これ1本で丸わかり!新発売の楽プラハコスカを比較してみた

1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE 2000 GT-R

 1/32&1/24 AOSHIMA NISSAN SKYLINE 2000 GT-R

みなさんこんにちわ

今回はアオシマから発売されているスナップキット、スカイライン2000GT-Rの1/32スケールと新たに発売された1/24スケールをご提供いただきましたので、じっくり比較してみます

スナップキットが定着した昨今、アオシマの新たな提案としてホビーショーで発表された1/24スケールのスナップキット

その第一弾として今月発売されたのがこのハコスカです

先に販売されているお馴染み1/32スケールのハコスカも同時にご提供頂きましたので、制作時における違いや特徴にじっくり着目しお届けしていきます

まずはパッケージ内容の比較から

パッケージ内容比較

1/32

1/32の特徴はパーツ総数28点のお手軽モデルで新方式のシャーシを採用しており、選択式でローダウン仕様も組み立て可能です。何よりも魅力的なのは、塗装が不要な点です。

ボディ色はプラスチック材料の着色で再現されており、ツヤツヤの仕上がりが楽しめます。

また、お手頃価格もポイントで、キットの簡略化と1/32スケールとすることで実現しました。

さらに、はめ込み式を採用しているので接着剤も不要です。簡単に作れるので、初心者の方にもおすすめです。

1/24

1/24の特徴はこちらも接着剤を使わずに組み立てが可能です。

色分け成型とシールにより塗装も不要で、メタリックシールと同じ内容の水転写デカールも付属しています。

少ないパーツ数で高い再現性を誇り、2種類の車高を選択できるのも魅力です。

さらに、ステアリングが切れる仕様で、ディテールがよりリアルに仕上がります。

1/32と比べるとシャシーやボディ、インテリアパーツなど各部のモールドが鮮明です。リアレンズは塗装済みパーツとなっており、タイヤはゴム製です。

シート、シフトノブ、サイドブレーキが別パーツ化され、グリルやワイパーも別パーツとして用意されています

初回生産分には「展示台ペーパークラフト」が付属しており、作る、飾る、撮影する、投稿する、といった楽しみ方が広がります。

1/32スケールは手軽さと価格の面で優れ、1/24スケールはディテールと多機能さで魅力的

どちらも接着剤不要で、塗装も不要なので、初心者からベテランまで楽しめますのでご自身のスタイルに合わせて選択するのがベストだと思います

説明書比較

次に説明書の比較です

1/32

1/32の説明書は、まずボディにメタリックシールを貼り付ける工程からスタートします。

これは非常に簡単で、すぐに車の外観が完成に近づくので、モチベーションが上がりますね。

この初めのステップで美しいボディを完成させ、その後の組み立てがより楽しく進められます

1/24

1/24の説明書は足回りの組み立てからスタートします。

まずシャーシやサスペンションなど、車の基盤をしっかりと組み立てていくことで、安定感のあるモデルが完成します。

この段階で細部のディテールにもこだわりが感じられ、よりリアルな仕上がりを楽しむことができます

1/32スケールはボディから始めることで、初心者にも取り組みやすい構成となっています。一方、1/24スケールは足回りからスタートすることで、組み立ての基礎をしっかり作り上げることができ、完成度の高いモデルを目指せる流れになっていると思います

