1/24 OTAKI MAZDA FAMILIA XG SPECIAL part1
みなさんこんにちわ
制作の過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回は古シリーズ!
ということで、大阪で発掘してきたオオタキ製のファミリアを制作していきます。

実はオオタキのキットを作るのは今回が初めて。
どんな作りになっているのか、今からワクワクです。
動画では仮組みでキットの状態をチェックしながら、各部の調整や塗装前の下準備を進め、最後は下地塗装まで行いました。
昭和の香り漂う古キットならではの魅力やクセもたっぷり登場しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは、いってみましょう!
ファミリアXGとは?

まずは車の知識を深掘り
ファミリアの名前の由来はラテン語で「家族」を意味するfamilia(ファミリア)。
家族みんなで気軽に乗り出せるファミリーカーというコンセプトのもと、1963年に初代がデビューしました。
そして1980年6月、5代目となるBDファミリアが誕生。
この5代目こそが、ファミリア史上最大のヒット作となりました。
最大のトピックはマツダ初のFF化。
エンジンを横置きに搭載することで広い室内空間を実現し、フロント・リアともに独立懸架の「SSサスペンション」が高い運動性能を生み出しました。
最上級グレードのXGには、当時クラス初となる電動スライディングルーフを標準装備。
ウェッジシェイプの精悍なボディに鮮やかな赤。
「赤のXG」は時代のシンボルとなり、80年代のサーフィンブームとも相まって、ルーフにボードを積んだファミリアは「陸サーファーの必須アイテム」として社会現象を巻き起こしました。
その実力は第1回日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞が物語っており、デビューからわずか27ヶ月で100万台を達成。
WRCモンテカルロラリーでのクラス優勝など、モータースポーツでも活躍を見せ、その技術は後継モデルへと引き継がれ、BF型の4WDターボでWRCを制覇。
現代でいうMAZDA3へと続く、マツダの礎を築いた一台です。
それではさっそく作っていきましょう。
仮り組み
それでは仮組みです。
今回使用するキットはオオタキから発売されたマツダ ファミリア XG 改造車バージョン。
オオタキは1960年代から活躍した国産プラモデルメーカーで、当時の旬なクルマをスケール豊かにキット化していたことで知られています。
残念ながら現在は廃業しており、このキットも今となっては入手困難な絶版品。
改造車バージョンの名の通り、スポイラーやエアロパーツが付属した仕様となっており、赤のXGブームに沸いた当時の空気感が漂う、なんとも贅沢な内容です。
まずは足回りの組み立てから。
タイヤとピン式のホイールを組み合わせ、シャシーへと取り付けていきます。

ホイールのピン部分は昔ながらのトンカチでコンコン叩いて固定させるタイプ
毎回これやってよくお母さんに怒られた人は一人はいるはず
アーム類など下回りのパーツも順に組み付け、シャシーの形が見えてきたところでいよいよ内装へ。
シートはレカロ製も付属していてさすが改造車バージョン。
ダッシュボードは2分割式で塗装しやすそうです。
それぞれシートやダッシュボードなど、室内のパーツをひとつひとつ組み上げていきます。
ボディにウィンドウパーツをはめ込み、フロントグリルや外装パーツを組み付けると、ひと目でファミリアとわかるそのシルエットが浮かび上がりました。

フロントマスクではリフレクターがついていますが、もう少し似せることはできると思うので3Dで作ってみようと思います。
ドレスアップバージョンならではのサイドスカートやリアスポイラーとの合わせも確認し、完成イメージを固めていきます。
完成写真と照らし合わせながらバランスをチェックして、仮組みはここまで。








タイヤは作り直したいなあといったところです




スジ彫り
次にスジ彫りの工程に入っていきます。

今回使用しているツールは、タミヤ製のスジ彫り超硬ブレードです。
ブレードは0.15mmと0.2mmを使い分けています。
基本的には0.15mmのブレードを全体的なスジ彫りに使用し、
ドアやボンネットなどの開閉パーツには少し太めの0.2mmのブレードを使っています。
リアルな完成度を目指すためには、ボディ各部のスジをしっかり入れておくことが大切です。
そうしないと、塗装を重ねたときに溝が塗料で埋まってしまい、シャープさが失われてしまうんですね。
この作業は、塗装前の重要な下準備になります。
ただし、スジを深く掘りすぎると、不自然なシルエットになったり、最悪パーツを貫通・破損してしまうこともあるので、
軽いタッチで、各パート3~5往復程度を目安に丁寧に掘り込んでいきます。

具体的には、ドア、ボンネット、モールやバンパーの継ぎ目、給油口カバー、そしてウインドウモールの外側などを中心に、
スジを入れて、塗装に備えていきます。
パーティングライン消し

続いて、「パーティングライン」を削る作業に入ります。
プラモデルは、製造工程で金型同士を合わせて成形されるため、どうしてもパーツ表面に「パーティングライン」や「バリ」が発生します。
このラインを処理するかしないかで、最終的な仕上がりに大きな差が出るため、必ず取り除いていきます。
確認方法としては、パーツを手に取り、実際に指でなぞってみること。
特にカーモデルの場合、ボディを真上から見た時、左右対称に縦に走るラインが見つかることが多いです。
バンパー周辺は、特にパーティングラインが強く出やすいポイントなので、念入りにチェックします。
作業手順は、タミヤ製の320番ペーパーヤスリを使用し、水をつけながら丁寧に削っていきます。

このときの注意点は、実車に存在するボディのプレスライン(デザイン上のシャープな折れ目)を消してしまわないよう慎重に作業することです。
320番でパーティングラインを除去したら、徐々に番手を上げていき、最終的に1500番まで仕上げて、塗装に向けた下準備を整えます。
ボディの調整加工

次にボディの調整と加工です。
オオタキのボディは全体的にカチッとした造形で、古いキットながら各部のモールドもかなり良好な印象です。
ドアにはキーホールもしっかり再現されていますが、今回はより立体感のある3D製パーツへ交換するため、モールドはヤスリで削り落としておきます。
その後、左右のドアと給油口カバー、トランク部分に0.8mmのピンバイスで穴あけ加工を実施。

加工後は穴の周囲や断面が荒れてしまうため、再度ヤスリで形を整えながら表面を均していきます。
これでボディの調整と加工は完了です。古いキットですが、ひと手間加えることで完成時の情報量がぐっと増してくれそうです。
下地塗装

続いて本塗装をする前の下地処理としてガイアノーツのエヴォホワイトを吹いていきます
この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目指す場合には欠かせない重要な作業です。
パーティングラインを消すためにボディ表面を削ったり、ペーパーヤスリの跡が残ったりすることもあります。
そういった場合には、必ずサフェーサーを吹き付けて、各パーツ表面を滑らかに整えてから本塗装に入ることが大切です。
いかにこの下地の段階で、滑らかな表面を作り上げるか。
これが仕上がりに大きく影響します。
下地処理から滑らかさを意識しておくと、後の鏡面仕上げ工程での凹凸も少なくなり、磨き作業の時間を短縮できるので、最終的な効率もぐっと上がります。
もし吹き付け途中でホコリが付着してしまった場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いた後、再度サフェーサーを吹き直しましょう。
サフェーサーを吹き終えたら、パーティングラインや傷がきれいに消えているかを確認します。
表面が滑らかに整ったことをチェックして、次の工程に進みます。

今回はここまで!
次回はインテリア完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました。
