「再販確定!?タミヤの初代ソアラをパカパカさせていく」

1/24 TAMIYA TOYOTA SOARER TURBO 2000VR

1/24 TAMIYA TOYOTA SOARER TURBO 2000VR part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回はレアなキットを作っていきます

それはタミヤの初代ソアラ!2000VRというこれまた希少なグレードです

ノーマルフォルムでドアをパカパカさせつつ完成を目指したいと思っており、今回はドアの開閉加工などを盛り込み動画にしてみました

早速ソアラがどんな車なのか調べていきましょう

初代ソアラとは?

初代ソアラのデビューは昭和56年2月27日

ボディ形式は、ノッチバック2ドアハードトップ1種類。

強く傾斜したウインドウ、しぼり込まれたノーズ、バンパーと1体のフロント・エアダムスポイラーにはね上げたダックテール、さらに異形角形ヘッドランプ、プレスドアなどによって段差の少ない、なめらかなボディ表面などが特徴です

このボディに組合わされるエンジンは2種。

直6、2.8リッターの5M-GEU型と2リッターSOHCの1G-EU型で、共に電子式燃料噴射を採用。

エンジンと各種装備によるバリエーションは、最高級車種となる2800

GTエクストラ以外に、2800GT、2000VX、VR、VII、VIの6車種。

インテリアではデジタルメーターが話題になりました

発表と同時に発売されたソアラは、その人気が続く中、2000VRターボが投入されました。

エンジンは、ターボチャージド直6、2リッターのMーTEU型

ツインセンサー付ノックコントロールシステムを備え、低回転からもパワフルな加速力を持つことに。

シャーシは、2.8リッター・ソアラと同じ内容とされ、サスは強化型に

ブレーキも全輪ベンチレーテッドディスクとなっています。

当時の最新技術を駆使して生み出されたソアラは、単に速いだけではない、快適でゆとりある高速走行を可能とした高性能スペシャリティーカーとして、自動車ファンのあこがれを集め続けることとなりました。

仮り組み

早速まずは仮組みから

キットはソアラデビューと同時に発売されたものなので40年以上前のもの

当時のタミヤスポーツカーシリーズで展開された、モーターライズ専用のシャシーや足回りの機構となっています

足回りは前後ポリキャップを使い、フロントはホイールにピンを差し込み固定するタイプ

リアはシャフトで固定するタイプです

構造はシンプルなので車高調整はサスをカットしピンを埋め込む作業、リアはシャフトを通す穴の位置を変えてあげるなど簡単にできるかと思いました

前後のライト類はリフレクターがしっかり再現されているので、とてもリアルで端正な仕上がりが期待できそうです

何十年も前のキットということもあり、バリなどは現代のキットと比べると多々ありますが、しっかり調整していけばかっこいいソアラがお出ましすること間違いなしでしょう

近々再販されるという噂もありますので、まずはしっかりノーマル仕様で仕上げていきたいと思います

ドア開閉加工その1

ノーマル仕様と言ってもドアは開閉していきますので、加工をしていきます

左右のドアに対し超硬ブレードでスジを入れていきます

何度かスジを入れていくと穴が空いてきますので、角以外を貫通させたら、エッチングソーでカット

サンルーフも採用していくのでカットです

カットした部分は荒れているのでペーパーヤスリで均し、更にドアのフロント部分は開閉部分となるので薄くなるようデザインナイフで調整しておきます

ボデイ側ではドアの受けを設置していきます

0.5mmのプラ板をカットし指で扱いて形状を作り接着

開口部は内張との隙間ができてしまうので、実車に沿ってプラ板で形状を作っていきます

プラ板をカットしシアノンで強化接着し完了です

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スジ彫り

次にスジ彫りを行って行きます

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、刃は0.15mmと、0.2mmを使い分けています

用途としては、0.15mmの刃は全体的な使用、0.2mmの刃はドアやボンネットなどの開閉部分に使用しています

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、シャープさが欠けてしまうので、しっかり丁寧に彫っていきます

といってもスジを深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5往復を目安に

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他の部分との差を明確につけるため、0.2mmの超硬ブレードを使い太めのラインにし、リアルさを意識しながら、丁寧に彫っていきます

パーティングライン消し

続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地としてガイアのーつのエヴォブラックを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります

吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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