フルカラーの印刷もわかりやすく好印象が持てます

メタリックシール比較

次にスナップキットと言ったらメタリックシール

1/32

メタリックシールで全てのパーツのカラーリングが表現出来るおかげで塗装の心配も入りません

スナップキットの楽プラには必ずパッケージングされていて、楽ぷらの象徴とも言えるでしょう

1/24

今回発売された1/24スケールのハコスカにもそのテーマは継承されていますので、メタリックシールが付属しています

そしてなんと追加でメタリックシールと同じ内容の水転写デカールも付属しているので、いろんな楽しみ方ができます

1/32は小さいですが、視認性を高めるデザインが特徴で、各パーツへのフィット感も抜群

1/24の方は大きなスケールで細部まで精密に再現されており、スケールが大きい分扱いやすさも1/32スケールと比べると抜群にいいです

水転写デカールも付属しているのでさらに楽しみが広がると思います

ボディの組み立て比較

次にボディの組み立て比較です

1/32

スケールでは、ウインドウモールのシールはワイパーの形状に照準を合わせると貼りやすくなります。

また、オーバーフェンダーのシールもビスの位置に合わせることで簡単に取り付けられます。

パーツ点数が少ないにもかかわらず、本物そっくりなフロントマスクは至高の出来栄えです。

シンプルでありながらも完成度の高い仕上がりを楽しめます。

1/24

スケールではウインドウモールのモールドがしっかりしているので、シールの貼り付けがさらに簡単になっています。

工夫されたパーツ構成で、1/32よりもリアリティに溢れています。オーバーフェンダー、ワイパー、ドアノブは別パーツ化されており、取り付けも簡単で、1/32と比べると立体感が増しています。

さらに、リアテールは塗装済みパーツなので、スムーズに組み上げることができます。

パーツ構成が工夫されているので、よりリアルな仕上がりを楽しめると思います

下回りの組み立て比較

次に下回りの組み立て比較です

1/32

1/32スケールでは、シャシーのモールドは省略されていますが、構造は非常にシンプルです。

タイヤとホイールをはめ込んでシャシーに取り付けるだけで完成します。

ホイールを固定するシャフトはプラスチック製で、ステアリングを切ることはできませんが、車高はノーマルとローダウンの2種類から選択可能です。

手軽に組み立てられるので、初心者にもおすすめ

1/24

1/24スケールでは、シャシー内容のモールドがしっかり再現

マフラーもしっかり再現されているなど、塗装を加えることでさらに楽しめる要素があります。マフラーのタイコ部分は別パーツになっており、リアリティが増しています。

ステアリングを切ることができ、タイヤはゴム製でフロントにはブレーキシステムも再現されています。

リアのホイール固定は金属のシャフトで、車高はノーマルとローダウンの2種類から選べます。

往年のアオシマらしくスプリングでサスペンションを再現できると、さらに楽しい組み立て体験ができると思いました

インテリアの組み立て

次にインテリアの組み立てです

1/32

1/32スケールでは、スナップキットの代名詞である折りたたみ式のインテリアパーツが採用されており、簡単に組み立てることができます。

木目部分などもメタリックシールで再現されているため、リアリティは十分です。

手軽にリアルなインテリアを作り上げることができるので、初心者にも優しい設計です。

1/24

1/24スケールでも折りたたみ式のインテリアパーツは継承されていますが、シート、シフトノブ、サイドブレーキが1/32と比べて別パーツ化されており、さらにリアリティが増しています。

スケールが大きくなったことでメーターデカールも鮮明になり、細部まで再現されています。シートは斜めに嵌め込むことで、よりリアルな仕上がりになります。

ここも往年のアオシマらしく、たとえばオーディオパーツやスピーカーなどをオプションで盛り込んだらもっと楽しめると思いました

仕上げ

1/32

1/32スケールでは、ボディとシャシーをパチンと差し込むだけの簡単設計です。

最後にフェンダーミラーを取り付け、モデリングワックスで磨き完成です

1/24

1/24スケールでは、スケールが大きくなったことから、メタリックシールはシャシーとボディを組み合わせた後に一気に貼り込む方が楽です。

トランクのエンブレムは別パーツ化されており、立体感が増しています。

また、1/24スケールには1/32スケールには付属していないリアスポイラーが付属

ボンネットも別パーツとなっているので、エンジンを再現してみるのも面白いかもしれませんね

重厚感増し増しのボディ

こちらもモデリングワックスで磨き完成です

比較結果

いかがだったでしょうか

従来の1/32スケールは、手軽にハコスカを作りたい方にぴったりです。初心者の登竜門として、簡単に完成させることができるので、爆速で自己肯定感を高めることができます。短時間で満足感を得たい方におすすめです。

新発売となった1/24スケールは、色分けがしっかりされているのはもちろん、ダイキャストモデルに劣らないディティールと重厚感を楽しめます。

3度楽しめる点も魅力です。1度目はメタリックシールで素組み、2度目は塗装、3度目は水転写デカールの追加で仕上げ、さらに足回りの改造で4度目の楽しみが広がります。

それらを加味してもこの価格帯は十分納得できるプライス

これだけの多彩な楽しみ方ができるのでまずは手に取り気軽に制作を始めてみてはいかがでしょうか

きっと夢中になり時を忘れるはずです

今回はここまで

ご覧いただきありがとうございました

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