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ボディ塗装
配合比でいうとマイカシルバーが80%、シャンパンゴールドが20%ほどでしょうか。
ネットで見た暖かみのあるラックスシルバーをイメージしてみました。
今回はボディ塗装から行ってまいります。
使用した塗料は、タミヤのマイカシルバーとシャンパンゴールドを調色しました。
キットのモデルであるBMW325iM3に当時用意されていた純正カラーは、アルピンホワイトが2種類、ダイヤモンドブラックメタリック、ヘンナレッド、シナバレッド、ラックスシルバーの全6色がラインナップ。
ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。
塗分け(エアブラシ編)
次に各パーツに対し、エアブラシを使い塗分けを行っていきます。
メインの塗装箇所は内装パーツとホイールのメッシュ部分、マフラーで、まずは内装パーツのベースカラーから吹き付けを行います。
内装のカラーはタミヤカラーからダークシーグレーとジャーマングレーの2色に塗分けます。
濃い色のほうが隠ぺい力が強いので、順番としては、薄いほうのカラーであるダークシーグレーから吹き付けていきます。
続いて手元にカタログがなく、ネットの写真を見ながらとなりますが、塗装をした内装パーツに対してマスキングをおこなっていきます。
幅が広いタイプのものと幅が狭いタイプのテープを使い分けマスキングを行いました。
次にマスキングをしたパーツと残りの内装パーツに対しジャーマングレーを吹き付け、これで内装パーツのベースが完成。筆を使用し細部を塗分けていきます。
続いてはホイールとなります。
個人的にBMといえばBBSっしょ!それくらいBBS製のホイールが大好きで、自身が乗っていた5シリーズにも20インチのLMを履かせていました。
大好きなホイールですのでしっかり塗分けていきます。
リム部分は素材そのままのメッキ、メッシュ部分はシルバーになるよう、リム部分にマスキングゾルを塗り、タミヤのフラットアルミを吹き付けました。
塗分け(筆編)
次に筆を使用した塗分けを行っていきます。
主に内装パーツの塗分けとなり、使用したツールとしては、4アーティストマーカーと、ゴッドハンドの神筆シリーズとなります。
今回チャレンジした箇所として、ダッシュボードパネル内のそれぞれのボタンマークの表現。
いつもは4アーティストマーカーの先端でちょこちょこ塗っていたのですが、どうしてもオーバーサイズになってしまうので、先端が細くなっている綿棒を使い、塗装をしてみました。
サイズもちょうどよく表現でき大変満足。
今後のレギュラー入りが確定致しました。
重ねてハザードスイッチ部分と、エアコンの温度ラベルにレッドと、同じくエアコンの温度ラベルにブルーを差込み。
続いてテールライトやウインカーに対しクリアーオレンジとクリアーレッドを塗装しました。
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けとなります。
貼り付けを行った箇所は、フロントと、リアのエンブレム、ダッシュボードのメーター部分。
キット自体は十数年前に購入した、古いキットですので、デカールを一度天日干ししたのち、マークフィットを使用しながら貼り付けを行いました。
優しく綿棒を転がし、デカールとパーツの間にある水分と空気を除去しながらデカールをフィットさせていきます。
ダッシュボードのメーター部分に関しては、説明書の指定通りではなく、クリアパーツの裏面から貼り付けをし、メーターのガラス部分としてよりリアルになるよう表現をしてみました。
下回の組立
続いて下回りの組立を行っていきます。
事前に仮組をした際、車高は問題なく、あとは自分好みのツライチにするのみ。
キット付属の使わないパーツにスペーサーがあり、フロントの足回りはこのスペーサーで調整が出来ました。
リアに関しては、タイヤがかなり奥に入ってしまうので、こちらも調整を行いました。
手持ちのジャンクパーツから0.5ミリ程度のスペーサーを使用し組立。
何度か仮組を行い、スペーサーをヤスリで削り調整しつつ組立完了。
足回りがかっこよく決まるだけでテンションがワンランク上がる気がします。
それくらい完成した姿に影響を及ぼす箇所ですので、じっくりゆっくり納得がいくまで調整を行っていきます。
インテリアの組立
次にインテリアの組立を行っていきます。
塗装を終えたパーツ達はどしどし接着をおこなっていくのみ。
早く完成させたい…というはやる気持ちを抑え、じっくり組み立ててまいります。
まずはシフトノブや、ハンドブレーキ、ハンドル等を接着していきます。
組立を行っていて気付いたこととしては、合いが悪い。
わかっていたことですがとにかく合いが悪い。
この年代のこのキットは良くも悪くも、作り手側の想像力を豊かにしてくれ、綺麗に仕上げることが出来ると、なんだかレベルが一つ上がった気になってしまいます。
もし同じようにこのキットを組み立てるかたがいるとしたら、シートの取り付け、内張の取り付け、ダッシュボードの取り付け等どの箇所でも接着は必ず補強をしておいたほうがいいかと思います。
僕自身は愛用するセメダインハイグレード模型用接着剤で補強を行いました。
このセメダインハイグレード模型用接着剤は本当に優れモノで、溶剤を使っておらず、水性タイプの接着剤なので、パーツへのダメージもなく、接着剤がはみ出したりしても、簡単に綺麗に拭き取ることが出来ます。
また硬化しても透明なので、クリアパーツなども一切曇りません。
硬化後の接着度合いは結構強力なので、経年劣化で接着部分が取れてしまうという事故も少ないかと思います。
最後におまけで内装パーツのリタッチをし、今回はここまでとなります。
次回は完成までをお届けする予定です。
ご視聴頂きありがとうございました。
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