1/24 AOSHIMA TOYOTA GR 86 ZN8 ’21 part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はアオシマアンバサダーとしての制作で、新発売のGR86の制作part2です
Part2ではよりリアルに見せる部分としてグリルを開口したり、エンジンルーム内に施すパイピングの準備などを収録しましたので是非ご覧ください
それでは早速行ってみましょう
ボディ塗装
まずはボディ塗装からです
現行モデルのGR86に用意されているボディーカラーはトヨタオフィシャルによると全部で7色
クリスタルブラックやアイスシルバー、オプションカラーではスパークレッドやホワイトパールなどがありますが、今回は10周年記念モデルとして限定販売されたフレイムオレンジのボディカラーに挑戦です
使用したカラーはタミヤのメタリックオレンジで、そのままだと少し赤っぽかったので、ホワイトをプラス
オレンジ9に対しホワイトが1といった具合で朝食し、ガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3つの工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
グリルとパイピングの穴あけ
続いてはこのキットをよりリアルにするための改造としてグリルの開口改造です
グリル全体を開口するのではなく、上部は衝撃吸収材があるので下半分を開口していきます
グリルパーツ裏面にはちょうど分割されているラインがあるので、そちらを目安にリューターを当てていきます
使用しているリューターはリトルーターで先端が丸型のビットを使って削りました
じわじわ削っていき、透けてきたらデザインナイフをぷすり
そうするとバリのような状態で、いい感じに表面に不要部分が飛び出してくるので、それらをピンセットで取り除きます
加工した部分はそれぞれアイガーツールの沼ヤスリで調整し綺麗に整え改造完了
バンパーパーツに合わせてみるとより映えますね
あとはエンジンルーム内に後ほどパイピングを行う予定ですので、真鍮線を差し込む箇所には0.8mmの穴を、リード線を差し込むバッテリーパーツなどには0.5mmの穴をピンバイスで開けていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使った塗り分けです
まずはエンジンルーム内の補器パーツの下地、シートのアクセントカラーの下地として、エヴォホワイトを吹き付けます
シートのアクセントはそのあとボディカラーと同じ塗料のオレンジを塗装
塗料が乾燥したらマスキングをし上からメッシュ部分の塗装としてラバーブラックを塗装
そのあとメッシュ部分をマスクし上からエヴォブラックを塗装しました
内張も同様で内側がラバーブラックで外側がエヴォブラック
下地にエヴォホワイトを入れた補器類はブレーキオイルタンクなどにはクリアイエロー、クーラントタンクにはクリアレッドなどを筆で塗装し、上からフラットホワイトを吹き付けました
ボディカラーが塗装されているエンジンルームは、上底部分が露出するようにマスキングしエヴォブラックを塗装
他にも下回りのパーツでシャシーや、メタリック塗装をするパーツの下地としてエヴォブラックを塗装です
足回りのシャフト類などはコントラストを意識しツヤありブラック
メタリック塗装ではブレーキローターがフラットアルミ
マフラーは太鼓部分がクロムシルバーでパイプ部分はスーパーチタンで塗装
ホイールはメタリックブラックで塗装しました
塗分け(筆)
続いては筆を使った細かい塗装です
エアブラシでは大きな部分、筆では細かい部分に色を入れていきます
まずはメタリック塗料よりエナメルのフラットアルミでシャシーにモールドされているマフラー、エンジン、デフパーツなどに色を入れます
インテリアのリングやペダル、エアクリボックスの金具はエナメルのクロームシルバーで塗装
インテリアパーツのドアノブのラインやコンソールのライン、ルーバーのサークルラインはなんとなくガンメタで塗装しカーボンもどきにしておきます
ナビやギアボックス、内張のコンパネにはピアノブラックとしてツヤありのブラックを入れます
足回りのブーツ類にはフラットブラック
エキマニパーツはメタリックグレー
補器類の蓋にはイエローを入れます
シートにはベルトバックルがモールドされていました
いつもなら3Dで制作したものを取り付けてから塗装するのですが、モールドされているのは地味にありがたいです
モールドされているならしっかり塗装で仕上げたいところ
バックルやハザードスイッチ、キャリパーにはレッドを入れました
エンジンやマフラー部分にはスミ入れ塗料ブラックでスミ入れをしリアリティUPです
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
キットのデカール内容としては車名プレートやエンブレム類はもちろん、メーターも2種類収録されておりお好みで制作できるのはアオシマならでは
先日アオシマの公式Xでも紹介されていましたが、ナンバープレートの数字などは、その車のストーリーを背景とし収録を決めているそうです
キット完成時にストーリー性を感じられるようにメーカーが手を差し伸べてくれるのは素晴らしいことですよね
ということで車名プレートやエンブレム、インテリアではメーターにナビ、コントロールスイッチ類のデカールを貼り付けます
スイッチ部分のデカールは形状に馴染むようマークフィットを塗布しながら進行しました
最後にメーターと車名プレートにレジンを盛り付けブラックライトを照射
ケースの再現とデカールの保護をしておきます
下回の組立
次に下回りの組み立てです
このキットにはローダウンパーツも収録されているので、車高はお好みで変更できます
今回はノーマルで組み立てていきます
説明書指定通り、塗装を終えたパーツたちを接着していくのみ
唯一ちょっと複雑だなと感じた部分はリアの足回りの組み立て方でしょうか
ブレーキディスクを固定するパーツを最初に取り付け、ガッチリ接着してからディスクパーツを取り付けた方が安定して組み立てられると思いました
接着シロもじっくり確認しながら、接着剤をどこにつけたら綺麗に仕上がるかをあらかじめ模索し組み立てに臨む方がいいかもしれません
ホイールとタイヤの組み付けは進行方向がしっかり示されているので、確認しつつ組みつけ完了です
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
最新のスポーツカーらしくブラック基調のインテリアですが、黒のカラーだけでも、ツヤあり、ツヤなし、半つやのカラーで塗り分けると面白いくらいメリハリの効いたインテリアに仕上がります
これはこれで最新モデルのキットの楽しみ方の一つかもしれません
フロアカーペットはダイソーのフェルト生地をカットしたもので、今回はブラックをチョイス
接着はセメダインハイグレード模型用接着剤です
センターコンソールにはシフトレバーにサイドブレーキを取り付けておきます
内張パーツはボックスと本体で2分割のパーツ構成になっているので、塗り分けがとっても楽でした
それらを組み付けていきます
シャシーにバスタブパーツを取り付けたら、組み上げたパーツたちを取り付けていきます
センターコンソールにシート、内張にダッシュボードを取り付けインテリアが完成です
助手席側には3D制作した発煙筒も取り付けリアリティUP
インテリアに赤があるだけでなんとなくメカニカル感が増す気がするのはプラモの時間だけでしょうか
ということで、今回はグリルを加工したり、こだわって塗り分けたりしたpart2でした
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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