1/24 AOSHIMA NISSAN LEOPARD 港303号 覆面パトカー part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回の動画はご制作依頼のアオシマレパードpart2で、ボディ塗装からインテリアの組み立てまでを収録しました
色味で悩みまくったボディカラーの調合や、インテリアの作り込みなどじっくり攻めてみましたので、ぜひご覧ください
それでは行ってみましょう
ボディ塗装
まずはボディ塗装から行ってまいります
港303号覆面パトカーのボディカラーは、前期型のゴールドツートン、302号はダークブルーツートンです
アルティマのグレードには4色、アルティマ以下のグレードには7色が用意されていました
今回はゴールドツートンなのでまずは色味を調べてみることに
ゴールドといっても黄色味が強いゴールドではなく、どちらかというと薄めのゴールドでしたので、タミヤのシャンパンゴールドをベースにガイアノーツのスターブライトプラスで黄色味を調整
隠し味にレッドを一滴垂らしてみました
そのあとツートンのシルバー部分を塗装するのでマスキングをし、シルバーを塗装していきました
シルバーはスーパークロームシルバーをベースにブラックで明るさを調整し、クリアブラウンを数滴入れ彩度を調整
少しブラウンがかったライトガンメタルを目指しました
共にガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3つの工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使った塗り分けです
パカパ化に伴いカットした内張はボディカラーで塗装した方をマスキング
シートは裏蓋の継ぎ目をpart1にて埋めたので、削って滑らかにしておきます
まずはブラック関連の塗装から
シャシーや足回りパーツ、マフラーやホイールなどのメタリック塗装の下地としてガイアノーツのエヴォブラックを塗装
足回りのシャフト類やアーム類は素材の違いをコントラストをつける意味も込めてツヤありのブラックで
カラーコーンはレッド塗装です
次にメタリック塗装
マフラータイコ部分と無線機はフラットアルミ
パイプ部分はスーパーチタン
ホイールはスーパークローム
で塗装です
続いてはインテリアパーツ
こちらはブラウン系で塗装
使用した塗料はベースにレッドブラウンで、マスキングを経てレッドブラウンに艶消しブラックを調合したカラーを塗装
ブラウンのツートンからに仕上げました
塗分け(筆)
続いて筆を使った塗装です
エアブラシの時の塗料の使い分けは同じくで
メタリック塗料からとなりますが、例えば下回りでは一体モールドになっているミッションケース部分やマフラー部分、ダッシュコンパネ部分はエナメルのフラットアルミ
フラットアルミ
ボタン部分にはエナメルのクロームシルバーを塗装するなど素材で色味を分けながら塗装をしていきます
ブラックの塗料は艶消し、セミグロス、ツヤありをそれぞれ使い分けます
ツヤありブラックは下回りではオイルパン部分やデフ部分、インテリアではシフトパターン部分
セミグロスブラックはダッシュボード内のルーバーなど
艶消しブラックはインテリアのペダルや無線機の一部分
アクリル塗料のクリアオレンジはコンパネない液晶部分、クリアレッドはカーテシランプ部分に塗装です
レッドは3Dで印刷したバックルパーツやハンドルのオーナメントに爪楊枝を細く削って色を入れました
ボタン類には例の爪楊枝でシルバーと4アーティストマーカーシルバーを使って色を入れていきます
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
まずは車名プレートから
キット付属のアルミプレートに貼り付けるのですが、このアルミプレートが地味に嬉しいんです
なんといっても嬉しいのがその薄さと素材
実寸のナンバープレートのような薄さとアルミ素材のリアリティはディティールアップに一役買ってくれています
ボディにはエンブレムを貼り付け
トランクオーナメントのデカールは磨いた後に貼り付けるので今はお預けです
インテリアではメーター部分とグローブボックスにエンブレムを貼り付け
綿棒と筆を使い空気と水分を除去しパーツに馴染ませていきました
メーター部分はレジンを流し込みブラックライトを照射
メーターケースの再現とデカールの保護をしておきます
下回の組立
続いては下回りの組み立てです
付属のホイールですが、こちらは向きがしっかりあるようでして、注意を払いつつ組み立てていきます
足回りはローダウンを選択指定ですので、説明書指定通りの組み立て方法で完了
フロントはスペーサーの取り付け位置で車高が選択できる仕組みで、リアはシャフトで固定するタイプで、ローダウンする場合は専用のパーツを接着し車高を調整できる仕組みになっています
前後ホイールを取り付けたら、足回りの残りのパーツとマフラーを取り付け下回りの組み立てが完了しました
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
まずはフロアカーペットから
塗装仕上げでもいいのですがせっかくご依頼いただいたキットですので、ダイソーのフェルト生地をカットし貼り付けていきます
カラーはブラウンをチョイス
採寸しカットしたらセメダインハイグレード模型用接着剤で接着し完了
リアのセンター部分は両面テープで貼り付け馴染ませました
ハンドルステーには3Dプリントしたキーシリンダーを取り付け、ダッシュボードに取り付けたらハンドルを接着
センターコンソールにはシフトノブにサイドブレーキに車内電話を取り付けます
シートには3Dプリントしたベルトバックルを取り付け
グローブボックスにはこのキットのチャームポイントの一つでもある、無線機に3D製発煙筒を接着です
最後にシートとダッシュボードを台座に取り付けインテリアが完成しました
内張はパカパ化に伴いドア側に取り付ける予定です
制作のご依頼を受けたキット
せっかくパカパ化をしてくれたのでインテリアもこだわって塗装し仕上げてみました
喜んでくれたらいいなと思いつつ今回はここまで
このキットのチャームポイントの一つでもある無線機
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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