開封の儀
TAMIYA HONDA CITY TURBO早速作っていきます。
まずはパーツの確認です。
1981年末に誕生したHONDA CITYにこのTURBOバージョンが加わり、1200ccという小排気量でありながら、100馬力という当時としては驚くべき高性能な仕上がりになった、HONDA CITY TURBO。
このキットにパッケージングされているパーツでは、ターボバージョン専用にチューンナップされた足回り、ボンネットのパワーバルジ、ハニカム形状の非対称グリルとフォグランプを埋め込んだ大胆なエアダムスカート、室内はアナログ式のタコメーターの中にデジタル表示のスピードメーターやブースト計、パーツ点数は少ないものの、付属のかわいらしいモトコンポ等も付属されていたりするなど、タミヤの技術により、初心者の方でも楽しんで作れるような、精巧なパーツパッケージとなっており、
説明書を熟読
次に説明書をみていきたいと思います。
説明書を見てみると作業工程が12項目。
組み立て手順としては、一番初めにモトコンポの組み立てから始まり、2番がホイールの組み立て。3番がフロントサスペンションの組み立て。4番がリアサスペンションの組み立て。
5番が金具の配線。6番がモーターの取り付け。5番6番はモーターで走行させる場合の組み立てになりますので、ディスプレイする際には不要な作業になります。次に7番がリアシートの取り付け。8番がダッシュボードの組み立て。9番が内装部品のとりつけ。10番がウィンドウの取り付け。11番が外装部品のとりつけ。12番がシャシーの取り付け。以上が作業工程となります。
スジボリとPカッターと私。
次にスジボリを行っていきます。
使っている工具はタミヤのPカッター2で
個人的にはスジボリに使いやすく重宝しています
完成度を高めるにあたり、このようにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為
非常に重要な工程なので丁寧に深く掘っていきます
といっても、あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になってしまったり、プラスチックが貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチで3~5往復を目安にしています。
スジボリ失敗!その処理方法は?
今回はスジボリの際にスジ以外の部分にはみ出してしまい、傷をつけてしまいましたので、その箇所をパテで埋めていきます。
使用するパテはタミヤのホワイトパテでラッカータイプのものを使いました。
粘度が高めのパテとなりますので、少量ずつ薄く傷を埋めていきます。
24時間程度乾燥させたのち、クレオスのMr.ポリッシャーPROで整えていきます。
実車のような仕上がりに少しでも近づける事が出来るよう、同時にパーティングラインも処理していきます。
このキットはバンパー部分とボディ上部に縦のラインが入っているので丁寧に仕上げていきます。
ブラックとシルバーにパーツ分け
次に大まかなパーツ分けをしていきます
車の部品に使われている主なパーツはブラックとシルバーで構成されていてそれはプラモデルも同じかと個人的には思っています。
効率を上げる為にここでブラックに塗装するパーツとシルバーで塗装するパーツをわけていきます
モトコンポに関しては成形色であるイエローをそのまま生かし、直接クリアーを吹いてから仕上げていこうと思います。
ボディなどの下地処理
塗装をする前のサフェーサーを吹いていきます。
下地処理といわれているもので、今回のホンダシティはボディカラーをブラックにしますが、傷チェックの為一度ホワイトサフェーサーを吹いていきます。
本来であればエアブラシを使用し吹付作業を行っていますが
今回もスプレー缶のサフェーサーが沢山あまっていたのでスプレー缶での吹付作業になります。
早く在庫を処理しエアブラシでサフェーサーを吹くようにしていきたいところです。
スプレー缶は塗料が一度にたくさんでるので吹き付ける際には注意が必要です
持ち手の左から右へ素早く吹き付けるよう心掛けています
薄く重ねて吹き付けるとむらのない仕上がりになるかと思います。
また寒い場所に保管していたスプレー缶は手に持った際に温度が上がりスプレー缶の中に結露が溜まってしまいます
その状態で吹き付けるとだまになってしまう場合がありますので
吹き付ける前に常温にし良く振ってから使うようにしています
また室内での吹付作業は、臭いが充満してしまうので、吸い込みが強力な塗装ブースなどを設置し充分換気をしながら行うとよいでしょう。
僕が使用している塗装ブースはタミヤペインティングブース2で、吸い込みパイプを加工し使用しています。
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