1/24 HASEGAWA TOYOTA STARLET KP61 (1980) part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はハセガワから新発売となったKP61スターレットの制作part2です
ハセガワ(Hasegawa) 1/24 ヒストリックカーシリーズ トヨタ スターレット KP61 S(3ドア) 中期型 1980 プラ…
動画の流れとしてはボディの塗装やパーツの塗り分けなどの塗装工程や、車高を上げる改造などをへてインテリアまで仕上げてみましたので、ぜひご覧ください
それではいってみましょう
ボディ塗装
まずはボディ塗装からです
中期型のKP61スターレットに当時用意されていたボディカラーはホワイトやシルバーなどのオーソドックスなカラーや、グリーンメタリックやブロンズにオリーブなど全部で9色が用意されていたようです
この中から今回はイエローをチョイス
使用したカラーは薄めのイエローを狙ってガイアノーツのレモンイエローを使いました
このカラーをガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行います
ボディ塗装の工程としては3つの工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使った塗り分けです
まずは下処理ですが、3Dで制作したスチールホイールとタイヤを紙やすりで均したり、先にボディカラーを塗装してあった内張にマスキングをしておきます
塗装では、ブラック関連の塗装から進行です
シャシーや足回りパーツ、マフラーやホイールなどのメタリック塗装の下地としてガイアノーツのエヴォブラックを塗装
足回りのシャフト類やアーム類は素材の違いでコントラストをつける意味も込めてツヤありのブラックで塗装
インテリアパーツは田宮のラバーブラックで塗装です
シートなどはいつもならファブリック部分を塗り分けていくのですが、今回はデカールがあるのでラバーブラックのみの塗装だけですみました
次にメタリック塗装
エンジンパーツやマフラータイコ部分はフラットアルミ
マフラーパイプ部分はスーパーチタン、エンジン側は焼鉄色
ホイールはスーパークロームで塗装です
塗分け(筆)
続いて筆を使った塗装です
この工程でもコントラストを意識しながら進行していきます
まずはメタリック塗料からとなりますが、フロントのブレーキキャリパーはメタリックグレー、ディスクサイドや裏面にはフラットブラック
ブラックで塗装したステアリングロッドのブッシュ部分にもフラットブラックを入れるなどこんな感じでコントラストをつけていきます
ダッシュパネルやオーディオ部分はエナメルのフラットアルミ
エアコンルーパーはセミグロスブラック
シフトブーツはフラットブラック
個人的には黒で塗装指示があるインテリアは、ラバーブラックで塗装し、部分的にセミグロスブラックを入れていくとコントラストが際立つような気がします
3Dで制作したホイールはセンターキャップにエナメルレッドを入れ、エナメル溶剤を含ませた綿棒でTの部分のシルバーを露出させていきます
他にもレッドは3Dで印刷したバックルパーツに
クリア塗料はオーディオ液晶部分にクリアオレンジ、シフトパターン部分にはクリアグリーンを入れました
車高を上げる改造と下回の組立
続いては下回りを組み立てながら車高を上げる改造をしていきます
まずは組み立てても問題ないパーツ、エンジンパーツにマフラー、スペアタイヤパーツなどをシャシーへ接着
フロントのストラットパーツにはディスクパーツを取り付けておきます
ちなみにこのスポーツグレードのSの足回りは固めに設定したハードサスを設定してあり差別化されていた様子
リア部分はコイル式サスパーツを組みたてていきます
さてここから車高を上げる作業です
仮組み時に車高が低いと感じていたのですが、レース車両のバリエーション展開を見据えてノーマルのキットが作られているからなのか、ダルマセリカの時もでしたけどやっぱり低いんです
ここはツンと爪先だったノーマル然りのフォルムに戻したい
ということで足回りを固定すパーツの接着面を2mm嵩上げしていきます
2mmのプラ板があれば良かったのですが、あいにく1mmのものしかなかったので、2枚重ね合わせ2mmとすることにしました
フロント、リア共にパーツ接着面にカットしたプラ板を接着したら、今度はパーツのダボがハマるように、それぞれ1.3mm~2mmのピンバイスで穴を開けていきます
ゴッドハンド(GodHand) クイックドリルビット(C) 8本組(1.1/1.2/1.3/1.4/1.6/1.7/1.8/1.9mm) GH-DBQ-8C 六…
組み付けはフロントからで、それぞれ調整したパーツを取り付けていきます
ボルトなどはシルバーで色を入れつつ進行
リアはショックパーツも高さが2mm上がるので、ダボをカットし、1.5mmのピンバイスで穴をあけ同じく1.5mmのシャフトを差し込み固定
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そのあとドライブシャフトや、リアの足回りパーツを順に取り付けていき、最後に燃料タンクを取り付け完了です
各パーツの取り付け部分の経がそれぞれ違うので、ピンバイスのドリル径は各種揃えておくとスムーズかと思います
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
インテリアパーツから貼っていきます
オーディオにはランプ部分、ダッシュボードでは塗装してしまったシルバーのパネル部分にデカールを貼り付けていきます
後から気づいたパネルデカールですが、ハセガワのこの手のデカールはいつもうまく張り込めないのでリスクヘッジに塗装と考えればOKでしょう
パネルのデカールはマークフィットを使い馴染ませていきました
デカールの位置をしっかり決めてマークフィットを塗布
納得するまで塗布、乾燥を繰り返し馴染ませていきました
シートのチェックデカールも同様
マークフィットでしっかり馴染ませていきます
ボディはイエローがさらに映えるストライプデカールを貼り付け
筆で水分と空気を除去
メーターデカールは貼り付けた後、レジンを流し込み、デカールの保護とメーターケースの再現としています
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
フロアカーペットからですが、ここはダイソーのフェルト生地ブラックを使います
大きさを測りカットしたら、リアから貼り付けです
FR車なので、センターが盛り上がっているので、そこから貼り付けていきます
センター部分は両面テープ、他はセメダインハイグレード模型用接着剤で接着していきました
次にダッシュボードを仕上げます
ハンドルステーには3Dのキーシリンダーを埋め込みます
ピンバイスで穴を開け取り付けたらハンドルを組み付けダッシュボードに接着
グローブボックス下には3Dで作った発煙筒を取り付け
フロアにはセンターコンソールとペダルを取り付けておきます
シートは3D製のベルトバックルを取り付けフロアに接着
最後に内張とダッシュボードを取り付け
これで大衆車らしくシンプルながらもおしゃれなシートでまとめられたインテリアが完成しました
足回りもしっかり決まって完成が楽しみすぎるスターレット
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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