、ボディ造形をはじめとしたそのほかのパーツがとてもよくできているからだと思います

アオシマにしかない昔からあるこのシリーズのクルマ達は、改造パーツもたくさん付属しており、作り手の想像を掻き立て、模型制作の基本である「楽しい」と思うアドレナリンを大放出してくれるシリーズ

小さい頃からたくさん作ってきたシリーズですが、驚くなかれ、刷新と同時に追加で新金型パーツが付属されるなど、ブラッシュアップを繰り返し、我々の心を掴んで離してはくれません

直近ですとワークスシリーズが再登場するようですのでみなさんも是非製作してみてください

今回はここまで

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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