「パテにむにゅっと!〜最新の車?関係ないぜ!〜」

1/24 AOSHIMA NISSAN LEOPARD 港303号 覆面パトカー

1/24 AOSHIMA NISSAN LEOPARD 港303号 覆面パトカー part3

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回はプラモの時間初めての制作依頼品である港303号レパードの制作パート3で、ボディの磨きからパカパ化したドアの仕上げを経て完成までを収録しました

持っている技術を詰め込み、当社比で、より丁寧にを心がけ完成まで漕ぎつけましたので是非ご覧ください

クリア塗装

まずはクリア塗装から

クリア塗装の工程は全部で3回

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ

2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき

2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えてます

3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けています

万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としてやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます

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研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます

クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています

このおうとつを消していく工程です

徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています

研ぎ出し工程としては3回の工程

1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます

艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ

2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い

それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます

鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます

2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です

鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です

鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります

シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周

表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます

1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周

3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます

万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ

バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます

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トップシェードなどウインドウの塗装仕上げ

次にウインドウの仕上げです

まずはパカパ化によりウインドウが分割されますのでサイドのドア部分をカット

超硬ブレードでスジを入れエッチングソーで分割しました

そのあと付属のマスクシールなどを使いマスキング

ボディはブラックを入れていくのでついでにマスク処理をしておきます

マスキングが終わったらエヴォブラックを塗装です

そのあとマスキングは剥がさず、フロント部分にトップシェードを入れたいので、曲線追従テープでマスキングをしクリアブルーを塗装します

まずは全体的に薄く塗装し、そのあとグラデーションをつけたいので、ルーフ部分が濃くなるように角を狙い、エアブラシの排出量を少なく調整しつつ塗装

これでグラデーションが完成です

トップシェードが終わったら全体的に薄めに調色したクリアブラウンを塗装し実車と同じような色味にしていきます

次はルーフ裏の部分を露出させるようにマスクしたら室内カラーと同じもので塗装

ルームランプにはシルバーを入れ、リアサイドのモールはセミグロスブラックを入れておきます

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ウインドウとドアの取り付け

続いてはウインドウモールの塗装から

ウインドウモール外周にすみ入れ塗料ブラックを入れたらエナメル塗料を含んだ綿棒ではみ出た部分を拭き取り綺麗にします

そのあと4アーティストマーカーシルバーでモールを塗装し、しっかり塗料が乾いたらモール内側に4アーティストマーカーブラックの腹部分を使い塗装

これでギラっとしたウインドウモールが完成です

塗装が済んだらボディとウインドウを合体です

次はパカパ化したドアを取り付けます

ボディにドアを仮止めしたら、ドア内側に仕込んだステーをフェンダー裏側に固定していきます

フェンダー裏側にエポキシパテを伸ばしたら、ステーを優しくパテに埋めていきます

埋め込んだらドアがしっかり開くかチェック

ステーの取り付け角度など調整しながら、スパチュラを使いパテでステーを粘土のように固めていきます

ドアがしっかり固定できたらクリアプラ板をカットしたウインドウパーツを両面テープで貼り付けていきます

そのあとpart1で位置を決めてあった内張を取り付け、ルームミラーも接着

ミラー部分はハセガワのミラーフィニッシュで仕上げました

ボディとシャシーを合体

次にボディを仕上げシャシーの合体まで

ヘッドライトリフレクターのフォグ部分にはクリアイエローを入れておきます

グリルはエナメルのセミグロスブラックを入れたあとエナメル溶剤を含んだ綿棒ではみ出た部分を拭き取りです

そのあとボディに取り付けです

ボディはサイドのメッキモールを仕上げます

ハセガワのミラーフィニッシュを0.7mm程度に細くカットしたものを貼り付けです

はみ出た部分はカットしつつ綿棒でしっかり馴染ませ完了

シャシーにはカットした内張パーツの残りを接着しボディとシャシーを合体します

仕上げ

最後に仕上げです

まずは細かいパーツを仕上げていきます

テールは塗装済みパーツで、3分割されているのでセメダインハイグレード模型用接着剤を使い接着していきます

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裏面からはシルバーを塗装し透け防止と発色アップ

縁は4アーティストマーカーブラックで塗装です

パトランプはシルバーを下地に塗装し、上からハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けたあと赤色パーツを取り付けました

車名プレートにはレジンを盛り付けブラックライトを照射し透明感を出します

マフラーエンドはスミ入れ塗料ブラックを入れておきました

そのあと取り付け開始

リアセクションでは車名プレートにテールマフラーを取り付け

フロントセクションではクリアパーツに車名プレートを取り付けます

グリルバッジはグリルにそのままデカールを貼り付ける指示でしたが、剥がれる可能性があるのでプラ板でバッジを新設し塗装後デカールを貼り付けです

サイドセクションではドアミラーと3D製キーシリンダーを埋め込みます

ルーフにはサンルーフを取り付け純正アンテナも塗装で仕上げます

ドアノブは4アーティストマーカーシルバーで塗装仕上げとしました

最後に残ったデカール類を貼り付けて、パトランプとアンテナを接着し、モデリングワックスで軽く磨き上げ完成です

完成

ご依頼いただきました、港303号完成です

いつもYOUTUBEをご覧になっている視聴者様からのご依頼で制作させていただきましたアオシマ製あぶない刑事のレパード

ご依頼通り車高はローダウンで、サンルーフやドアのパカパ化加工までをインストールし仕上げてあります

ご依頼いただいた際、「あぶない刑事」がご自身の心の支えになっていることを前提にわたくしプラモの時間をお選びいただいた事とても嬉しく思っております

大好きなプラモデルを夢中になって作った結果共感頂きご依頼いただいた経過は、自身でもとてもプラスとなり自信が湧き上がる思いでいっぱいです

キットは昔からある個体ではありますが、映画「あぶない刑事」の上映に合わせて新期間型でパーツが追加されたもの

劇中車のようにパトランプやカラーコーンに無線機などのインテリアパーツ、そしてデカールには銃で撃たれた痕、ユージとタカの特大シールがパッケージングされているなど、豪華特典山盛りのキットでした

車高も選択できますし、ボディシルエットの本物具合やメッキパーツで構成されたフロントに、組みやすさを考えられたテールパーツは、説明書通り組み上げれば手軽に実車のような完成品を手に取ることができます

制作動画を始めてすぐくらいに一度BBSを履かせたレパードを作っているのですが、ボディの色味部分だったり、ウインドウ関連の仕上げだったりで成長を実感できたように思える制作過程でした

どうかこのキットがご依頼者様が手に取り、ご自身の思いを馳せていただきますように

プラモデルが誰かの為になるなんてこんなに素晴らしいことはありません

あなたの思いをのせたプラモデルを作ります

たくさんのことを気づかせてくれたご依頼者様には感謝の気持ちをお伝えさせていただき今回はここまで

ご視聴いただきありがとうございました

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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