タミヤホンダシティターボ制作第二弾です。
ボディ修正
まずは塗装の前にボディ修正を行っていきます。
以前の動画でお伝えしたように今回の制作では、スジボリ時にPカッターがはみ出してしまいボディに傷がついてしまったため、ラッカーパテで傷を埋めました。
今回はその傷をGSIクレオス Mr.ポリッシャーPROで整えていきます。使用するやすりは800番。
ついでにパーティングラインも消していきます。ボディ形状を壊さないよう優しく削っていきます。
ボディ塗装
次にボディ塗装は箱絵の通りブラックで塗装をしていきます。
使用した塗料は、クレオスのブラック。ラメ等は混ぜずシンプルなブラックです。
一度サフェーサーを吹いたあと、2層にわけ塗装を行います。
クリアー塗装を行う事を前提に、とにかく厚塗りにならないよう出来るだけ薄く仕上げるようにしています。
まずは角と呼ばれる部分を塗装していき、次に全体を砂吹き。
それから本塗装といった具合で吹いていきます。
ボディ塗装で気を付けなければいけないのが、ほこりです。
ほこりがついてもその場で処理せず、乾いてから取り除き、うまくいけば綺麗に取れますが、下地が見えてしまった場合は再度塗装を行わなければいけません。
なるべくほこりがつかないように素早く正確に吹付作業を行うよう心掛けています。
パーツの塗分け
次に各パーツの塗分けです。
ブラック塗装をまとめて行いたいので、それを見越した上で逆算し、まずは内装のレッドから
塗装していきます。
内装色がブラックとレッドで、レッドが映えるよう、少し明るめのレッドを選んでみました。
ドアの内張、フロントシート、リアシートと順に塗装していきます。
塗り終えて塗料が乾いたら、レッドの部分をマスキングテープでマスキングをし、残った部分にブラックを吹く準備をしていきます。
細かい部分をマスキングをする上で気を付ける事としては、広い面積の部分は太いマスキングテープ、小さい面積の部分は細いマスキングテープで調整することです。
テープを貼り終えたらタミヤのデザインナイフでカットしていきます。
こちらの内装に関しては境目がはっきりしていたのでマスキングテープのカット自体は非常にやりやすかったです。
マスキングテープをカットし、それでも隠せなかった部分、特に曲がった部分やマスキングテープの合わせ目部分等にマスキングゾルを塗っていきます。
使用したマスキングゾルはガイアノーツのマスキングコートRで、細めの筆を使用し塗りました。
マスキングゾルが乾いたらエアブラシでブラックを吹いていきます。
使用した塗料はタミヤのセミグロスブラックです。
まずはマスキングを終えたリヤシート。
塗り残しがないように角の部分から吹き始め、次にシート裏、最後にメイン部分を吹くと塗り残しが無くなるかと思います。
次に内装のギアボックスやフロアマット、リアマット部分を塗装していきます。
フロアマットやリヤマット部分は塗分けるべき箇所ですが、ディスプレイした際に見えなくなる部分ですのでブラックで統一していきます。
次にダッシュボード、トランクマット、内張、シートを塗装していきます。
マスキングはしっかりやりましたが、念のため滲んではみ出さないよう少量ずつ、神様に祈るように吹いていきます。
こちらも塗分けるべき箇所ですが、ディスプレイした際に見えなくなる部分ですのでブラックで統一していきます。
ホイールの筆塗り
次にホイールを筆塗していきます。
今回のホイールですが、メッキ部分はそのまま生かし、エナメル塗料のセミグロスブラックを筆塗りしていきます。
塗料が乾いたら、エナメルの薄め液を綿棒につけたものではみ出した部分を拭き取っていきます。
デカールを貼っていく
次にデカールを貼っていきます。
クリアー塗装をする前に、各指定部分に貼っていきます。
まずはモトコンポから。次にボディ部分。古いキットなのでデカールが傷んでいますので、千切れないように慎重に貼っていきます。
下回り組み立て
次に下回りを組み立てていきます。本来であればマフラー部分等を塗分けるべきですが、こちらも見えなくなる部分なので割愛します。
ランナーからパーツを切り離し、説明書の指示通り組み立てていきます。
この手のタイプの足回りは、舵切りの為のパーツを組み立てる際に多少パーツに負荷をかけなければいけませんので、折らないように慎重に組み立てていきます。
接着剤はタミヤの流し込みタイプと普通のタイプのものを使い分けて接着します。
接着したら緩めの洗濯ばさみで接着したパーツを挟み、しっかり接着するよう固定します。
内装組み立て
次に塗料が乾いた内装パーツを組み立てていきます。こちらも説明書通り順番に組み立てていきます。
まずはリヤトランク部分から組み立てていきます。
シャシーとトランクパーツの隙間に接着剤を流し込み固定。
次にシート、シフトノブを接着、ハンドル、ダッシュボードの組み立て。
なんとか綺麗に塗分けることが出来たシート。綺麗に塗分けが出来るとシャープにまとまり気持ちいいですね。
内装パーツは細かく細いパーツが多いので折れないよう注意しながら組み立てます。
組み立てたシートは洗濯ばさみで挟み固定します。
ホイール組み立て
次に塗料が乾いたホイールにタイヤをはめていきます。
このシティのホイールはおそらく12インチくらいでしょうか、小さいサイズでかわいらしいですね
4つのホイールにタイヤをはめたら、組み立てに必要なポリキャップをピンセットでホイールにはめていきます。
ボディ加工
次にボディの加工を行っていきます。
この年代の車は鍵穴がボディー表面に出っ張っていますので、それを虫ピンで表現するために0.6ミリの穴をあけていきます。
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