【制作】1/24 TAMIYA NISSAN FAIRLADY Z DATSUN280ZX part2

1/24 TAMIYA NISSAN FAIRLADY Z DATSUN280ZX

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ボディ塗装

今回はボディ塗装から行って行きますが、130Zに用意されているボディカラーは、マンハッタンカラーのタイプですと、銀/黒、銀/青、の2色が専用カラーとなっているようで、逆マンハッタンカラーといわれるタイプもあるようです。
今回はマンハッタンカラーであるボンネット周辺をシルバーに、それ以外を暗めのブルーで仕上げてまいります。

既に下地にグレーサフェーサーを吹き付けてありますので本塗装から行っていきます。
使用した塗料はタミヤのラッカー塗料でブライトシルバーとガイアノーツの青15号に隠し味にグリーンを少量混ぜ調色。

ボンネットとドア上部にブライトシルバーを吹き付けた後に、それ以外をマスキングしブルーを吹き付けました。
注意すべき点としては、シルバーの塗装ラインでしょうか。
メインとなるカラーなのでブルーとシルバーの境目はガタガタにならないよう、且つ綺麗な直線ラインで左右対称となるようにしっかりマスキングをし吹き付けを行いました。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

各パーツの塗分け

次に各パーツの塗分けを行って行きます。
まずはエアブラシを使いセミグロスブラックを吹き付けるパーツから。
ガイアノーツのエヴォブラックを使用し吹き付け。

続いてシルバー指定のパーツとなりますが、今回はエンジンなどの金属部分が多かったので、クレオスのスーパーアイアン2を使用し吹き付けました。
質感がとても素晴らしくネーミング通りの仕上がりに大満足です。

続いてホイールですが、こちらはリムの部分をプレミアムミラークロームで塗装、内部はフラットアルミで吹き付けを行いました。

次に内装パーツとなりますが、薄いブルーと濃いブルーのツートンで仕上げてまいります。
使用した塗料はクレオスのブルーグレーとタミヤのロイヤルブルーをそれぞれ順番に吹き付けていきました。
塗分け時のマスキングに関してはむずかしい箇所は特になくスムーズにマスキングが出来ました。

続いてエンジンパーツであるエアクリーナーとバッテリー上部をブルーで塗分けていきます。
不必要な箇所はマスキングをし吹き付けました。

次に筆を使用した塗装に移ります。
まずはバッテリーの側面、各タンク類をホワイトで塗装。

続いてゴールドを使用し、ラジエーターキャップや電装部品などを塗分けました。
タペットカバー付属部品の箇所は4アーティストマーカーのゴールドを使用し塗分け。

次に内外装部分のクロームシルバーで塗装指定された部分を塗装していきます。
こちらは伸びの良いエナメル塗料を使用し塗装。

最後にフラットブラックで塗装指定のパーツを塗装していきます。
このように重ねて塗装をする場合、自身が心掛けていることとしては、薄い色から塗装を行い、最後にブラック系を塗装することです。
こうすることにより、ムラや透けが防止できスムーズに塗分ける事が出来ます。

デカールの貼付け

続いてデカールの貼り付けを行います。
このキット付属のデカールであるサイドの細いライン。
台紙ごとボディにのせ指で少しずつスライドさせ貼り付けました。
貼り付けたデカールに対し、優しく綿棒を転がし、デカールとパーツの間にある水分と空気を除去しながらフィットさせていきます。

車高調整と下回りの組立

次に車高調整を行って行きます。
今回はキット付属のホイールではなく、フジミのワタナベエイトスポークに履き替えるのと、車高も少し落とす予定です。
まずはツライチにするためホイールのオフセットをドリルで調整。

次にサスを1.0ミリ程カット。
全体の車高が下がりますので、他の箇所もそれに伴い加工が必要です。
まずはモールドされている部分を切り取り、ピンバイスでストラット上下とステアリングラックエンド部分に対し、2ミリのアナを開けていきます。

穴をあけたらそこに2ミリのステンレスロッドを入れ支柱を新設していきます。
ステンレスロッドのカットはワイヤーロープカッターを使用しカット。

同じくシャシー側にも穴をあけ各パーツを取り付けました。
ホイールを組み付け車高調整は完了。

残りの下回りパーツである、ミッションやマフラー等を取り付けていきます。

エンジンの組立

次に塗装が乾いたエンジンパーツを組み上げていきます。
塗装さえ終わってしまえばこっちのもの。
あとは完成まで突き進むのみです。
このキットのエンジンは上部のみ再現されていますが、きちんと塗分けを行えば十分見栄える事の出来るエンジンルームになると感じました。
L28型エンジンが搭載されたこのエンジンルーム。
過去に何度も作ったこのキットですが、ここまで上手に出来たことはありません。

ここまでかっこよく仕上げることが出来るのであれば、もっと上を目指したくなりますね。
例えば自身にもっとテクニックがあれば、エキゾースト部分をスクラッチしたり、パーピングの再現などにも挑戦するなど、よりリアルに仕上げられるようレベルアップしていきたいところです。

内装の組立

最後に内装を組み立てます。
塗装を終えた内装パーツはこんな感じ。
ツートンに塗分けることでメリハリがつき、スポーツカー然りな内装になったかと思います。
当時のカタログを拝見するとダッシュボードだけはブラックで統一されているようですが、これはこれでかっこいいので良しとします。
リアシート、フロントシート、シフトノブにサイドブレーキを取り付け、最後にダッシュボードを接着し内装の完成です。
旧車の味として、シフトノブは木目調に塗装をしてみました。
木目調塗装の手順としては、シフトノブ部分にエナメルシルバーをまだら模様になるよう雑に筆塗。
塗料がかわいたのちアクリル塗料のクリアーオレンジを上から重ね塗りしていきます。
なんだかキャンディー塗装の手順に似ていますね。
木目調の表現に関してはまだまだアップデートする予定でございます。

本日の動画はここまで。
次回は完成までをお届けする予定です。

本日のブログは以上となります。
本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

■使用機材など

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